英会話にユーモアをプラス!動物が登場する英語のイディオム25選

ネイティブとの英会話には「イディオム」がよく登場します。

イディオムとは、2つ以上の単語からなり、一つ一つの単語と全く違う意味合いを持つ表現のことです。
日本語の「猫に小判」や「すずめの涙」などの、慣用句やことわざをイメージすると良いでしょう。

今回は、イディオムの中でも、動物が登場するものを紹介します。
動物が登場する英語のイディオムは、どこかユーモラスで覚えるのが楽しくなるはずです
お気に入りのイディオムを見つけて、使いこなしていきましょう!

イディオムを学ぶ2つのメリット

まず最初にイディオムを学ぶことで得られるメリットを2つ簡単に紹介します。

①ネイティブの英語も理解しやすくなる

1つ目は、ネイティブの英語が理解しやすくなることです。
英語を読んだり聞いたりしているときに、突然文脈に合わない言葉が出てきて、混乱することがあるのではないでしょうか?
その理由の一つは、ネイティブが会話の中でイディオムを使っているからです。

イディオムをあらかじめいくつか覚えておくことで、スムーズに理解することができるはずです。
また、たとえ文脈に合わない言葉が出てきても「これはイディオムかもしれない」と把握することで混乱を避ける効果もあります。

②英語の表現力がUP

覚えたイディオムを実際に使ってみることで英語の表現力がアップします。
また相手が知っているイディオムを使うことで、共通認識が生まれ、同じイメージを持ちやすくなります。
自分の伝えたい気持ちや思想が、より伝わりやすくなるのです。

また、イディオムをいくつか知っていることで「この人は英語ができる」というある種の信頼感が得られます。
私たちにも、日本語を勉強している方が、日本のことわざを駆使しているのを聞いて、なんて日本語が上手なんだ、と感銘を受けた経験があるのではないでしょうか?
適切なタイミングでイディオムを使うということは、ネイティブにとって英語ができることの一種の証明なのです。

動物を使ったイディオム25選

それではさっそく動物が登場するイディオムを紹介します。
イディオムは歴史に基づいたものも多く、どのような由来なのか確かめると知的好奇心が刺激されます。
知ることへの喜びがあれば、より記憶にも定着しやすいはずです。
まずは、覚えようとせずに知ることから始めてみてください。

動物に関するイディオム

人間に身近な動物のイディオムを紹介します。

Bark is worse than his bite(言うほどのことはしない)

このイディオムは、犬が噛むことよりも大きな声で吠えることから来ています。実際には噛んでもあまり痛くないけど、よく吠える、といったところでしょうか。これは、人が見た目ほど危険ではない、または話していることほど厳しくないことを示します。つまり、人が言葉で示すほどには実際の行動が悪くないことを意味します。

例: Don’t worry about his threats, his bark is worse than his bite. (彼の脅しについて心配しないで、彼は言うほどのことはしない。)

The straw that broke the camel’s back(我慢の限界を超えるもの)

このイディオムは、「最後の一本の藁がラクダの背を折る」という物語から来ています。これは、一連の小さな負荷や問題が積み重なり、最終的には耐え難い状況や崩壊に至る出来事を指します。つまり、耐えられる限界を超える小さな追加の負担や問題を意味します。

例: This additional workload was the straw that broke the camel’s back. (この追加の仕事量が、とうとう我慢の限界を超えた最後の一押しだった。)

このイディオムは、人々が耐えられる限界に達したときや、小さなことが最終的に大きな影響を及ぼす状況を説明するのに使われます。
仕事だけではなく怒りの状況にも使われます。日本語の「仏の顔も三度まで」のように、それまでは許されてきたけどある一線を越えると許されない、のイメージです。
それは、我慢や耐耐性が限界に達し、それ以上の負担には耐えられない状態を示す表現です。

Hold your horses(落ち着いて)

この表現は、馬を制御する必要があった馬車の時代に由来しています。
何かを急ぐ前に一時停止し、物事を落ち着いて考えることを促します

例文:Hold your horses! We need to think this through before making a decision.
(急ぐな!決定する前によく考えなければならない。)

また、子どもをなだめるとき、例えば学校から帰ってすぐに遊びに行こうとしていると言う場面でも使われます。

例文:Hold your horses! Did you do your homework?(待って!宿題は終わったの?)

