【ビジネス必須英語】使えるフレーズや用語をシーン別でご紹介
- 仕事で今すぐ使える英語を身に着けたい
- 業務で英語が必要になったからなんとかしないとやばい…
- 仕事のチャンスを広げるためにビジネス英語をマスターしたい‼
このような理由から英語学習を頑張っているという方は多いと思います。
しかしその一方で
「ビジネス英語は日常英会話より難しい」
このようなイメージをもっていて、本当にできるのかな?と思っていたりもしませんか?
確かに、ビジネス英語ならではの単語や丁重さが必要な点は認識しておく必要があります。
ただビジネス英語の場合、実は使われる表現が決まっており、それさえ覚えればある程度こなせてしまいます。
そこで今回は、ビジネス英語ならではの使えるフレーズや知っておくべき用語をシーン別で紹介します。
まずは必須フレーズからマスターして、効率よくビジネス英語を習得していきましょう!
ビジネス英語って何?
ビジネス英語とは、業務上でのコミュニケーションや商談、プレゼンテーションなどで使用される英語のことを指します。
外資系のみならず、日系企業でも海外の取引先とのやりとりで使われる可能性があります。
日常会話で使われるカジュアルな表現よりも、ビジネス英語独特のフォーマルな表現が多く含まれています。
また、相手に配慮を示す丁寧な言い回しや、明確で簡潔な表現が求められるのも特徴です。
ビジネス英語と日常英会話の違う点
ビジネス英語が日常英会話と大きく異なる点は、正確さと相手に配慮した丁寧さが必要になることです。
気心の知れた相手と交わす気軽な日常会話と異なり、ビジネスの場面では様々な立場の人と重要なやりとりをする必要があります。
そのため、ビジネスシーンでは正確に相手に情報を伝えること、相手に配慮した丁寧な言い方が求められます。
例えば、正確さという点では、日常英会話に見られる省略形がビジネス英語ではあまり使われません。
日常英会話では主語や接続詞のthatが省略される場合がありますが、ビジネス英会話では省略せずに文法的にも正確な話し方をします。
また、相手の意見に反対意見を述べる場合、日常英語では、””I don’t think so””(私はそうは思わない)、など直接的に言っても問題ないケースが多いです。
一方でビジネス英語では、””I’m afraid I have to disagree”” (恐れ入りますが賛成致しかねます)など、相手の気持ちに配慮した丁寧な言い方が必要になってきます。
このように、ビジネス英語ならではの正確さや丁寧な話し方が必要です。そのため、英文法が間違っていないか改めて見直すとともに、フォーマルな表現をシチュエーションごとに覚えておきましょう。
日本で使われる英単語と意味が違うビジネス英単語
日本でもビジネスの場面でカタカナ英語を耳にする機会は多いかと思います。
ただ、中には実際の英語圏で使っても通じず、最悪の場合違う意味で捉えられてしまうことあるので注意しましょう。
特にビジネスにおける「和製英語」は以下のようなものがあります。
上記の例の他にもビジネス上ではさまざまな和製英語が飛び交っています。
日本で使われている英語だからと言ってうのみにせず、英語での正しい言い方や使い方を覚え直しておきましょう。
日常業務で使うビジネス英語
では、場面ごとに使われる実際のビジネス英語はどのようなものなのでしょう?
今回は、初対面の人への挨拶から電話、メール、会議やプレゼンなどで頻繁に使われる表現をお伝えします。
定型的な表現を何も見なくても話せるようになれば、初めてのビジネス英語でも緊張せずに相手と充実した会話ができるはずです。
例文も紹介していますので、ご自身の業務に合わせて反復練習して下さいね!
挨拶編
まず、ビジネス英語での挨拶にまつわるフレーズを紹介します。
スマートな挨拶表現を覚えて相手に好印象を与え、信頼関係を築けるようにしましょう!
