レストランで使える便利な英会話&接客フレーズ!
レストランで働いているけれど、海外からのお客様と意思疎通ができなかった…。
インバウンドの伸びが著しいなか外国人に接客する機会も増え、このような悩みを持つ人が増えています。
味や食感を表す語彙などレストランで使う表現は、一般的な英会話の知識だけでは対応できないことも多いもの。
レストランで使える接客フレーズや会話パターンをしっかりとおさえて、気持ちの良い接客を行えるようになりましょう。
レストランで使える英会話フレーズを、客側・接客側にわけてご紹介します。
実際の会話パターンもありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
スタッフとして接客するときの流れと使えるフレーズ
まずはスタッフとして海外からのお客様に対応するときに使えるフレーズです。
よく使われる表現をしっかりと記憶し、自信をもって対応できるようにしていきましょう。
電話で予約をとる際に使えるフレーズ
英語での電話対応が苦手という人は多いです。
しかしレストランの予約時に使われる表現はかなり定型的なもの。
しっかりと記憶しておくことで、落ち着いて対応できるようになりますよ。
電話で予約をとる際によく使う表現には以下のようなものがあります。
【電話予約の際の実際の会話例】
ウェイトレス: Good afternoon, thank you for calling [レストラン名]. How may I assist you today?
(こんにちは、[レストラン名]にお電話いただきありがとうございます。どのようなご用件ですか?)
客:Good afternoon, I’d like to make a reservation for dinner tonight.
(こんにちは、今夜のディナーの予約をしたいのですが。)
ウェイトレス: Certainly, may I have your name, please?
(承知しました。 お名前をうかがってもよろしいでしょうか)
客:My name is John Smith.
(私はジョン・スミスです。)
ウェイトレス: Thank you, Mr. Smith. When would you like to book your table?
(ありがとうございます、スミスさん。何時にご予約されますか?)
客:Around 7 pm, if possible.
(可能であれば午後7時ごろです。)
ウェイトレス: For how many people would you like to make the reservation?
(何名様で予約されますか?)
客: It’s for four people.
(4名です。)
ウェイトレス: I’ll check the reservation book. Please hold on for a moment.
(予約簿を確認しますので、しばらくお待ちください。)
~予約票を確認する~
ウェイトレス: We have availability for 7 pm
(7時に予約可能です。)
客:Great, please go ahead with the reservation.
(良かった。それでは予約をお願いします。)
ウェイトレス: Could you provide me with your contact phone number, please?
(連絡先の電話番号を教えていただけますか?)
客: Sure, my phone number is 123-456-7890.
(もちろんです。私の電話番号は123-456-7890です。)
ウェイトレス: Do you have any special requests?
(特別なリクエストはありますか?)
客: Yes, we prefer a quiet table if possible.
(はい、可能であれば静かなテーブルを希望します。)
ウェイトレス: Noted. Your reservation has been confirmed for 7 pm. We look forward to seeing you.
(承知しました。予約は午後7時に確定しました。それではお待ちしています。)
客: Thank you so much.
(ありがとうございます。)
来店したお客様を席に案内するまで
来店したお客様を席に案内するときは、以下のような表現を使います。
笑顔を見せながら、はっきりと自信を持った態度で対応しましょう。
【来店したお客様を席に案内する際の実際の会話例】
客: Hello. I have a reservation under the name of [名前]
(こんにちは。予約しています、[名前]です。)
ウェイトレス: Hello, Mr./Ms. [名前]. We have your reservation. Is it for three people?
(こんにちは、[名前]様。ご予約を承っております。3名様でよろしいでしょうか?)
客: I’m sorry, could we change it to four people, please?
(すみませんが4名に変更できますか?)
ウェイトレス: Of course. Would you prefer smoking or non-smoking?
(もちろんです。喫煙席と禁煙席、どちらをご希望されますか?)
客: Non-smoking, please
(禁煙席でお願いします。)
ウェイトレス: Right this way. Please follow me.
(ご案内します。こちらへどうぞ。)
~ウェイトレスが客を席へ案内する~
ウェイトレス: Here are your menus. Would you like something to drink while you look over the menu?
(こちらがメニューです。メニューをご覧になる間、何かお飲み物はいかがですか?)
客: Just water for now, please.
(まずは水をお願いします。)
ウェイトレス: Certainly. Please let me know when you’re ready to order.
(かしこまりました。ご注文がお決まりでしたらお呼びください。)
注文を取るとき
海外からのお客様から注文を取るときに使えるフレーズです。
間違いのないようにいつも以上にはっきりと発音し、相手に伝わりやすくなるよう意識していきましょう。
【注文をとる際の実際の会話例】
ウェイトレス: Good evening, may I take your order now?
(こんばんは、ご注文はお決まりですか?)
客:Yes. For my meal, we’ll have the grilled salmon.
(はい。私はグリルサーモンを注文します。)
ウェイトレス: Would you like anything to drink with that?
(それに何かお飲み物はいかがですか?)
客:Yes, we’ll have two glasses of white wine, please.
(はい、白ワインを2杯グラスでお願いします。)
ウェイトレス: Excellent choice. Would you like any sides or appetizers to start?
(素晴らしい選択ですね。最初に何かサイドメニューや前菜はいかがですか?)
客:Yes, we’d like to start with the garlic bread.
( はい、ガーリックブレッドをお願いします。)
ウェイトレス: Perfect. Would you like your drinks first, or should I bring everything together?
