多忙な社会人が知るべき【独学】英語のおすすめ勉強法！

August 1, 2024August 17, 2024

英語を身につけて自分の世界を広げたい…。
英語を身につけてキャリアアップにつなげたい…。

そんな思いを持っている社会人は多いでしょう。

一方で忙しくて英語の勉強時間がとれない…と英語習得を諦めている人も同じくらい多いはずです。
もちろん全く英語学習の時間がとれないけど英語力アップしたい！というのは無謀な話ですが、正しく英語学習を行えば、忙しい社会人でもゼロから使えるレベルの英語力を身につけることができます。

この記事を読めば

社会人の英語学習でおさえるべき7つのポイント
効率的な英語勉強法
英語学習ツールとそれぞれのメリット

などがわかります。

英語を本気で身につけたいと考えている社会人は必ず最後までチェックしてくださいね。

忙しい社会人は効率が命！必ず押さえるべき7つのポイント

時間に比較的余裕のある学生と違い、社会人は仕事や家族の世話などで勉強時間がとりづらいことが多いものです。

だからこそ、忙しい社会人の英語学習は効率が命！

社会人が英語学習をする上で必ずおさえるべき7つのポイントをご紹介します。

①自分の目的に合った学習法を選ぶ

まずは英語を勉強する理由を明確にしましょう。

なぜなら英語学習の目的・目標によって、フォーカスしたい英語技能や覚えるべき単語・フレーズなどは変わってくるからです。

例えばTOEIC L&Rのハイスコアを目的にするなら、10000語レベルの「adherence（＝執着・固執）」といった単語を覚える必要があります。
しかし接客で使える英語を身につけたいという目的なら、この単語はまったく必要ありません。
接客で使える英語にフォーカスするなら高レベルな単語を覚えるより、接客でよく使われる表現を適切な発音・抑揚で話す訓練をしたほうが効率的です。

もちろん中学校レベルの英文法・単語力といった基礎的な英語力は、英語を勉強する目的に関わらず必須となります。
しかしまずは英語を勉強する目的を明確にし、それに合った勉強法で英語を学習していきましょう。

②ビジネス英語から学ぶ

キャリア形成の一環として、あるいは会議や商談で英語が必要な社会人は「ビジネス英語」から学び始めるのが◎です。

難しいと思われがちなビジネス英語ですが、ビジネスで使われる表現や単語は日常会話に比べ定型的なものが多いです。
使われる単語レベルも日常英会話が3000語～4000語レベルであるのに対し、ビジネス英会話は1500語レベル程度であると言われています。
さらに定型的表現が多いビジネス英語は、教材やオンライン英会話で学んだことが即実践につながるというメリットがあります。

またビジネス英語はフォーマルな表現が多いため、ビジネス英語から学ぶことで相手に失礼のない英語が身につくという点もメリットです。

③インプットとアウトプットの両方をバランスよくおこなう

英語学習を行うときは、インプットとアウトプットのバランスには気をつけましょう。

なぜなら単語や文法といった英語知識のインプットなしでアウトプットを行うことはできませんし、インプットをしても話したり書いたりといったアウトプットができなければ使える英語とは言えないからです。

インプットとアウトプットの基本バランスは3:7。
インプットの倍はアウトプットするイメージで英語学習を進めていくのがおすすめです。

ただし中学レベルの英語もあやふや…といった英語初心者は、まず基本的な単語・文法をしっかり学習してから徐々にアウトプットを増やしていきましょう。
中学校レベルの英語力なしにアウトプットトレーニングをしても、ほとんど口から何も英語が出てこず効率が悪いからです。

④スキマ時間で学習する

社会人と学生が英語学習を行うときの大きな違い。
それは学習に使える時間が社会人の方が限られているということでしょう。

忙しい社会人が英語を身につけるには、とにかく時間を効率的に使うことが重要になります。
時間がないために英語学習が続かないという人でも、5分10分といったスキマ時間なら見つけられるはず。