Barking up the wrong tree(間違った方向に焦点を当てている)

誤った方向に努力をしている、または間違った対象に焦点を当てているときに使われるイディオムです。この表現は、狩猟犬が獲物を追跡しているときに、獲物がいると誤解して間違った木の下で吠え続ける様子から来ています。つまり、誤った仮定や間違った情報に基づいて行動している状況を指します

例: Complaining to the waiter about the food quality? You’re barking up the wrong tree; you should speak to the chef or the manager. (料理の質についてウェイターに文句を言っている?間違った方向で文句を言っているよ。シェフやマネージャーに話すべきだ。)

Cry wolf(うその報告をする)

イソップ童話の「うそをついて狼を呼んだ少年」の物語から来ています。この物語では、少年が何度も虚偽の狼の警告をするため、本当に狼が現れたときには誰も彼を信じなかったという教訓が含まれています。このイディオムは、虚偽の警告を繰り返すことの危険性を表しています

例:He’s always crying wolf about his homework being stolen, but nobody believes him anymore.
(彼はいつも宿題が盗まれたと虚偽の警告を発するが、もう誰も彼を信じない。)

ちなみに「誤報」、例えばシステムのエラーで緊急地震速報が鳴り続けてしまうような場合は「cry wolf」は使いません。
あくまでも故意に嘘をついている場合や虚偽の報告をした場合にのみ使われるので、注意が必要です。

The lion’s share(全体の大部分)

「The lion’s share」というイディオムは、全体の中で最も大きな部分または割合を指します。イソップ寓話に由来するこの表現は、ライオンが狩りの成果物を分け合う際に他のどの動物よりも大きな分け前を取るという話からきています。これは、どのグループや状況においても、最大の利益や資源の大部分を獲得する人や事を指して使われます

例:Our company made a huge profit this year, and the CEO took the lion’s share of the bonus pool. (私たちの会社は今年、莫大な利益を上げたが、CEOがボーナスプールの大部分を取った。)

ただ、「大きな割合」というだけではなくそこから生まれる不均衡さや不公平感への不満が、この表現には含まれています。

Let sleeping dogs lie(落ち着いた問題をそっとしておく)

「Let sleeping dogs lie」というイディオムは、「寝ている犬を起こすな」という古い英語のことわざに基づいています。これは、過去の問題や解決済みの争いを再び持ち出すことなく、そのままにしておいた方が良いという状況を示します。日本語の「寝た子を起こすな」と言う表現と近いです。言い換えれば、無用なトラブルを避けるために、既に落ち着いている問題をあえて掘り返さないようにすることを勧める表現です。

例: After the argument, both sides seemed to reach an understanding, so I think we should just let sleeping dogs lie and not bring it up again.(議論の後、両者とも理解に至ったようだから、もうそれについて話題に出すべきではなく、過去のことはそのままにしておくべきだと思う。)


The elephant in the room(認識されているが避けられている話題)

「The elephant in the room」というイディオムは、全員が認識しているものの、明確に話題にすることを避けている明らかな問題や困難な状況を指します。
私たちも、政治の問題から自分たちの関係性の話まで、認識しているけど言い出せない問題、という経験をしたことがあるのではないでしょうか?
部屋の中にいる象のように、無視することは不可能に近いにも関わらず、意図的に無視される大きな問題の存在を示しています

例:During family gatherings, the topic of Grandpa’s will is the elephant in the room that nobody dares to address. (家族の集まりでは、祖父の遺言について誰も触れることを避けている。)

A white elephant(使い道がないのに維持費が高くつく)

「A white elephant」は、所有者にとって高価で維持が困難、かつ実用性が乏しいため、結局は負担となるものを指します。この表現の背景には、東南アジアでの王様が不満を持つ臣下に白い象を贈るという慣習があります。白い象は聖なる動物とされており、労働に使うことも殺すことも許されなかったため、贈られた側は象の世話に莫大な費用がかかるという重荷を負うことになりました。現代では、不必要に高価で維持が困難な物事全般を指すのに用いられます。

