英会話が弾む!英語の自然な相槌表現をマスターしよう

みなさんはネイティブとの会話でこのような経験をしたことがありませんか?

  • うまく会話が続かない
  • 相手の言っていることはわかるけどうまく反応できない
  • Yesと愛想笑いしかできず全然盛り上がらない

もちろん英語力によって基礎が足りない、発音がめちゃくちゃなど人それぞれクリアすべき課題はあるかと思います。ですが今現在どのレベルであっても「相槌」をうまく使いこなせないと英会話は100%スムーズに進みません。逆に言えば初心者であっても「相槌」を少しでもマスターすれば、会話を盛り上げることは可能です。

ですが学校でもオンライン英会話でも、「相槌」をわざわざ学んだり教わることは少ないですよね。

そこで今回は

  • 英語の色々な相槌表現
  • 具体的な使い方
  • 注意点
  • 効率の良いインプット法

これらについて詳しくご紹介していきます。

  • すぐに使える相槌表現を知りたい
  • ワンパターンな相槌から卒業したい
  • ネイティブっぽく自然に英会話をしたい

このように思っている方にとっては最適な情報が詰まっているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

相槌の役割と注意点

まずは、相槌の役割や注意点について簡単にご説明していきます。
英語の相槌には様々なバリエーションがありますが、中には表現の仕方で異なる印象を与えるものや、会話のルールが日本語と異なるものも存在します。
スムーズに会話を進めるためだけではなく、間違った使い方でトラブルを生まないためにも、今からご紹介する注意点をしっかりと確認しておきましょう。

相槌はコミュニケーションをスムーズにする

相槌の一番大きな役割は、なんといっても
コミュニケーションをスムーズにすること
です。

ささいなことのように思えるかもしれませんが、相槌の有無や打ち方次第で会話の盛り上がり方や相手に与える印象がかなり変わってきます。なぜなら、会話とは双方向で成り立つものでありお互いに何らかのリアクションをしないことはほぼありえないからです。

ちょっと想像してみてほしいのですが、話をしている相手が何の相槌も打たずに無言でいたらどうでしょう?
「この人は自分に興味がないのかな」
「聞いていないのかな」
とつい不安になってしまいませんか?

反対に、相手が「いいね!」「そうなんだ」「それでそれで?」のように会話の内容に応じた相槌をしてくれたらどうでしょう?
「自分の話を理解してくれている」
「しっかり聞いてくれている」
おそらくこのように感じて安心しませんか?つまり自分も相手の話に適切な相槌を打ってあげることで、相手も安心して会話を行うことができるようになります。
このように、相槌は会話をする双方が気持ちよくコミュニケーションを取る上で欠かせないものです。

相手が話し終わる前に相槌を打つのはNG

英語で相槌を打つ際に気を付けてほしいのが、相手が話し終わる前に相槌を打ってはいけないということです。
例えば、日本語の「うんうん」や「はいはい」などの相槌は、会話の途中で日常的に合いの手として用いられますよね。
しかし、英会話においてはこのような文化はありません。そのため、英語での会話の最中に同じようなリアクションをしてしまうと「この人は話を聞く気がない」「話を遮ろうとしている」などと思われかねないのです。
よって、英会話では会話の一区切りが終わったタイミング(文章でいうとピリオドが付いた後)に相槌を入れるよう心がけましょう

イントネーションで印象が変わる

日本語と同様、英語にも数多くの相槌表現が存在します。中には、イントネーションの違いで相手に与える印象が大きく変わってしまうものもあります。

たとえば一番代表的な例として
・Really?
こちらのフレーズは、語尾を上げて「本当に?」と驚いた意味合いで使われることが一般的ですよね。一方で、”Really.⤵”と語尾を下げて発音すると「やっぱりそうだと思った」といった確信の感情を能わすことができます。それだけでなく、”Really?→”と語尾を変化させず平坦なイントネーションで発音する場合は「疑問の念や不信感」を表すことができます。
そのほかにも、”Right.”は語尾を下げると「そうですね」と相手への同意を表し、語尾を上げると「ですよね?」という相手への確認の意を示すことができます。
このように、英語はイントネーションを大事にする言語です。上記の例のように、フレーズは同じでもイントネーションの付け方次第では自分の相槌の意図が伝わらないこともあります。相手に誤解を与えないためにも、これらのフレーズの使い方をしっかり抑えておいてくださいね。

