ビジネス英会話は挨拶から!今日から使える挨拶表現をマスターしよう

人間関係のはじまりは挨拶から。
挨拶がしっかりできる人からは良い印象を受けますよね。
英語でもそれは同じです。
適切な態度と表現で挨拶を行うことで、英語力に関係なく相手に好印象を与えることができます

今回は英語の挨拶をシーン別にご紹介。
これを読めば状況に合わせた適切な挨拶ができるようになりますよ。

相手に好印象を与えたいと考える人は、ぜひ最後まで読んでマスターしてくださいね。

ベーシックな「はじめまして」

まずは基本となる「はじめまして」の表現です。
はじめましてと言えば、英語の教科書にも載っている「Nice to meet you」を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし少し表現を変えることで、より状況に合った、あるいは感情のこもった挨拶をすることができます。

◆I’m glad to meet you.
直訳すると「私はあなたに会えて感謝しています」となります。
『I’m』が主語にあることからも分かる通り、個人的な出会い(ビジネスシーンなどではない)のシーンで特に適切です。

◆Lovely to meet you.
この表現を日本語に直訳するなら「あなたに会えるなんて素敵!」といったところでしょうか。
この訳からも分かる通り愛情のこもった表現で、友人や家族から人を紹介されたときなどに使われる表現です。
個人的な親しみのある出会いに適切な「はじめまして」なので、フォーマルな場面などでは避けた方が良いでしょう。

◆It’s nice to connect
connectとは「接続」といった意味です。
「もともと名前などは知っていたけれど、実際にコミュニケーションを取るのは初めてな人」に使うのに特に適切な表現です。
「接続」という言葉からも分かる通り、オンラインでのミーティングやチャットシーンに特にフィットします。

丁寧な表現の「はじめまして」

同じ「はじめまして」でもカジュアルなシーンとビジネスシーンでは少し表現を変えた方がよりスマートな印象を与えられます。
丁寧な表現の「はじめまして」は以下のような表現を使いましょう。

◆It’s a pleasure to meet you.
(It’s a pleasure meeting you.も可)

丁寧に「はじめまして」と言いたいときに幅広く使える表現です。
ビジネスシーンなどではこの表現を使うと、相手の立場などに関わらずまず間違いがありません。

◆It’s an honor to meet you.
honorは「名誉・栄誉」といった意味で、直訳すると「あなたに会えて光栄です」となります。
地位の高い人などに会ったときに使いたい表現です。

◆Pleased to make your acquaintance.
acquaintanceは「知り合い・知人」といった意味で、直訳すると「お知り合いになれて光栄です。」となります。
特に同僚や友人から話には聞いていたけれど、実際に会ったことはなかった人との最初の挨拶として適切です。

名前と社名を伝える

「はじめまして」の挨拶のあとは、自己紹介に入ります。
カジュアルなミーティングなどで名前と社名だけを伝えれば良い場合は、以下のようなシンプルな表現が便利です。
3文とも「私は[会社名]で働いている[名前]です。」という意味になります。

◆I’m[名前].I currently work at [会社名].
<例>I’m Taro Yamada. I currently work at ABC Company

◆I’m[名前], working for [会社名].
<例>I’m Taro Yamada, working for ABC Company.

◆I’m[名前], and I’m employed at[会社名].
<例>I’m Taro Yamada, and I’m employed at ABC Company.

担当部署、役職を伝える

ビジネスシーンでは、会社の特定部署を代表して相手と話をすることも多いですよね。
そのときは「I’m[名前]」で終わるのではなく、自分が所属する部署や役職を相手に伝え「どのような立場」で相手と話しているのかを明確にしましょう。

◆My name is [名前], and I’m a [役職や仕事名] at [会社名].
(私は[会社名]の[役職や仕事名]で、[名前]と申します。)
ビジネスシーンでの自己紹介の基本となるフレーズです。
My name is Taro Yamada,I am an accountant at ABC Company.のように使います。
役職や仕事名としては以下のような単語をあてはめ、自分の立場を適切に表現しましょう。

【役職】
プロジェクトマネージャー – Project Manager
マーケティング担当者 – Marketing Specialist
ヒューマンリソース担当者 – Human Resources Specialist
ビジネスアナリスト – Business Analyst
コンサルタント – Consultant
エグゼクティブアシスタント – Executive Assistant