自己紹介をするとき
ビジネスの場面における自己紹介は、自分の名前、職位、勤務先などの基本情報を伝えることが一般的です。
以下、海外の取引先の方と初めて会ったときのやりとりの例をお伝えします。
“”Hello, my name is Taro Yamada. I’m the Chief Innovation Officer at Solaris Technologies.””(こんにちは、山田太郎と申します。ソラリス・テクノロジーズ社でチーフイノベーションオフィサーの職位についています。)
“”Nice to meet you. I’m John Smith, working as a Global Marketing Director at Orion Enterprises.””(はじめまして、私はジョン・スミスです。オリオン・エンタープライゼス社でグローバルマーケティングディレクターの職位についています。)
初めての相手への挨拶は、フレーズだけではなく所作も大事です。笑顔で相手の目をまっすぐ見つめて姿勢良くしっかりと握手をしましょう。初対面の印象が自信に満ちたものになります。
雑談
雑談(=small talk)は、お互いの緊張をほぐし場を和ませる役割があります。
ただ、雑談と聞くと何を話せばいいのか戸惑ってしまうこともありますよね。
大切なのは、自分のしたい話をするのではなく、相手の背景や状況を想像して、相手が笑顔になれる話をすることです。
場面にあわせていくつかのフレーズを紹介するので、状況に合わせて使い分けて下さいね。
また、お互いの文化や観光、食べ物についての話題であれば楽しいやりとりができるはずです。
以下、日本出身のTakashiさんとシンガポール出身のAlanさんとの会話の例です。
Takashi(日本出身): “”Where are you from?””(どちらからいらしたんですか?)
Alan(シンガポール出身): “”I’m from Singapore. How about you?””(シンガポールです。あなたは?)
Takashi: “”I’m from Tokyo, Japan. What’s it like living in Singapore?””(東京からです。シンガポールでの生活はいかがですか?)
Alan: “”Singapore is a vibrant city with a mix of cultures. It’s small but there’s a lot to see and do. Have you ever visited Singapore?””(シンガポールは文化が融合した活気ある街です。小さい街ですが見るものやすることがたくさんありますよ。シンガポールを訪問されたことはありますか?)
Takashi: “”No, I haven’t, but I’ve always been interested in its unique culture and food. What would you recommend someone to see in Singapore?””(いいえ、ありません。ですが独特の文化や色には興味があります。シンガポールの観光では何がおすすめですか?)
Alan: “”You should definitely check out Marina Bay Sands and the Gardens by the Bay. Also, trying the local food at a hawker centre is a must. How about Tokyo? What do you recommend for visitors?””(マリーナベイサンズとガーデンズ・バイ・ザ・ベイは間違いなくみておいたほうがいい場所です。また、市場で地元の食を食べてみるのは外せないです。東京はいかがですか?観光客へのおすすめはありますか?)
Takashi: “”In Tokyo, you can’t miss places like Shibuya and Asakusa. Also, experiencing a traditional tea ceremony would be unique. And of course, trying out different types of sushi and ramen.””
(東京では、渋谷や浅草などの場所は見逃せないでしょう。また、伝統的な茶道を経験してみるのも面白いかも知れないですね。もちろん色んなお寿司やラーメンもためしてみてください。)
また、すでに一緒に働いている、久しぶりに会った相手であれば次のようなフレーズで会話を始めることもできるでしょう。
ただし、会った回数にかかわらず避けておきたいタブーな話題もあります。
例えば相手の国のネガティブな情報、貧困や階層、差別の話題など嫌な気持ちになることは避けましょう。
また、宗教・政治などのデリケートな話題はしない方が良いです。あくまでもビジネスの取引がうまくいくための環境づくりという目的を忘れないでください。
電話対応編
ビジネスにおける電話対応は、顔が見えない分、言葉選びや話し方が非常に重要になります。適切なフレーズとマナーを用いることで、プロフェッショナリズムを示すことができます。以下に、電話対応の際に役立つ英語フレーズを紹介します。
電話をとるとき
電話に出る際は、下記のよう自分の名前と会社名を明確に伝えることが重要です。
丁寧に要件を聞きましょう。
電話をかけるとき
取引先等に電話をかける際は、まず自分の名前と所属を明確に伝ましょう。
相手が在席中か、時間を取っても良いか丁寧に確認します。
相手の答えは以下のようになります。
電話を取った相手が本人の場合:”Speaking””(私です)
電話を取った相手が別の人の場合:””Hello, Tanaka-san. I’m sorry, but Alex Johnson is not available at the moment. Can I take a message, or is there something I can help you with?””
(こんにちは、田中さん。申し訳ありませんが、アレックス・ジョンソンは今、席を外しています。何か伝言を承りましょうか、それとも他にお手伝いできることはありますか?)