特に公共の建造物や施設に関して、当初は大きな期待を寄せられたものの、後にほとんど利用されず、維持に多大な費用がかかる場合に使われます

例:The new library was supposed to be a community hub, but with digital books gaining popularity, it’s turned into a white elephant. (新しい図書館はコミュニティの中心になるはずだったが、電子書籍の普及により、「無用の長物」になってしまった。)

Straight from the horse’s mouth(直接の情報源から)

「Straight from the horse’s mouth」というフレーズは、情報が最も信頼できる、直接的な情報源から得られたときに使われます。この表現は、特に競馬の世界で使われ始め、馬の健康状態やパフォーマンスについて、馬自身やその訓練者、所有者から直接得た情報が最も正確であるという考えに基づいています。転じて、どの分野でも、情報が第一手の情報源から来た場合にこのイディオムが用いられるようになりました

例えば友人や家族からの個人的なニュースや、ゴシップが直接関係者から聞いた場合に使われることがあります。


例:Everyone was speculating about their breakup, but I heard straight from the horse’s mouth that they’re still together. (みんなが彼らの別れについて憶測していたけど、私は彼らがまだ一緒にいるという話を直接聞いたんだ。)

When pigs fly(実際には起こり得ないこと)

「When pigs fly」は、実際には起こり得ない、または非常にありそうにない出来事を指す際に用いられるイディオムです。文字通りには、豚が空を飛ぶという不可能な事態を想像させることで、何かが起こる可能性がほぼゼロであることを強調します。この表現は、懐疑的な視点を示したり、現実には起こりえない希望や計画に対する反応として使われます

友人同士の会話で何かが絶対に起こらないと信じている状況を楽しく表現する際に用いることがあります。

例:Do you think he’ll ever quit smoking? — Yeah, when pigs fly! (彼がいつかタバコをやめると思う? — うん、豚が飛ぶときにね!)

Let the cat out of the bag(秘密がばれてしまう)

「Let the cat out of the bag」というイディオムは、秘密や隠されていた情報が意図せずに公開されることを意味します。語源は中世の市場で起きた詐欺から来ていて、豚を買うと思っていた顧客に猫を売るため、袋の中に隠していたとされています。袋から猫が出てくると、詐欺が明らかになるため、この表現が生まれました。

誰かが意図せずに秘密を漏らしてしまったとき、特にサプライズや計画がある場合に使います
また、会議や公の場で、まだ公表されるべきではない情報が誤って明かされた場合にも用いられます。

例:The manager wasn’t supposed to announce the new project yet, but he accidentally let the cat out of the bag during the meeting. (マネージャーはまだ新プロジェクトを発表する予定ではなかったが、会議中にうっかり秘密を漏らしてしまった。)

鳥に関するイディオム

続いては鳥に関するイディオムです。

Wild goose chase(見込みのない追求)

「Wild goose chase」は、見込みのない追求や成果が期待できない無駄な努力を表すイディオムです。元々はシェイクスピアの作品で使われた表現で、文字通りには野生のガチョウを追いかける行為から来ています。ガチョウを追いかけることは非常に予測不可能で、多くの場合、成功しないため、この表現は目標達成が非現実的、または非効率的な試みを指すのに使われます

例:Looking for that old manuscript in the attic is a wild goose chase. (その古い原稿を屋根裏で探すのは、途方もない追求だ。)
古い家族の遺品などを漁るものの、特定の品物を見つけ出すことが非常に難しい状況を示しています。

Eagle-eyed(目が鋭い/細かい点に気付く)

「Eagle-eyed」というフレーズは、鷲のように鋭い視力を持つことから来ており、非常に注意深く、細部に至るまで目を光らせている状態を表します。これは、物事の細かな点や小さな違いに気づく能力が非常に高い人を指すのに使われます。この表現は、観察力が鋭い人、細かいミスや変化を見落とさない人に対して称賛や尊敬の意を込めて使用されることがあります。

例えば教育現場において、教師や指導者が生徒の間違いや改善点に気づく能力を表すのに使われます。

例:Our teacher is eagle-eyed and misses nothing.(先生は目が鋭く、何も見逃さない。)
生徒が間違えた答えや小さな振る舞いの変化も見逃さない、注意深い教師について述べています。

A little bird told me(小耳に挟む)