【仕事名】
ソフトウェアエンジニア – Software Engineer
機械工学者 – Mechanical Engineer
デザイナー – Designer
プログラマー – Programmer
会計士 – Accountant
経理担当者 – Financial Controller
金融プランナー – Financial Planner
看護助手 – Nursing Assistant
医療事務員 – Medical Receptionist

◆ I’m [名前], from the [部署名]department at [会社名].
(私は[会社名]の[部署名]に所属する[名前]と申します。)
I’m Taro Yamada, from the Finance department at ABC Company.のように使います。

部署名は以下のような単語で表現できます。
【部署名】
Human Resources (HR) – 人事部
Marketing – マーケティング部
Sales – 営業部
Finance – 財務部
Accounting – 会計部
Research and Development (R&D) – 研究開発部
Customer Service – 顧客サービス部
Information Technology (IT) – 情報技術部
Legal – 法務部
Public Relations (PR) – 広報部
Purchasing – 購買部

業務内容などの+αの情報を伝える

具体的にどんな業務を行っているのかあらかじめ伝えることで、ミーティングなどがスムーズに進行することもあります。
自己紹介にプラスして業務内容などの情報を伝えたい場合は以下のような表現が使えます

◆My responsibilities regularly consist of ~ing
(私の担当は一般的に~です。)
<例>My responsibilities regularly consist of managing financial accounts, analyzing market trends.
(私の担当は、財務会計の管理や市場動向の分析です。)

◆I’m responsible for~ing
(私は~の責任があります。)
<例>I’m responsible for overseeing the project’s budget and ensuring it stays within allocated limits.
(私はプロジェクトの予算を監督し、割り当てられた範囲内に収まるようにする責任があります。)

◆I deal with~
(私は~を扱っています。)
<例>I deal with client inquiries and resolve any issues.
(顧客からの問い合わせに対応し、問題を解決しています)

意気込み、よろしくお願いしますなどを伝える

英語にはない日本語表現「よろしくお願いします」
幅広いシーンに使えとても便利ですよね。
英語で意気込みやよろしくといった気持ちを伝えるには、状況に合わせて表現を変える必要があります
シーンに合わせて以下のような表現を使いましょう。

【これから一緒に仕事をしていく関係の場合】
「これからあなた(達)と仕事をするのが楽しみだ」
◆I’m eager to begin working alongside all of you.
◆I’m looking forward to working with all of you
◆I’m excited about the opportunity to collaborate with each of you.
※相手が1人の場合はall of youやeach of youをyouに変える

これらは自己紹介の最後などに使います。
意気込みを表すのにぴったりです。

【会議やプレゼン前など】
「自分のために時間を作ってくれた、会ってくれた」ことに感謝を表す表現
◆Thank you for your time today.
◆I appreciate you taking the time to meet with me today.
◆I want to express my thanks for our meeting today.

自己紹介のあと、プレゼンや会議を始める前に加えることで、感謝の意を含む「よろしくお願いします」を伝えることができます。

【依頼や交渉がまとまったときなど】
◆Thank you in advance.(あらかじめありがとう=よろしくお願いします)
◆Your help is greatly appreciated.(ご協力ありがとうございます。)
上記表現を使うことで前もって感謝を表したり、現在までの協力に対する謝辞を述べることができます。

初対面の挨拶①ビジネスシーン

それでは上記を踏まえて、ビジネスシーンでの初対面の挨拶例を見ていきましょう。

A「Good morning. My name is Taro Yamada,I am a Project Manager at ABC Company.」
(おはようございます。私はABCカンパニーのプロジェクトマネージャー、山田太郎と申します。)

B 「Good morning, Mr.Taro. I’m Lucas Smith, from the Information Technology (IT) department at ZZZ Company. It’s a pleasure to meet you.」
(おはようございます、山田さん。私はZZZカンパニーの情報技術(IT)部門のルーカス・スミスと申します。お会いできて光栄です。)

A「Likewise, Mr.Smith. I appreciate you taking the time to meet with me today.」
(こちらこそ、スミスさん。今日お会いできて嬉しいです。お時間を割いていただき、ありがとうございます。)

B「Of course, it’s my pleasure. I’ve heard good things about your company.」
(こちらこそ。貴社について良い評判を聞いております。)

A「Thank you, I’m eager to begin working alongside all of you. To get things started, would you like to give a brief introduction to your company?」
(ありがとうございます、私も皆さんと一緒に仕事を始めることを楽しみにしています。では、まず最初に、貴社の簡単な紹介をしていただけますか?)