表情も意識する

英語で相槌を打つ際に大事なのは、単語選びやイントネーションだけではありません。相槌をしながら笑ったり頷いたり、表情まで意識することで、よりこちらの意思が相手に伝わりやすくなります。また、先ほど例に挙げたような複数の意味がある相槌フレーズを使用する場合には、特に表情に意識しておくといいでしょう。また、シチュエーションに応じた表情や手振りを添えることで、相手に誤解を招く機会を減らすことができますよ。

相槌の後も話を続ける姿勢を見せる

最後の注意点は、相槌の後も話を続ける姿勢を見せることです。
コミュニケーションにおいて、会話をしている相手の話を聞くことはとても大事です。ただ、受け身になって相槌を打つことだけに徹していては会話は長く続きません。それだけでなく、相手と深くコミュニケーションが取れているとも言い難いですよね。
そのため、相手が話を終えたタイミングで自分の感想や意見、質問などを相槌を挟んで聞いてみましょう。そうすることで、話が広がりより深いコミュニケーションを行うことができます。

また、英会話においての相槌は相手の会話に対する反応だけでなく、発言手段としてもよく活用されます。さらに、ビジネスやディベートの場では積極的に発言する姿勢が重要です。このような場では特に「I understand, but…(あなたの言いたいことは分かります、でも…)」のように、相槌を打つ際に続けて自分の意見を述べることも大事になってきます。欧米は討論の文化が根付いているため、例え反対意見であっても、発言をためらう必要はありません。むしろ、気を使って自分の意見を言えないでいるほうが、周りの方に「この人は会話に参加する気がない」とマイナスな印象を与えてしまいます。
また、ビジネスシーンや日常会話だけでなく、英会話レッスンなどでも積極的に発言の機会を増やすことは英語力を上達させることに繋がります。
このように、どんな場であっても英語を話す際には自分の意見を伝えることを必ず意識しておきましょう。

ビジネスでも使える英語の相槌フレーズ

それではいよいよ、実際の英語での日常会話やビジネスシーンで使われている相槌フレーズをご紹介していきましょう。

基本の相槌「そうなんですね」

1つ目の基本の相槌は「そうなんですね」と言いたいときに使えるフレーズです。聞き手として会話に参加する場合、一番使用頻度が高い相槌です。

◎Yes./Yeah./Yep.(はい、そうなんですね、うん)
これらは英会話において最も一般的な相槌であり、”Yes→Yeah→Yap”の順番にカジュアルな言い回しになります。ビジネスシーンなどのフォーマルな場においては”Yes.”を使うことが望ましいですが、カジュアルな場で使う頻度が一番高いのは”Yeah.”です。”Yap.”も親しい間柄との会話ではよく用いられる相槌なので、これらの相槌は必ず最初に覚えておきましょう。

◎Uh-huh./Mu-huh.(うん、ええ、そうだよね)
これらの相槌も、”yeah”や”yup”と同じようにカジュアルな場面でよく使われます。どちらを使ってもほとんど意味は変わらないので、相槌がワンパターンにならないように交互に組み合わせて使うのも1つの手です。

◎I see.(そうなんですね)
“I see.”は、一般的に「なるほど」や「わかりました」という意味で訳されることが多いですが、話の流れによっては「そうなんですね」という意味の相槌として使うことができます。
こちらの相槌は、相手の意見に対して何と返答すればいいかわからない場面でもよく用いられるので、覚えておくととても便利です。

基本の相槌「そうなんですか?」

2つ目に、「そうなんですか?そうだったの?」といった驚きの感情が混じった相槌フレーズをいくつかご紹介します。ただ、一度の会話に多用しすぎると噓っぽく聞こえてしまうので、その点には注意しましょう。

◎Is that so?
「そうなんですか?」という意味の相槌で、一番よく使われるのがこちらのフレーズです。

続いて
◎Really?
◎Is that right(true)?