出勤時の電車内で英語の長文を読む
お昼休憩のとき10分を単語学習にあてる
寝る前の時間をシャドーイングトレーニングにあてる

などできるだけスキマ時間で学習する癖をつけてください。

学習の質を上げることで効率的に英語力を上げることはできますが、それでもある程度の英語学習時間なしに英語を身につけることはできません。
スキマ時間を上手に活用し、英語に触れる時間を増やしていきましょう。

⑤勉強時間を先に決める

英語学習が続かない…
三日坊主になってしまった…
そんな苦い経験がある人は多いのではないでしょうか？

忙しい社会人の場合、時間ができたら英語学習をしよう、まとまった時間ができたら英語に取り組もうといったスタンスはNG。
意識的に時間を作らない限り「まとまった時間」が空くことは社会人の場合なかなかないからです。

1日に何をどのくらい勉強するのかあらかじめスケジュールを作り、英語学習を毎日のルーティンの中に組み込んでください。
そうすることで「時間があったら英語学習をする」から「毎日英語学習をする」のが当たり前になっていきます。

またアプリを利用して勉強時間や内容を管理するのもおすすめです。
毎日の学習内容を把握しやすくなりバランスよく英語学習が進めていける他、勉強時間の積み重ねが可視化されモチベーションにもつながります。

⑥学習時間ではなく質にこだわる

どれだけ長時間英語学習を行っても、ただ単語を眺めたり書いているだけでは意味がありません。

15分単語・文法学習を行った後は、30分間学んだ単語を使ってライティングやスピーキングトレーニングを行ったりと、インプットとアウトプットのバランスを意識し「質の良い英語学習」を行っていきましょう。

リスニング力を上げたいならシャドーイングやディクテーションを行う、発話力を上げたいなら瞬間英作文を行うなど、伸ばしたい英語技能に合わせいくつかの英語学習メソッドを取り入れるのも◎ですよ。

また学習に用いる学習教材のレベルも非常に大切です。
簡単すぎても負荷が低く英語力が上がっていきませんし、難しすぎても単語を調べたりすることに時間がとられ効率が悪いからです。
リスニングなら1度聞いて7割程度理解ができるものを選ぶなど、適切なレベルの教材で学習をすすめましょう。

さらに定期的に学習内容を見直し、自分の英語力の伸びに合った適切な方法・教材レベルで学習できているかもチェックしてください。

⑦1日15分でも継続することを目標にする

英語を身につける上でもっとも難しいこと。
それはリスニングでもスピーキングでもなく、「英語学習を継続すること」と言って良いでしょう。

効率的に英語を学習する方法はありますが、それでも1ヶ月2ヶ月でネイティブのような英語が身につくわけではありません。
そのため英語力の伸びが感じられず、目標達成の前に英語学習をやめてしまう人は非常に多いです。

また社会人の場合仕事や家庭での役割などで忙しく、空いた時間があれば英語を学習するよりも休息したい気持ちになることも多々ありますよね。

ですが英語習得において大事なのは「継続」です。
とにかく数分だけでも良いので毎日英語に触れる時間を作ってください。
最初は参考書を5分開くだけでもOKです。
小さなことの積み重ねで英語学習時間は増えていきますし、英語力も必ず伸びていきますよ。

社会人におすすめの勉強ツールと活用法

ここからは社会人におすすめの勉強ツールと活用法、それらを使用するメリットなどをご紹介します。
一昔前まで英語学習と言えば「参考書」といった本を用いたものが主流でしたが、現在ではアプリやYoutube、オンライン英会話など様々なツールがありますよね。
それぞれのツールの特徴などを知り、自分に合ったツールを英語学習に取り入れていきましょう。