B「Of course. ZZZ Company deals with the development of accounting software. We have 7 years of experience in the industry and a strong track record with over 300 companies already having adopted our accounting software.」
(もちろんです。ZZZカンパニーは会計ソフトウェアの開発を専門としています。業界で7年の経験があり、すでに300社以上が当社の会計ソフトウェアを採用している強固な実績を持っています。)

A「That’s impressive. ABC Company, our company, specializes in outsourcing software development, and we share a similar commitment when it comes to software development」
(それは印象的ですね。私たちのABCカンパニーも、ソフトウェア開発の外注に特化しており、ソフトウェア開発に関しては似たようなコミットメントを持っています)

B「It seems we have some common ground. I’m looking forward to exploring potential collaboration opportunities.」
(共通の基盤があるようですね。潜在的な協力の機会を探るのが楽しみです。)

(ミーティングで内容がまとまる)

A「So, we’ve got a rough outline of our collaboration, right?」
(では、協力の概要が大まかにわかりましたね。)

B「Yes, I’m excited about the opportunity to collaborate with your company.」
(はい、貴社との協力の機会を楽しみにしています。)

A「Me too.」
(私もです。)

B「Thank you in advance.」
(よろしくお願いします。)

初対面の挨拶②カジュアルなシーン

友人や家族からの紹介、あるいは友人関係になることが見込まれる人との初対面の挨拶です。
フレンドリーさがありながらも、一定の礼儀をもって挨拶したいですね。
カジュアルなシーンでの初対面の挨拶の会話例をご紹介します。

Lucas「 Hey, Mom, Dad, this is my classmate, Sarah. We’ve been in the same biology class this semester.」
(ねえ、お母さん、お父さん、僕のクラスメイト、サラだよ。この学期は生物学のクラスでずっと一緒なんだ。)

Lucas’s mother「 Hi, Sarah! Lovely to meet you. I’ve heard a lot about you from Luis.」
(こんにちは、サラ!あなたについてルイスからたくさん聞いていますよ。会えてうれしいわ。)

Sarah「 Hi, Mr. and Mrs. Kim. It’s a pleasure to finally meet you. Lucas has been a great friend in class.」
(こんにちは、キムさん。お会いできて光栄です。ルーカスはクラスで本当に素晴らしい友達です。)

Lucas:「Yeah, Sarah’s been a real lifesaver during group projects, and she’s super knowledgeable about biology.」
(サラはグループプロジェクトで本当に助けてくれるし、生物学についてもすごく詳しいんだ。)

Lucas’s father「That’s wonderful to hear. We’re glad to finally meet the friend our child talks so highly about. 」
        (それは素晴らしいね。うちの子がそんなに高く評価する友達に会えて嬉しいよ。)

名刺交換をするときに使えるフレーズ

日本では当たり前のように行われる名刺交換。
日本以外の国でもビジネスカード(名前や連絡先が書かれたもの)を交換することはありますが、日本のように交換時のマナーなどが言われることはまずありません。
なぜならビジネスカードはあくまで「連絡先と名前」が書かれた紙でしかないからです。

とは言え名刺交換時に使えるフレーズを覚えておいて、スマートにビジネスカードを渡したいものですよね。
名刺交換をするときに使えるフレーズは以下のようなものがあります。

◆Here’s my business card.
(これが私のビジネスカードです。)
◆May I have your business card?
(あなたのビジネスカードをいただけますか?)
◆I’m sorry I ran out of my business cards.
(申し訳ございませんが、ビジネスカードを切らしています)

しっかりと相手の目を見ながら堂々とした態度で交換しましょう。

便利な挨拶フレーズ

様々なシーンで使える便利な挨拶フレーズをご紹介します。

【久しぶりに人に会ったとき(カジュアル)】
◆Long time no see!
◆It’s been a while!
どちらも親しい人に使える「久しぶり」という表現です。

【久しぶりに人に会ったとき(ビジネス・フォーマル)】
◆It’s been a while since we last met.
(最後にお会いしたのはずいぶん前ですね。)
◆We haven’t had the chance to catch up in a while.
(最近お話しする機会がありませんでしたね。)
カジュアルな表現「It’s been a while」にsince our last encounter.やsince we last met.をつけることで、改まった印象を与えることができます。