これらのフレーズも”Is that so?”と同じような意味で使うことができます。

◎Do(Did) you? Are you? Is it?など
こちらは、相手が話した文章に対して疑問形で返す相槌フレーズです。一見難しそうに見えるかもしれませんが、仕組みさえ分かれば簡単に取り入れることができるおすすめの相槌です。

使い方の例をいくつか見てましょう。
A: I lost my wallet yesterday.(昨日、財布なくしちゃったんだよね。)
B: Did you?(そうなの?)

A: I’m so hungry.(とってもお腹がすきました。)
B: Are you? Shall we go to a restaurant? (そうなんですか?レストランにでも行きましょうか?)

A: He looks so sad.(彼、とっても悲しそう。)
B: Does he? What’s wrong with him?(そうなの?彼、どうかしたの?)

これらの例のように、相手が直前に話した文章の「主語・動詞・時制」に応じた疑問形をそのまま繰り返せばいいのです。簡潔かつこなれた雰囲気の相槌を入れることができるので、ぜひ試してみてくださいね。”
基本の相槌「そう思います」
“3つ目は、話し相手に「そう思います」と同意する気持ちを伝えたい時に使える相槌フレーズです。上から順番に同意の程度が強くなっているので、そちらも参考にして見てくださいね。

◎I agree.(そう思います、賛成します)
“I agree.”や”I agree with you.”は「賛成です」という意味の返答としてよく使われるフレーズですが、相手の話に同意する際の相槌としても用いることができます。

◎Of course.(そりゃそうですよね)
一般的に「もちろん」という意味で使われることが多い”Of course.”ですが、「そりゃそうだよね、もちろんそうだよね」といったニュアンスで相手の話を肯定する際にも用いることがあります。

◎I’m not surprised.(そうでしょうね)
こちらのフレーズは、直訳すると「私は驚いていない」という意味であり、そのままでも一応意味は通ります。ただ、意訳すると「話に驚かないのは、それを当然のことだと思っているから」ということになります。そのため、日本語では最初から「そうでしょうね、当然でしょうね」といったニュアンスの相槌として用いるのが分かりやすいでしょう。

◎Fair enough.(まあそうですよね)
直訳すると「充分に公平である」という意味になりますが、実際には相手の話に納得、同意した場合に「あなたの言っていることは分かる、まあそうですよね」といった意味で用いられます。
こちらの相槌は、単に相手を肯定する時だけでなく、相手の意見を尊重しつつも自分の意見は異なるということを伝えたい時にも使われることが多いです。

基本の相槌「たしかに」

4つ目は、話し相手の意見に賛同したときに「たしかに」と伝えたい時に使える相槌フレーズです。こちらは、会話中によく使う相槌なので様々なバリエーションがあります。それぞれのフレーズで共感の度合が違ったり、ニュアンスが異なったりするので、状況に応じて使い分けてみてくださいね。

◎Right.(確かに、その通り、そうですよね)
話し相手や話の内容について共感や理解をした場合に、日常的によく用いられる相槌フレーズです。
一番簡潔な表現の仕方は”Right.”ですが、”You are right.”や”That’s right.”も同様の意味で用いることができます。

◎Sure.(確かに、もちろん)
こちらの相槌も、”Right.”と同様に日常会話でよく耳にするフレーズです。
また、同じようなニュアンスで”For sure.”と表現することもできます。

◎Certainly.(確かにそうですね、おっしゃる通りです)
こちらは、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面にぴったりの相槌フレーズです。一方で、友人との会話などカジュアルな場で使ってしまうと堅苦しい印象を与えてしまうので、その点は注意しておきましょう。

◎Absolutely./Difenitely.
「確実にそうですよね」と、相手に対して強い賛同を示すときに用いられる相槌フレーズです。
ほかにも、「まさにその通り」という意味の”Exactly.”や、若者が多用するカジュアルなフレーズである”Totally.”も同じようなニュアンスで使うことができます。