(承知しました。お飲み物を先にお持ちしましょうか、それとも全て一緒にお持ちしましょうか?)
客:We’ll have the drinks first, please.
(飲み物を先にお願いします。)
ウェイトレス: Noted. I’ll be right back with your drinks.
(承知しました。すぐにお飲み物をお持ちします。)
料理の説明をするときの使える英会話フレーズ
海外からの観光客にとって、日本の料理は味や食感の想像がつかないことも多いもの。
しっかりと料理の説明ができるように、定番のフレーズや語彙をおさえておきましょう。
【料理を説明する際の実際の会話例】
ウェイトレス: Here is the special for today, it’s our chef’s signature dish, the grilled sea bass with a lemon butter sauce, served with a side of steamed vegetables.
(こちらが本日のスペシャルです。シェフ特製のグリルされた鱸にレモンバターソースをかけ、蒸し野菜と一緒にお召し上がりいただけます。)
客: That sounds delicious. Could you tell me more about the seasoning on the sea bass?
(それは美味しそうですね。鱸の味付けについてもう少し詳しく教えていただけますか?)
ウェイトレス: Of course. The sea bass is seasoned with a blend of fresh herbs, including thyme, parsley, and a hint of garlic. It’s a bit spicy.
(もちろんです。鱸にはタイム、パセリ、そして少しのニンニクを含む新鮮なハーブのブレンドが使われています。少しスパイシーです。)
客: That sounds perfect. How big is the portion?
(完璧ですね。量はどのくらいですか?)
ウェイトレス: The portion is generous. I think it’s just right for two people to share.
(量は多いです。2人で食べるのにちょうど良いと思います。)
次項からは味や食感、量や調理法を説明する際に使える表現をご紹介します。
味について
食感について
量や大きさについて
調理法・食材の内容について
味付けについて
他の料理に例えたいとき
会計時に使える英会話フレーズ
レストランの接客の最後は会計です。
最後に良い印象を与えることができれば、レストランそのものが良い印象にかわることも多いもの。
また利用していただけるよう、適切な態度・表現を使いにこやかに会計業務を行いましょう。
また会計時に「How was your meal at our restaurant?(当レストランの食事はいかがでしたか?)」など付け加えお客様からの意見をいただくことで、顧客サービス向上につながります。
聞かれた側もレストランが気にかけてくれていることがわかり、顧客満足度アップにつながりますよ。
【会計時の実際の会話例】
客: Could I have the check, please?
(お会計をお願いします。)
ウェイトレス:Could you please take the check to the cashier?
(お会計はレジでお願いできますか?)
~レジで~
ウェイトレス:The total is 15,000 yen. Will you be paying in cash or by card?
(合計は15,000円になります。現金でお支払いですか、それともカードでしょうか?)
客: I’ll pay by card.
(カードでお願いします。)
ウェイトレス:Card payment is accepted. I apologize for the wait. Here is your receipt.
(カードでのお支払いは可能です。お待たせして申し訳ございません。こちらが領収書です。)
客: Thank you.
(ありがとうございます。)
ウェイトレス:Thank you for dining with us.
(ご利用いただきありがとうございました。)
接客時に気を付けるべきこと
ここからは接客時に気を付けたいことをいくつかご紹介します。
1.外国人顧客が全員英語を話せると思いこまない
レストランに英語のメニューがあるからと言って、いきなり何も言わず英語のメニューを渡すのはNGです。
なぜなら「外国人」と一言で言っても、そのバックグラウンドは様々だからです。
その中には英語を母国語としない人、英語が苦手な人もいます。
一般的な日本人のような見た目をしていない人全員が英語を話せると思いこまないようにしましょう。
英語メニューを渡す前に
など一言声をかけることをおすすめします。
2.外国人が日本語を話せないと思いこまない
1の逆もまた然りです。
一般的な日本人のような見た目をしていない人が、全員日本語を話せないと思いこまないようにしましょう。
いきなり英語のメニューを渡すことはもちろんNGです。
ぜひ上記のように英語のメニューが必要かを確認してから渡すようにしましょう。
また「日本語が話せますか?」と聞く時も注意が必要です。
文字通り「Can you speak Japanese?」としてしまうと、かなり上から目線の英語になってしまいます。
◆Do you speak Japanese?
の方が適切です。もしくは
◆Excuse me, do you happen to speak Japanese?
(すみませんが、日本語を話せますか?)
もおすすめです。
「happen to ~」を使うと「ひょっとして~」という意味になり控えめな印象になります。
【接客を受ける場合】レストランで使える英会話フレーズ
海外のレストランは日本のレストランとは勝手が違い戸惑ってしまうことも多いもの。
上記接客側でご紹介した表現に、以下の表現を組み合わせれば多くのシチュエーションに対処できますよ。
しっかりと覚えてレストランでの食事を楽しみましょう。
客としてレストランに行くときに使える英会話フレーズをご紹介します。
入店したとき
また案内された席を変えてほしい場合は、以下のような表現があります。
注文するとき
またメニューについて疑問があるときや特別な対応を求めるときは、以下のような表現が使えます。
感想をきかれたとき
会計するとき
まとめ
レストランで使われる表現やフレーズの多くは定型的なものです。
そのため事前にフレーズを記憶しすぐに口からでてくるように練習すれば、かなり対応しやすくなりますよ。
今回ご紹介したレストランで使える便利な英会話&接客フレーズを参考に、自信をもって接客しましょう。
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