電話をとりつぐとき
電話を別の人に取り次ぐ際は、相手にその旨を丁寧に伝えることが必要です。
このように一時待機をお願いしてから、取り次ぎを行います。
予約をするとき
予約をする際には、最初に名乗る必要はありません。
必要な情報を明確に伝え、確認を取ることが重要です。
例えば、以下のような表現を用いると良いでしょう。
このように具体的な日時や要件を伝え、予約を行います。予約完了後は確認を求めると良いでしょう。
メール編
続いて、英語でのビジネスメールにおける、適切な宛名、書き出し、用件の伝え方、そして結びの言葉を覚えておきましょう。
以下、ビジネスメールを書く際の重要なポイントを紹介します。
宛名の書き方
ビジネスメールにおける宛名の書き方のいくつかのパターンを紹介します。
書き出しの言葉
書き出しの言葉は状況によっていくつか書き方が分かれます。
このように表現を状況に合わせて使い分けると良いでしょう。
用件の伝え方
上記の書き出しの挨拶を書いた後には、メールの用件や目的の概要を記載しましょう。
相手に何についての話かがすぐに把握できるようにするのがポイントです。
例文は以下の通りです。
“”I am writing to inquire about the training programs you offer for new management software, as we are planning to upgrade our systems and train our staff accordingly.””
「貴社が提供する研修プログラムについて問い合わせたく存じます。弊社では研修システムを刷新し、それに応じたスタッフのトレーニングを行いたいと考えています。」
“”This email is to inform you that the date of the upcoming project meeting has been changed to March 15th, 2024.””
「このメールは、来るプロジェクト会議の日程が2024年3月15日に変更されたことをお知らせするためのものです。」
このように、一文で何についての話か把握できるような書き方をすると最後まで読んでもらいやすいでしょう。
結びの言葉
メールの結びでは、読んでくれたことへの感謝や返信が欲しいときのアピールを記します。
その後、日本語の「敬具」にあたる言葉で締めくくり、自分の名前を記載します。
“”Sincerely,””(心から。)や””Best regards,””(敬具)といったフレーズが一般的です。
親しい同僚などであれば、””Best,””(元気でね)や””Take care””(体に気を付けて)も使われます。
会議で使えるフレーズ
英語圏での会議は、参加者が全員積極的に発言することを求められることが多いです。発言しないと仕事をしていないとみなされる場合もあります。
日本との文化の違いに、最初は戸惑いを覚えるかも知れませんが、慣れてきたらぜひ発言するようにしてください。
この章では、会議の進行役として、または参加者として発言する際に役立つフレーズを紹介します。
司会進行をするとき
会議の進行役は、会議の大局を把握することができ、英語能力の向上にも役立つ貴重な経験です。ぜひ積極的に経験してください。
ポイントは、会議の参加者が発言しやすく、建設的でスムーズなコミュニケーションが取れる環境を作ることです。
以下のフレーズを活用して下さい。
◼️会議の開始時:
“”Let’s get started. Thank you everyone for being here today.””(はじめましょうか。今日はお集まりありがとうございます。)
◼️議題の進行:
“”Let’s move on to the first agenda item, which is…””(最初の議題に入りましょう、何かと言いますと…)
“”The next topic for discussion is…””(次の議題は…)
◼️発言者への発言の促し方
“”Now, I’d like to turn the floor over to George, who will talk about…””(それでは、ジョージに話を移したいと思います、彼は〜について話してくれます)
“”Let’s hear from Keiko on this matter.””(この問題についてケイコに意見を聞いてみましょう。)
◼️意見や質問を求める:
“”Does anyone have any thoughts on this?””(これについて意見をお持ちの方はいますか?)
“”I’d like to open the floor for questions. Does anyone have something to ask or add?””(質問をお受けしたいと思います。何か質問や補足したいことはある方はいますか?)
◼️時間の管理:
“”We have limited time on this topic, so please keep your comments brief.””(この話題は時間が決まってます、なので簡潔な発言をしてください)
“”Let’s try to wrap up this discussion in the next five minutes.””(次の5分でこの議論のまとめに入りましょう)
◼️休憩を挟む
“”Let’s take a short break. We’ll reconvene in 15 minutes.””(休憩にしましょう。15分後に再開します。)
“”We’ll break for lunch now and resume the meeting at 1 PM.””(お昼休憩にしましょう、午後1時に再開します。)
◼️会議の終了:
“”If there are no further comments, let’s conclude today’s meeting.””(もし他にご意見がなければ、この会議を締めたいと思います。)
“”Thank you everyone for your contributions. Let’s wrap up for today.””(ご協力いただきありがとうございました!今日のまとめに入ります。)
◼️次のステップについて:
“”Before we finish, let’s discuss the next steps and assign tasks.””(終わる前に、次のステップとタスクの割り当てについて話しておきましょう
“”What are the action items and who will be responsible for each?””(具体的な行動項目と、責任者は誰になりますか?)”