基本の相槌「なるほど」

5つ目は、相手の話に対して「なるほど」「そういうことか」などと納得するような反応を示す際に用いる相槌フレーズをご紹介します。

◎I see. /Really.(なるほど、そうなんですね)
”I see.”は様々な場面で使える代表的な相槌フレーズですが、その中でも「なるほど」と訳されることが多いです。
そして””Really.””は、語尾を下げて使うことで”I see.”と同様に「なるほど」という意味で使うことができます。

◎I understand.(なるほど、理解しました)
”I understand.”は、フォーマルな場面でも使うことができる相槌フレーズです。こちらを使うことで、「しっかりと相手の話を理解できました」というニュアンスを伝えることができます。
ここで注意しておきたいのは、日本語で「理解しました」だからといって、過去形の”understood”にしてはいけないということです。なぜなら、”understand”という単語は「理解している」という状態を表す単語だからです。つまり、現在形の””understand””は今分かっている状態、過去形の””understood””は既に分かっていた状態に対して用いるということです。そのためunderstoodというと「わかってるよ」のようなニュアンスになるので注意しましょう。

◎I get it.(なるほどね)
“I understand.”よりもカジュアルな表現をしたい場合は、こちらの相槌フレーズがおすすめです。ちなみに、「今(やっと)わかった」と伝えたい時は、過去形の”I got it.”を用います。

◎That makes sense.(なるほどね、そういうことですね)
”make sense”は、英会話の様々な場面において「話の道理が合う、納得がいくものである、筋が通っている」という意味で使われるお決まりのフレーズです。ネイティブもよく使う表現なので、ぜひ積極的に使ってみてくださいね。

その他の使える相槌フレーズ

ここまで、基本の相槌をシチュエーション別にお伝えしてきましたが、上記に挙げた以外にも会話で役立つフレーズはたくさん存在します。
そこで次は、その中でもぜひ覚えておいてほしい相槌フレーズをご紹介します。

◎I know.(わかるよ、そうだよね)
こちらは、代表的な英語の相槌フレーズの1つであり、使う状況によって

  • あなたの気持ちはよく分かるよ(I know how you feel.)
  • あなたの言っていること、分かってるよ(I know what you are saying.)

というような意味を省略して表すことができます。
一方で、こちらのフレーズを強調して発音すると「そんなことわかってるってば!」と怒っているように受け取られてしまうので、その点は注意しておきましょう。

◎I hear you.(そうだよね、言いたいことは分かるよ)
こちらは、直訳通り「あなたの声、聞こえていますよ。」と言う時に使うだけでなく、話し相手への共感を示す相槌フレーズとしても使うことができます。また、「相手の気持ちを尊重しつつも、自分はそれとは違う意見を持っている」と伝えたい時にもこちらのフレーズがよく使われます。

◎Good./Nice./Great.
気軽に、話し相手や内容に対して「いいね」と褒めることができるフレーズです。”Good→Nice→Great”の順番に、褒める度合いが強くなります。

◎Wonderful./Awesome.
こちらは、「すごい!」「最高!」といった賞賛に使える相槌フレーズです。英語では少し大げさに感じるくらい褒める文化があるので、これらのフレーズもぜひ使ってみてくださいね。

◎It must be./It should be./It would be./It could be.
こちらは、推量の助動詞を使った相槌で、噂話や何かを推測する時によく使われるフレーズです。ちなみに、カジュアルな場面では、基本的に”it”を省略して使うことが多いです。
”Must be(~に違いない)→Should be(~のはずだ)→Would be(~だろう)→Could be(~もありえるね)”の順に、確信の度合いが低くなっていきます。”

肯定文に対する返答バリエーション

次は、相手が話した肯定文に対して「私もそうです、私も同じだよ」と返答する際に使える倒置構文(So +動詞(助動詞)+主語I)を用いた表現方法をご紹介します。
こちらの構文は、”so”の後ろの主語と動詞の順番が入れ替わっていることで、共感の気持ちを強調して表現することができます。ただ言葉で説明するだけでは分かりにくいので、まずは実際に簡単な例文を用いてご説明しましょう。