「A little bird told me」は、誰かから聞いた秘密や内部情報を指す際に使われるイディオムです。「小耳に挟む」というイメージですが「小鳥さんが教えてくれたよ」という可愛らしい表現になっています。情報源を明かさずに情報を共有する際の婉曲的な方法として用いられます。このフレーズは、情報がどのようにして伝えられたかを具体的に言及することなく、ある種の秘密や驚きを含むニュースを伝える際に便利です。

例:A little bird told me you might be getting promoted soon. (小耳に挟んだんだけど、君がもうすぐ昇進するかもしれないって。)

Chicken out(怖気付いてやめる)

「Chicken out」は、予定していた行動を恐怖や不安からためらい、最終的にはそれを避けることを意味するイディオムです。「チキン」が英語で臆病者を指す俗語であるため、この表現はそのような状況に対する直接的な言及となっています。つまり、何かに挑戦しようとしたが、勇気が持てずに途中でやめてしまうことを表します。

例えば、何か新しいことや恐怖を伴う活動(例えば、スカイダイビングや公演)に挑戦しようとしたが、実行する勇気が出ない場合に使われます。

例:I was going to try bungee jumping, but I chickened out at the last minute.(バンジージャンプを試そうと思っていたけど、最後の最後で怖じ気づいた。)

虫に関するイディオム

虫に関するイディオムを紹介します。

Butterflies in one’s stomach(緊張している)

「Butterflies in one’s stomach」という表現は、緊張、不安、あるいはわくわくするような期待感によって引き起こされる、お腹の中で蝶が飛び回っているような感覚を指します。日本語にはない表現ですが、聞くだけでイメージが伝わってきますね。この感覚は、特に新しい体験や重要なイベントの前に一般的に経験され、身体的な緊張の一形態として理解されています。

例えば、学校や職場でのプレゼンテーション、音楽や演劇のパフォーマンスの前など、人前で何かをする際に感じる緊張感を表すのに使われます。

例:I had butterflies in my stomach before the presentation.
(プレゼンの前に、お腹がザワザワした。)

Make a beeline for(まっしぐらに)

「Make a beeline for」というイディオムは、何かに対して直線的に、迷うことなく直接向かうことを表します。この表現は、ミツバチが花から花へと効率的に、まっすぐに飛んでいく様子から来ています。目的地に対して最も直接的で速いルートを選ぶ行動や意志を示す際に用いられます

例: As soon as he arrived at the party, he made a beeline for the food. (パーティーに到着するとすぐに、彼はまっすぐに食べ物の方へ向かった。)

Like moths to a flame(危険を顧みずに惹きつけられる)

「Like moths to a flame」は、蛾が光や炎に強く引きつけられる本能的な行動から来ており、人々が危険を顧みずに何かに強く引きつけられる状況を表すイディオムです。この表現は、魅力的なものや人に対する強い引力を示すときや、その魅力が結果的にネガティブな影響を及ぼす可能性があるにもかかわらず、人々がそれに夢中になる様子を描写するのに使われます。日本語にも「飛んで火に入る夏の虫」という似たような表現がありますね。

例: People are drawn to celebrities like moths to a flame. (人々は蛾が炎に引き寄せられるように、有名人に強く引きつけられる。)

魚や海の生き物に関するイディオム

魚や海の生き物に関するイディオムを紹介します。

Different kettle of fish(予想とは異なる状況)

「Different kettle of fish」というイディオムは、当初の期待と全く異なる状況や事柄、あるいは期待とは違う新しい問題やアイディアを指します。18世紀の英国で使われ始めたこの表現は、元々は文字通り異なる魚の釜(調理される魚の集まり)を意味していました。しかし、現在では比喩的に使われ、議論されている主題や状況が当初考えられていたものとは大きく異なることを示すのに用いられます。日本語の「蓋を開けてみたら…」と近い状況です。

例:He thought the job would be easy, but it turned out to be a different kettle of fish. (彼はその仕事が簡単だと思っていたけど、実際には全く異なる問題だった。)

Fish for compliments(賞賛を引き出すための謙遜)