【近況を聞くとき(カジュアル)】
◆What’s new?
◆What’s up?
◆How’s it going?
どれも何があったかを尋ねるカジュアルな表現です。
具体的に何があったのか知るための質問というより、「最近どう?」といった単純な挨拶代わりの表現と捉えてOKです。

【近況を聞くとき(ビジネス・フォーマル)】
◆How have you been lately?
◆What have you been up to recently?
どちらも最近何をしていたか尋ねる丁寧な表現です。
ビジネスシーンでも問題なく使用できます。

様々なシーンで使える便利な挨拶フレーズをご紹介します。

【久しぶりに人に会ったとき(カジュアル)】
◆Long time no see!
◆It’s been a while!
どちらも親しい人に使える「久しぶり」という表現です。

【久しぶりに人に会ったとき(ビジネス・フォーマル)】
◆It’s been a while since we last met.
(最後にお会いしたのはずいぶん前ですね。)
◆We haven’t had the chance to catch up in a while.
(最近お話しする機会がありませんでしたね。)
カジュアルな表現「It’s been a while」にsince our last encounter.やsince we last met.をつけることで、改まった印象を与えることができます。

【近況を聞くとき(カジュアル)】
◆What’s new?
◆What’s up?
◆How’s it going?
どれも何があったかを尋ねるカジュアルな表現です。
具体的に何があったのか知るための質問というより、「最近どう?」といった単純な挨拶代わりの表現と捉えてOKです。

【近況を聞くとき(ビジネス・フォーマル)】
◆How have you been lately?
◆What have you been up to recently?
どちらも最近何をしていたか尋ねる丁寧な表現です。
ビジネスシーンでも問題なく使用できます。

【電話編】英語の挨拶
“相手の表情が見えなかったり、声がクリアに聞こえなかったりと、電話での英会話は面と向かってのコミュニケーションより難しく感じることが多いですよね。
でも実は電話での英語表現や挨拶はほぼ定型文でクリアできるので、覚えてしまえば意外と対処しやすいです。
まずは電話で使える英語の挨拶を見ていきましょう。

【ビジネスシーンの挨拶】
◆Good morning/evening/afternoon
(おはようございます/こんにちは/こんばんは)
挨拶の仕方は、電話でもフェイストゥフェイスでも変わりません。
時間帯に合わせて上記表現を使いましょう。

【カジュアルシーンの挨拶】
◆Hi/Hello
(やあ)

【名前を名乗る表現】
◆This is [名前]from[会社名]
(こちらは[会社名]の[名前]です。)
◆[名前]speaking.
([名前]です。)

電話をかける場合に使えるフレーズ

挨拶が終わったら自分の名前や会社名を名乗り、どんな用事があるのか、誰と話をしたいのかを伝えます。

【特定の人に電話をつないでほしいとき】
◆May I speak to [つないでほしい人物の名前]?
([つないでほしい人物の名前]と話せますか?)
◆I’m calling for[つないでほしい人物の名前]. Is he/she available?
(私は[つないでほしい人物の名前]にかけています。彼/彼女と話せますか?)

【用事を伝えたいとき】
◆I’m calling to find out about[用事]
([用事]について知りたいのですが。)
◆I’m calling to inquire about[用事]
([用事]について質問があるのですが。)

電話を受ける場合に使えるフレーズ

ビジネスシーンでの受電時に使用するフレーズは本当に限定的です。
しっかり記憶して、丁寧に対応していきましょう。

【「ご用は何ですか」を伝える定型文】
◆How can I help you?
◆How may I help you?
挨拶・自分の名前を名乗ったら、上記表現を使います。
ビジネスの電話シーンの定番中の定番表現です。

【相手の名前を知りたいとき】
◆May I ask who’s calling?
◆Could you please tell me who is calling?
((2文とも)どなたが電話で話されているか教えていただけますか?)
通常相手も名前を名乗ってくれますが、名乗らなかった場合は上記表現を使い相手の名前を礼儀正しく伺いましょう。

【電話を保留にしたいとき】
◆Please hold
◆One moment please.
((2文とも)少し待ってください)

【電話を別の誰かにつなぐとき】
◆Please wait while I put you through.
(おつなぎしますのでお待ちください。)
◆Thank you for holding. He’s available. I’ll forward you on.
(お待たせしました。 彼は空いています。 転送します)

【不在を伝える方法】
◆I’m afraid he’s not in at the moment. May I take a message?
(今、彼は席を外しています。 伝言をお伝えしましょうか?)
◆I’m sorry, but he’s on another call again. Shall I have him call you back?
(申し訳ありませんが、彼はまた別の電話に出ています。かけ直させましょうか?)