A: I’m so sleepy today.(今日すごく眠いよ。)
B: So am I. Let’s take a nap during lunch break.(私も。昼休みの間に昼寝しよう。)

A: I felt sad to hear that.(私はそれを聞いて悲しい気持ちになりました。)
B: So did I.(私もだよ。)

A: Oh, I have been to that café.(あっ、あそこのカフェ行ったことあるよ。)
B: So have I.(私も行ったことあるよ。)

いかがでしょうか?このように、相手が直前に話した文章の疑問形に時制を合わせて答えるだけで、簡単にどんな文章でも肯定の相槌を作ることができますよ。

否定文に対する返答バリエーション

次は、先ほどご紹介した倒置構文の否定文バージョン”Neither +動詞(助動詞)+主語I”について見ていきましょう。文法の仕組みさえ分かれば、後は肯定文のときは”so”、否定文の時は”neither”を使えばいいだけです。否定文の返答についてもいくつか例文を挙げるので、参考にしてみてくださいね。

A: Actually, I don’t like sushi.(実は私、お寿司好きじゃないんだよね。)
B: Neither do I. (私もだよ。)

A: I’m not going to the ceremony tonight.(今夜の式典には行かないわ。)
B: Neither am I.(私もよ。)

A: I couldn’t pass the final exam.(最終試験に合格できなかったよ。)
B: Neither could I.(私も合格できませんでした。)

相手に共感するとき

誰かと話している際に、相手への共感の意味を込めて相槌を打つ機会はよく出てきますよね。ここでは、そんなシチュエーションにぴったりのフレーズをいくつかご紹介します。

◎I feel the same.(私も同じ気持ちです、そうですよね)
相手の気持ちに寄り添っている、共感しているという気持ちをしっかり伝えることができる表現です。共感の気持ちを強調したい場合は、こちらの相槌フレーズを使うのがおすすめです。

◎Same here.(同じく、私も同じです)
話し相手の意見や気持ちに対して、自分も同じであることを表現することができる相槌フレーズです。

◎Me, too./Me, neither.(私も同じです。)
こちらの表現も、“Same here.”と同じようなニュアンスで使うことができます。その際の注意点としては、話し相手が伝えた文章が肯定文である場合は”Me, too.”否定文である場合は”Me,neither.”を使うということです。これらはよく使われる相槌フレーズなので、ぜひ覚えておきましょう。

相手に共感を求めるとき

次は、相手に共感するのではなく相手に共感を求める時に使える相槌フレーズについて見ていきます。日本語での会話でも、会話の途中で度々「~だよね?」「~するよね?」などと、話し相手に共感を求める場面が出てきますよね。これらを英語の相槌で表現する場合に使えるフレーズをいくつかご紹介します。

◎~, right?(そうだよね?あっているよね?)
相手に共感を求める相槌の中で、一番簡単で一般的なのがこちらのフレーズです。”He is from Canada, right?(彼はカナダ出身だったよね?)”のように、語尾に”right”を付けて語尾を上げて話せばいいだけなので、すぐに取り入れやすいです。

◎~, you know?(~だよね?~でしょ?)
こちらはよりカジュアルな相槌であり、”~,right?”と同様にネイティブの間でもよく使われるフレーズです。

◎~, aren’t you?/ don’t you? /did he?などの付加疑問文
付加疑問文とは、”You are so hungry, aren’t you?(お腹空いてるよね?)”のように、通常の文章の語尾に疑問形を付け加えたものです。元の文が肯定文の場合は否定形、否定文の場合は肯定の疑問形を付け加えるのが特徴です。こちらの言い方は場所を問わず利用することができるので、覚えておくことで相槌の幅が一気に広がりますよ。