発言をするとき
会議中に意見を述べる際は、自分の発言が明確であることを確認する必要があります。例えば、以下のようなフレーズが有効です。
また、他の人の意見に対してコメントする際は、相手の意見を踏まえた反応することも大切です。
下記のようなフレーズを覚えておくと良いでしょう。
また、相手への反対意見を述べたい場合、真っ向から反対するよりもワンクッションおいた方が、建設的な議論が進みやすいです。
さまざまな意見が飛び交う場ですので、相手の意見を尊重しながら皆が気持ちよく議論を進められるように配慮することが必要です。
英語で議事録をとるときに必要な情報
英語での議事録係を任される場合もあるでしょう。
英語に限らずですが、議事録は会議の内容を正確に記録し、関係者に情報を伝達し、後々まで残る重要な文書になります。
記載のポイントとしては、5W1H(What,When,Where,Who/Whom,Why,How)を把握することを意識して下さい。
もし即時的に対応できる自信がない場合、許される限り会議内容を録音・録画して後から確認できるようにしておくと良いでしょう。
what(なにを?)
「what」で考えるべきは、「何についての議論か」という点です。
会議が長丁場になると話が脱線してしまい話が見えなくなりがちですが、
議事録を書いている時は「今は何について話している?」ということを意識して下さい。
「what」の観点で意識すべきは以下の事柄です。
- 決定事項(decisions made)
- 議論の主要トピック(main topic)
- 提案されたアイデア (Proposed Ideas)
- 保留事項 (Pending Issues)
- 指摘された課題 (Identified Challenges)
- 次の行動プラン (Next Action Plans)
- 質問と回答 (Questions and Answers)
when(いつ?)
「when」の観点から意識して記載すべきことを紹介します。
- 出来事の予定 (Event Schedule)
- 開始時期 (Start Date)
- 終了時期 (End Date)
- 納期 (Deadline)
where(どこで・どこに)
「where」では、出来事の場所や、オンラインであればそのプラットフォームも記載しておきましょう。
記載すべきことの例は以下となります。
- イベントが行われる場所 (Event Location)
- 新規開拓予定のエリア (New Market Expansion Area)
- 他エリアとの売り上げの比較 (Sales Comparison with Other Regions)
who/whom(誰が・誰に?)
「who/whom」、すなわち会議や決定事項に関わる人物についても明確にしておくことが大切です。
記載すべきことの例は以下となります。
- 発表者 (Presenter)
- 決定事項の承認者 (Decision Approver)
- アプローチすべき顧客先 (Target Customer)
- 連絡する予定の部署 (Department to Contact)
why(目的)
「why」では、決定事項やトピックの背景や目的を記します。
背景や目的が書かれていると後から他の人が議事録を読み返した時も納得感のあるものになるでしょう。
以下のように記載するとすると良いでしょう。
- 議題に挙げられた出来事の背景 (Background of the Event in the Agenda)
- 決定事項の理由 (Reason for the Decision)
- 賛成/反対意見の理由 (Reason for Agreeing/Disagreeing)
- 保留になっている理由 (Reason for the Delay)
- 何かが中止された理由 (Reason for Cancellation)
how / how much / how many(どのように・どのくらい)
「how」で意識すべきことはいくつかあります。
「how」では実行に向けた手段を記しましょう。
「how much」や「how many」では、量や数などの数値を具体的に記載して下さい。
以下に例を記します。
- 決定事項の実行方法 (Method of Implementing the Decision)
- 行動の目標数値 (Target Numbers for Actions)
- 発注予定数 (Planned Order Quantity)
- 出荷予定数 (Planned Shipment Quantity)”
プレゼンで使えるフレーズ
プレゼンで使えるフレーズを紹介します。
多くの聴衆の前で話をするのは緊張するかもしれませんが、いくつかの型を覚えて練習すれば自信がつくはずです。
出だし
英語でのプレゼンテーションを始める際に使える効果的なフレーズをいくつか紹介します。
簡潔に自信を持って伝えることで、聴衆は聞きたいと思ってくれるはずです。
応用編として、より聞き手の心をつかむには、出だしから質問を投げかけてみるのも有効です。
例えば、“”Have you ever thought about…?”(〜について考えたことはありますか?) というフレーズは話題を自分ごととしてとらえてもらうのに有効です。
“”Have you ever thought about having AI check the contents of your fridge and plan a week’s worth of meals for you?””(AIが冷蔵庫の中身を確認して1週間分の献立を考えてくれることを考えたことはありますか?)