不在を伝える前に「I’m afraid」や「I’m sorry」などの謝罪の言葉を置くと、さらに丁寧な印象を与えることができます。

聞き取れない場合に使えるフレーズ

電話での会話は日本語でも聞き取りづらいことがあるものです。
聞き取れないときに使える英語フレーズをご紹介します。

◆I’m sorry, I didn’t catch that. Please say it again.
(すみません、聞き取れませんでした。 もう一度言ってください。)
◆Could you spell that for me please?
(スペルを教えていただけますか?)
◆Could you speak a little louder please?
(もう少し大きな声でお願いします)

必ずCould you ~please?やPleaseを付け、丁寧に要望を伝えるようにしましょう。

電話対応テンプレ

ここで電話対応のテンプレをご紹介します。

【電話を特定の人物につないでほしいとき】
A「Good morning.This is Lucas.How can I help you?」
B「Good morning.Tanaka from ABC Company speaking.I’m calling for Michel. Is she available?」
A「One moment please…Thank you for holding. She’s available. I’ll forward you on.

B「Thank you」

<訳>
A「おはようございます。ルーカスです。どのようにお手伝いできますか?」
B「おはようございます。ABCカンパニーの田中です。ミシェルさんをお願いしたいのですが、お話できますか?」
A「少々お待ちください… お待たせしました。ミシェルさん、お話できます。おつなぎします。」
B「ありがとうございます。」

【質問を受けた場合】
A「Good afternoon. This is Mike. How can I help you?」
B「Hi. I’m calling to inquire about the job vacancy.」
A「I see. I will connect you to the person in charge Could you please tell me who is calling?」
B「My name is Mori.」
A「OK,Mori.Please wait while I put you through.」

<訳>
A「こんにちは。マイクです。どのようにお手伝いできますか?」
B「こんにちは。求人について問い合わせしたいのですが。」
A「承知しました。責任者につなげさせていただきます。お名前を教えていただけますか?」
B「私はモリです。」
A「わかりました、モリさん。おつなぎするまでお待ちください。」

【電話が聞き取りづらい場合】
A「Good evening. This is Alice. How can I help you?」
B「××××」
A「I’m sorry, I didn’t catch that. Please say it again.」
B「××××(声が小さい)」
A「I’m very sorry,could you speak a little louder please?」

<訳>
A「こんばんは。アリスです。どのようにお手伝いできますか?」
B「××××」
A「すみません、それが聞き取れませんでした。もう一度言っていただけますか?」
B「××××(声が小さい)」
A「大変申し訳ございませんが、もう少し大きな声で話していただけますか?」

シチュエーションは様々ですが、ほとんどが上記で紹介した電話の定型フレーズの範疇であることが分かると思います。
難しいと考えられがちな英語での電話対応ですが、定番のフレーズを覚えればしっかりと対応できますよ。

【ビジネスメール編】英語の挨拶

最後にビジネスメールで使える表現をご紹介します。

まずは挨拶です。

【相手の名前がわかる場合】
◆Dear Mr/Mrs.[名前]

【相手の名前が分からない場合】
◆To Whom It May Concern,

【相手の性別や名前が分からない場合】
◆Dear Sir/Madam,

【同じ会社のチーム内などにおくる場合】
◆Hi Team

ビジネスメールの基本

ビジネスメールの基本は「簡潔にわかりやすく」が基本です。
本文の最初に以下のような表現を使い「何についての連絡なのか」概要を書くと、相手に要件が伝わりやすくなりますよ。

◆I’m writing to inquire about~
(~についてお伺いしたいと思います。)
◆I wanted to discuss~
(~について話し合いたいと思います。)
◆I’m reaching out regarding~
(~に関してご連絡差し上げます。)

メールの冒頭に使える挨拶

挨拶のあとすぐに本文に入っても構いませんが、以下のような表現を使い相手に感謝や配慮を見せるとさらに好印象を与えることができます。

【感謝の表現】
◆Thank you for your prompt response.
(迅速なご返信、ありがとうございます。)
◆I appreciate your assistance in advance.
(事前のご協力、感謝しています。)