相手の今の気持ちに対する相槌

次に、相手の今の気持ちにフォーカスした相槌フレーズをご紹介します。

◎You must be ~. (~に違いありませんね。)
You must be tired.(あなたは疲れているに違いありませんね。)などのように、相手の現在の気持ちを汲み取って気持ちに寄りそうニュアンスを伝えることができます。こちらは、シーンを問わず使える便利な表現でもあります。

◎Are you sure?(それは確かなの?本当にそれでいいの?)
相手の考えに対して「それは確かなの?」と疑問に思うときや、「本当にいいの?」と相手の意思を確認したいときによく使われるフレーズです。こちらの表現もネイティブとの会話の中でよく出てくる定番のフレーズなので、必ず覚えておきましょう。

相手の過去の気持ちに対する相槌

それでは、相手の過去の気持ちに対してはどのように相槌を行えばよいのでしょうか。例を挙げてご説明しましょう。

◎You must have been ~.(~だったに違いない)
先ほど挙げた”must be”の過去分詞形、”must have been ~(だったに違いない)””を用いればOKです。
相手が過去に置かれていた状況に対して、”You must have been worried.(それはさぞかし大変だったに違いない)”といったように寄り添う気持ちを表現することができます。”You must be ~.(~に違いありませんね)”とセットで覚えておいてくださいね。

相槌の練習方法

ここまで、様々な場面に応じたたくさんの相槌フレーズをご紹介してきました。しかし、いくらたくさんフレーズを覚えたとしても、実際の会話で使いこなせなければ意味がありませんよね。
そこで最後に、英語での相槌のおすすめ練習法3選をご紹介しましょう。これらを実践することで、英語での相槌がワンパターンになってしまうのを防ぐことができますよ。

場面を想像して一人で練習

1つ目の相槌練習法は、場面を想像して一人で練習することです。こちらは、事前準備がなくすぐに取りかかることができるので、一番簡単で手っ取り早い練習法と言えるでしょう。
新しい相槌フレーズを覚えるたびに、毎回「今度、友達との会話で”~,you know?”を使ってみよう」「”Same here.”は会議で使えるな」などと、頭の中で使う場面を思い描いてシュミレーションしてみましょう。それだけでなく、それらの相槌フレーズを用いた例文を用意して、実際の場面を想定しながら声に出して練習することができるとなお頭に残りやすいでしょう。

オンライン英会話で実践する

2つ目の練習法は、オンライン英会話を活用することです。こちらを用いることで、英語講師と実際に会話を行いながら本格的に相槌フレーズの練習ができます。具体的には、

①新しい相槌フレーズを試しに使う
②どう相槌を返せばいいかわからない場面があった時、その場で適切な相槌を講師に教えてもらう
③自分の相槌の使い方が合っているのかを講師に確認する

といった練習法を実践することができるでしょう。
このように、オンライン英会話は使い方次第で英語での相槌力を伸ばす最適な手段になります。ただし、事前準備をせずに英会話レッスンにのぞむことは避けましょう。事前にレッスンで使ってみたい相槌を予習しておいたり、質問してみたい相槌をピックアップしておいたりすることで、レッスンの質を上げることができますよ。

動画や洋画で表情やイントネーションも真似する

3つ目の練習法は、海外ドラマや洋画などを視聴し、表情やイントネーションも真似しながら相槌を行うことです。
ここで重要なのは、ただ動画を視聴して頭にインプットするのではなく、実際に声に出して真似をするということです。
なぜなら、英語ではイントネーション次第で相槌の意味合いが変わってくるからです。
また、動画を視聴してネイティブのリアルな英会話に触れることで、どれくらいの頻度で相槌を入れればいいかという感覚も掴めてくるでしょう。
それだけでなく、ネイティブが実際によく使う相槌フレーズを知ることができるのも大きなメリットです。

まとめ

ここまで、英語の相槌の役割や自然なフレーズ、練習法などについて詳しくお伝えしてきました。いかがでしたか?
会話において、相槌をバリエーション豊かに使いこなせれば英会話がもっと楽しくなります。まずは今日ご紹介した相槌の1つでもいいので覚えて、独り言でも実際に使ってみることから始めてみましょう。

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