本題を述べるとき
プレゼンの主要部分では、トピックを詳しく説明します。ここでのフレーズは以下のようになります。
また、本題の話はじめに、数字を用いてポイントがいくつあるかを示すと、話の構造が伝わってより聞きやすくなるでしょう。
There are three main reasons why people choose this system.(このシステムが選ばれる理由は3つあります。)
その後、First,Second,Thirdと冒頭につけて話を続けます。
聞き手が飽きないようにポイントは3つ以内に絞っておくほうが良いでしょう。
質疑応答のとき
英語圏、特に米国の方はプレゼン中も積極的に質問する方が多いです。
そのため、まとめて質疑応答の時間を取りたいときは下記のように冒頭で話しておくと良いでしょう。
また、難しい質問が出てきた時もスムーズに答えられるようにしましょう。
クロージングのとき
プレゼンの終わりには、要点をまとめて、改めて強調したいことと聞き手の行動してほしいことを示しておきましょう。
締めくくりには以下のように聴衆への感謝を述べましょう。
“”Thank you for your time and attention. I hope you’ve found this session useful.””(本日はお時間をいただき、またご清聴いただきありがとうございました。このセッションがお役に立てましたら幸いです)
知っておくべきビジネス用語一覧
ビジネス英語の世界では、特定の部署や役職名、略語、専門用語が頻繁に使われます。
以下に、ビジネスの場で知っておくべき重要な用語を一覧にして紹介します。
自分の部署や業界など、関係する事柄から覚えておけると良いでしょう。
部署・役職名
ビジネス英語で使われる部署と役職を紹介します。
あなたが所属する部署や就いている役職は入っているでしょうか?自己紹介の際にぜひ活用して下さい。
◼️部署
HR (Human Resources): 人事部
Marketing Department: マーケティング部
Sales Department: 営業部
Customer Service Department: 顧客サービス部
Research and Development (R&D): 研究開発部
Finance Department: 財務部
Accounting Department: 会計部
Information Technology (IT) Department: IT部門
Legal Department: 法務部
◼️役職
CEO (Chief Executive Officer): 最高経営責任者
CFO (Chief Financial Officer): 最高財務責任者
COO (Chief Operating Officer): 最高執行責任者
CTO (Chief Technology Officer): 最高技術責任者
Factory Director:工場長
Director:部長
Section Chief:課長
Section Head:係長
Supervisor:主任
Staff:社員
ビジネス略語
ビジネスの世界でよく使われる略語を紹介します。
日本でもビジネスの世界でよく使われているものも多いかと思います。
知らないものがあれば確認してみて下さい。
B2B (Business to Business): 企業間取引
B2C (Business to Consumer): 企業から消費者への取引
ROI (Return on Investment): 投資収益率
KPI (Key Performance Indicator): 重要業績評価指標
CRM (Customer Relationship Management): 顧客関係管理
SaaS (Software as a Service): ソフトウェアサービス
SWOT (Strengths, Weaknesses, Opportunities, Threats): 強み、弱み、機会、脅威
USP (Unique Selling Proposition): 独自の販売提案
RFP (Request for Proposal): 提案依頼書
SLA (Service Level Agreement): サービスレベル契約”
専門用語
ビジネスならではの専門用語を紹介します。
Benchmarking: ベンチマーキング(業界のベストプラクティスや競合他社との比較)
Synergy: シナジー(異なる分野で協力しあって、個別には得られない効果を生み出すこと)
Leverage: レバレッジ(既存の資源を最大限に活用すること)
Scalability: スケーラビリティ(成長や拡大に対応できる能力)
Cash Flow: キャッシュフロー(資金の流れ)
Due Diligence: デューデリジェンス(投資や買収前の徹底的な調査)
すぐに使える便利なビジネスフレーズ
最後に、ビジネスの場でコミュニケーションを取る際のすぐに使える便利な英語フレーズを紹介します。
依頼表現
依頼の際は、下記のようなフレーズを使うと丁寧でしょう。
注意したいのは、please +命令形は、命令の一種なのであまり丁寧な表現だとみなされないということです。
丁寧さを出すには、上記のCould you…?などのフレーズを使う必要があります。
感謝を述べたいとき
ビジネス英語において感謝を述べる際は、常に「何についての感謝なのか」を述べるようにしましょう。
感謝の言い方は、例えば以下のようなものがあります。
謝罪をするとき
謝罪する際には、具体的な行為を指摘し、誠実さをもって対応することが大切です。
可能ならばその後の改善策や対処法を提示すると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はビジネスでよくあるシチュエーションごとに使うことができるフレーズを中心にお伝えしました。
ご自身の業務と照らし合わせながら、関連するフレーズを順番に覚えていくと効率的です。
すでに業務で英語を使っている場合はどんどん実践の場でアウトプットして自分のものにしてくださいね‼
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