短期集中！継続が苦手なら英語コーチング

英語コーチングは英語学習のプロから指導を受けながら英語学習を進めていく学習アプローチ方法です。
コーチは生徒の目標やニーズに合わせて学習プランを作成し、適切な教材や勉強法を提供します。
1人1人にカスタマイズされたやり方で学習がすすめていけるため、効率的に英語学習が可能です。
そのため独学よりも短い期間で英語力を向上させることができます。

また、コーチと二人三脚で英語学習を進めていけるため、モチベーションが続きやすいのも英語コーチングのメリットです。

短期集中で英語力を伸ばしていきたい人や、英語学習のやり方がわからない社会人に特におすすめです。

オンライン英会話レッスン

オンライン英会話レッスンは、その名前の通りインターネットを通じて世界中にいる英語講師からレッスンを受けるシステムです。
基本的には25分間のマンツーマンレッスンとなります。

オンライン英会話は通学の英会話より安い場合がほとんどです。
1万円台で毎日レッスン受講できるオンライン英会話スクールもあり、気軽にたくさん英語にふれられますね。
また基本的には自由予約制で時間の融通が効くのも、忙しい社会人にとっては嬉しいポイントです。

多くのメリットがあるオンライン英会話ですが、私は中級者以上におすすめします。
初心者の場合単語や文法が十分ではないため英会話が成り立たず、レッスンを受講してもあまり意味がないことが多いからです。
貴重な時間とお金を無駄にしないためにも、いきなり英会話スクールに通うのではなく基礎学習をおこないましょう。

多忙な社会人が英語学習を継続させる方法

多忙な社会人にとって英語学習を継続させることは決して簡単ではありませんよね。
では一体どうすれば継続ができるのか？続いては忙しい社会人が英語学習を継続させる方法を見ていきましょう。

期限を決める

英語力アップの教材を探す前にやるべきこと
それは

英語学習の目標をたて、期限を決めて英語学習を進めること

です。
なぜなら目標をたて期限を決めることで、やるべきことが自然と明確になるからです。

例えば1年後に「英語でスムーズに商談できるようにする」という目標を立てたと仮定しましょう。
まずは現在の自分の英語力を鑑みて、そこに至るまでにどの程度語彙力などをつける必要があるかなどを考えます。
そして必要な英語力をつけるための方法を考え、1年→半年→3ヶ月→1ヶ月→1週間といった単位で目標を細かく設定していくのです。
そうすることで具体的に今何をすべきかがはっきりとわかり、勉強しやすくなります。

またTOEICや英検などの英語試験を目的にするのもおすすめです。
英語力が可視化され、目標に具体性が生まれます。

学習内容を固定＆ルーティン化する

英語学習を継続するために、英語学習を習慣化し毎日英語学習をすることを「当たり前」にしていきましょう。

学習の習慣化で大切なのは、学習方法の固定化とルーティーン化です。

もっと具体的に言うと、毎日コロコロやることを変えるのではなく、基本のやることを1～2個決めてそれを毎日続けていきましょう。
例えば夜寝る前に単語帳を開き1日10個単語を覚える、出勤中の電車の中で英字新聞を読むなど、毎日の学習方法および学習時間を固定化するのです。
そうすることで英語学習が、歯磨きを毎日するような「やって当たり前」の行為になっていきます。

切磋琢磨できる勉強仲間を見つける

英語力が伸び悩んだときなど、一人で英語学習をしているとモチベーションが下がりがちです。
そんなときは英語習得という同じ目標をもつ学習仲間を見つけ、競いながら励ましながら学習できる環境を作っていきましょう。

周りに英語学習者がいないのであれば、オンラインの英語学習コミュニティでも構いません。
自分と似た境遇の人と一緒に学ぶことでモチベーションも保ちやすくなりますし、効果的な勉強方法や英語学習に役立つアプリなど英語学習に関する情報交換をすることもできますよ。私が運営する英語コーチングスクールのDES(Dana’s English School)でも生徒さんの日報報告や成果報告を確認できるようになっています。そのため、他の生徒さんの頑張りを見て英語学習を継続できている生徒さんが多いです。生徒さん同士でコメントし合ってモチベーション維持もしているのを見ると私も嬉しくなります。