「Fish for compliments」は、他人に褒めてもらうために、自分の成果や特性を控えめに表現するなどして間接的に賛辞を引き出そうとする行動を指します。この表現は、釣りをする行為に例えられており、賞賛や承認を「魚」と見立て、それを「釣り上げる」ように得ようとする様子を表しています。通常、自信のなさや承認欲求が強い人が、周囲からのポジティブなフィードバックを求めてこのような行動を取ることがあります。
皆さんも、明らかに容姿や実力が優れているのに謙遜ばかりして、「そんなことないよ」という言葉を周りから言われている人に出会った経験はないでしょうか?
それは、もしかしたら「fish for compliments」かもしれません。

例:After presenting his project, he kept saying it was nothing special, clearly fishing for compliments.””(プロジェクト発表後、彼はそれが何でもない特別なことではないと言い続けたが、明らかに賞賛を求めていた。)

Big fish in a small pond(小さな環境で影響力が強い人)

「Big fish in a small pond」というイディオムは、比較的小さなグループやコミュニティの中で、特に影響力が強い、または地位が高い人を指します

この表現は、小さな環境や範囲内で大きな存在感を示す人物に対して使われ、その人物がより広い範囲や大きなコミュニティにおいても同様の地位を保持するかは問われません。しばしば、個人が自分の能力を最大限に活かせる環境を選ぶことの重要性や、小さなコミュニティ内でのリーダーシップや影響力の価値を示す際に用いられます。

例: He prefers being a big fish in a small pond rather than competing in the larger market. (彼はより大きな市場で競争するよりも、狭い範囲で影響力を持つことを好む。)

ちなみに、この表現を聞いて日本語の「井の中の蛙」が思い浮かんだ方もいるかもしれませんが、「Big fish in a small pond」との意味合いは少し異なります。

「Big fish in a small pond」は、比較的小さいコミュニティや環境内で大きな影響力を持つ人を指し、その人物が自分の能力を最大限に発揮していることを肯定的、あるいは中立的に表現します。一方、「井の中の蛙」という日本語のことわざは、「井の中の蛙大海を知らず」という言葉で完全な形を成し、これは狭い世界に満足しており、外の広い世界や他人の能力について理解が足りない人を批判的に指します。

むしろ、「鶏頭となるも牛後となるなかれ」(=小さな集団のリーダーである方が、大きな集団の末端のメンバーであるよりも良い)に近い意味合いです。

A fish out of water(場違いで不慣れな環境にいる)

「A fish out of water」というイディオムは、文字通り水から出された魚が感じるであろう不快感や違和感から来ており、自分の居場所ではない、または不慣れな環境にいるときの感覚を表します。この表現は、人が自分の通常の環境や快適ゾーンから離れ、慣れない状況に置かれたときに感じる不安や戸惑いを象徴的に表現するのに用いられます。

例:I felt like a fish out of water at the new school.
(新しい学校で場違いな感じがした。)

Swimming with the sharks(危険な環境に身を置く)

「Swimming with the sharks」というイディオムは、文字通りの意味では鮫と一緒に泳ぐ危険な行為から転じて、危険または競争が非常に激しい環境に自らを置くことを指します。これは、ビジネスの世界、政治の舞台、または個人の生活においても使用され、参加者が非常に攻撃的であり、成功するためには厳しい戦いが必要である状況を暗示しています。

例:Starting a business in this industry is like swimming with the sharks. (この業界でビジネスを始めるのは、鮫と泳ぐようなものだ。)

The world is your oyster(世界はあなたのものだ)

「The world is your oyster」というイディオムは、あなたの前には無限の可能性が広がっているということを表します。文字通りには世界があなたの牡蠣であるということから、牡蠣を開けば貴重な真珠を見つけることができるように、努力やチャンスを活かすことで、人生で素晴らしい機会や報酬を手に入れることができるという意味が込められています。人生はあなたが作り出すものであり、どんな夢や目標も達成可能であるという楽観的な視点を示しています。

例: Now that you’ve graduated, the world is your oyster. (卒業した今、あなたには無限の可能性がある。)

まとめ

いかがでしたでしょうか?
動物に関するイディオムはイメージがつきやすかったのではないでしょうか。
また、日本語では表せない気持ちや状況を当てはめられる言葉もあり、異なる言語を学ぶことの楽しさも知ることができたはずです。
今後も、英語学習や洋画観賞などの際に面白いイディオムを見つけたらぜひ調べて、どんどんストックしていきましょう。

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