【相手に対する配慮】
◆I understand you’re busy, but~
(お忙しいことを理解していますが、~)
◆Sorry for my late reply.
(返信が遅くなりましてすみません。)

メールの結びに使える挨拶

メールの最後の結び言葉などは、ほぼ定型文です。
以下のような表現を使ってメールをまとめましょう。

【返信等の対応をお願いする場合】
◆Please reply at your earliest convenience
(ご都合がよいときに返事をください)
◆Please respond by 11:00 AM on April 16th.
(4月16日の11時までに返事をください。)

【質問を促す表現】
◆If you have any questions, please feel free to ask anything.
(質問があったらどうぞなんでも聞いてください。)
◆If you have any concerns, please don’t hesitate to contact our company
(ご不明な点がございましたら、お気軽に当社にご連絡ください。)

【結びの言葉】
◆Best regards,[名前]
◆Sincerely,[名前]

例文①初めて送るメール

初めて送るメールには上記の内容に加え、名前や会社、役職などの情報を加えます。
以下のような流れで書くのが一般的です。

宛名
自己紹介
概要
内容
結びの挨拶
結び言葉

例文を見てみましょう。

Dear Mr. Smith,

My name is Tanaka Yuko, Project Manager for ABC Company.

I’m writing to inquire about the status of the project we discussed during our last meeting. Specifically, I would like to know if there have been any updates or developments since our last communication.

Additionally, I am interested in scheduling another meeting to further discuss the project’s progress and any upcoming milestones. Please let me know your availability for the coming week, and I will do my best to accommodate your schedule.

Thank you for your attention to this matter, and please respond as soon as possible.

Sincerely,
Tanaka Yuko
Project Manager
ABC Company

<訳>
Mr. Smith 様へ

私はABCカンパニーのプロジェクトマネージャー、田中裕子と申します。

前回の会議で議論したプロジェクトの進捗状況についてお尋ねしたく、このメッセージをお送りしております。具体的には、前回のコミュニケーション以降に何らかの更新や進展があったかどうかを知りたいと思っております。

また、プロジェクトの進捗状況や今後のマイルストーンについて更に詳しく議論するため、別途の会議をスケジュールしたいと考えております。来週のお時間についてご連絡いただければ、できる限りお手配させていただきます。

この件についてご配慮いただきありがとうございます。できるだけ早急にご返信いただければ幸いです。

敬具
田中裕子
プロジェクトマネージャー
ABCカンパニー

例文②2回目以降に送るメール

2回目以降のメールも初回のメールと構成はほぼ同じです。
自己紹介を省き感謝や配慮を表す文言を入れ、相手への配慮を見せましょう。

Dear Mr. Smith,

Thank you for your prompt response and for providing an update on the project.
I appreciate your efforts to keep me informed.

I am glad to hear that there have been significant developments, and I am definitely interested in discussing the updates in more detail. I am available for a meeting next week. Could you please propose a few possible dates and times, and I will confirm the most suitable option for me?

Once again, thank you for your attention to this matter. I look forward to our meeting and to receiving the comprehensive project update.

Best regards,
Tanaka Yuko
Project Manager
ABC Company

<訳>
Mr. Smith 様へ

ご迅速なご返信、およびプロジェクトの最新情報を提供いただき、誠にありがとうございます。私は適切な皆さんからの情報提供をするための努力に大変感謝しています。

重要な進展があったことを聞いて嬉しく思います。これらの最新情報について詳細に議論することに興味があります。私も来週会議を行うことができます。いくつかの可能な日時を提案していただけますでしょうか?最適な日時を確認します。

改めて、この件へのご対応に感謝申し上げます。私は私たちの会議と包括的なプロジェクトの最新情報を楽しみにしております。

敬具
田中裕子
プロジェクトマネージャー
ABCカンパニー

まとめ

挨拶はその人の印象を決めるとても大切なものです。
英会話の基本でもあります。
挨拶は定型的なフレーズが多いためしっかり記憶し適切に使えば、英語力の高い低いに関わらず好印象を与えられるお得な分野です。
今回ご紹介した挨拶の例などを参考に自信をもって挨拶を行い、相手との信頼関係を構築していきましょう。

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