英語を使う機会を自分でつくる

英語を学んだら、ぜひその知識を使う機会を積極的に作っていきましょう。
理想とするインプットとアウトプットのバランス3:7に近づけるという意味もありますが、それ以上に英語を実際に使うことで自分の英語の伸びが実感できモチベーションUPにつながるからです。

忙しい社会人なら、アウトプットの場としてオンライン英会話をおすすめします。
予約・キャンセルに融通が利くことが多く、またコースやレベルも様々で自分に合ったレッスンが受けられますよ。

学んだ単語が使えた！
相手にしっかり自分の言いたいことが伝わった！
そんな成功体験の積み重ねが自信へと変わっていきます。

継続が難しい人こそコーチングがおすすめ

英語学習のルーティン化に挑戦したりや英語学習コミュニティとのつながりも持ったりしたけれど、やっぱり毎日の英語学習が継続できない…。
独学での英語学習が難しいと感じる社会人は英語コーチングを利用しましょう。

英語学習の目標達成まで効率的に導いてくれるのはもちろんですが、モチベーションの面でもメリットが大きいです。
また英語学習をついさぼりがち…という人でも英語コーチングなら良い意味でコーチからのプレッシャーがあり否が応でも英語学習時間をとるようになりますよ。

さらに英語コーチングの場合、ゴールとそこまでの期間をしっかりと定めて学習を始めますから「いつまで頑張れば良いのか」がわかるのもポイントです。
ゴールの見えない道を走り続けるのとゴールがわかった状態で走るのでは、同じ距離でも疲れ方が違うもの。
ゴールが明確で独学より早く結果が出せる英語コーチングは、学習の継続に難しさを感じている人に非常におすすめです。

社会人の英語の独学勉強法についてよくある質問

最後に社会人の英語の独学勉強法についてよくある質問を見ていきましょう。

社会人から英語を習得するのは難しい？

社会人のほうが学生より英語習得が難しいと言われるのは、時間の融通が効かないことが多く英語学習の時間が十分にとりづらいからです。
英語を学ぶ能力の問題ではありません。

逆に言えば時間さえうまく使えれば、社会人になってからでも英語を習得することは可能だということです。

上記でご紹介した社会人におすすめの学習ツールや教材、学習のコツなどを参考に、時間をうまく使い効率よく英語力を伸ばしていきましょう。

英語初心者ですが、社会人から始めるなら独学じゃないほうがいい？

独学でも英語学習は可能です。しかし短期間でしっかり結果をだしたいなら、独学ではなく英語コーチングをおすすめします。
やはり1人1人に合わせてプロが組み立てたカリキュラムには無駄がなく効率的に英語学習ができますし、英語力の伸びもまったく違うからです。
また英語力ゼロから英語学習をスタートする初心者の場合、何から勉強して良いのかわからないことも多いもの。
英語コーチングなら迷うことなく英語学習を進めていけます。

最近はオンライン英会話の中にも、英語コーチング的要素を盛り込んだものが出てきています。
英語コーチングを受けるほどではないけれど、ある程度学習進捗管理はしてほしいな…という社会人におすすめですよ。

社会人の独学英語勉強法まとめ

忙しい社会人がゼロから英語を身につけるなら、時間の融通が効く学生とはまた違った学習アプローチや勉強法を用いることが必要です。

オンライン英会話を利用してアウトプットを増やす
アプリなどを利用してスキマ時間で単語を学習する
目標をもちモチベーションを上げながら英語学習に取り組む
独学では厳しいので英語コーチングを利用する

そんな工夫をしながら英語学習を進めていきましょう。

社会人になってからでも使える英語力は身につけられます。

今回ご紹介した英語学習を継続させるためのコツや学習ツールなどを参考に、ぜひ効率よく英語学習を行ってくださいね。

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