英語のリスニングが上達しない原因は?絶対に聞き取れる効果的な学習方法

みなさんはリスニング力UPのために何をしていますか?
まさか

  • ただ英語を聞いているだけ

ではないですよね?

もちろん英語を全く聞かないよりはましですが、聞き続けるだけでリスニング力が勝手に上がっていくという魔法みたいなことは起こりません。
そして残念ながらいくら時間をかけても、この方法では一生聞こえるようになりません。

ですが「あること」をすれば早くて1か月でリスニング力UPを実感できます。
リスニング力、1日でも早く上げたいですよね?

そこで今回は

  • 英語のリスニングが上達しない原因
  • リスニングが聞き取れるようになる効果的な学習方法やポイント
  • おすすめのリスニングアプリ

これらについて詳しくご説明していきます。

この記事を読めば、もうリスニング対策で悩むことはありません。
ぜひ最後まで読んでリスニング力をどんどん上げてください。

リスニングの上達には何が必要?

いきなり学習法を説明する前に、まずはリスニングを上達させるために必要な

  • 聞き取り能力
  • 意味取り能力

この2つについて説明します。この2つの能力は、どちらか一方が欠けていてもリスニング力を上達させることはできないので知識としてまず知っておきましょう。

音を聞き取る力

1つ目に必要なのは、音声変化や正しい発音などの英語特有の音を聞き分ける能力です。英語には、日本語にはない音や特有の音声変化が数多く存在します。また、話し手によっては訛りがあったり早口だったりすることもあります。これらの英語の音声変化やアクセント・スピードについていくためには、まず英語特有の音を理解し、聴き取れるようにならなければいけません

意味を理解する力

2つ目に必要なのは、知識としてインプットした単語・文法を理解する能力です。英会話のリスニングでは、英語の音を聴くと同時に瞬時にその意味を理解する必要があります。しかし、英語では同じ単語やフレーズであってもシチュエーションが異なれば全く違った意味になるケースが多くあります。そのため、話の背景を即座に読み取りそれに応じて英語を理解していく力が求められます
この能力を伸ばしていくためには、ただ単にリスニング練習を重ねるのではなく、日頃から話の文脈を理解するよう意識しなければなりません。その際、単語や文法などの基礎知識だけではなく、話し手の状況や感情にまで目を向ける必要があります。このように、英語のリスニングにおいては単に音を聞き取る能力だけではなく、意味取り能力も求められるのです。

リスニング力が伸びない原因

リスニングにおいて必要な能力2つを理解した上で、次はリスニング力が伸びない原因について具体的にみていきましょう。
厄介なことに、リスニングが伸び悩む原因は人によって様々です。そのため、リスニングを上達させるためにはまずその原因を突き止める必要があります。
今回は、その中でも代表的な7つの原因について詳しく解説していきます。リスニングに苦手意識を持っている方は、おそらく下記のいずれかの原因に当てはまるものがあるはずです。

発音の基礎知識が不足している

1つ目に考えられる原因は、

  • 発音の基礎知識が不足していること

です。
特に「スクリプトの文章を見ると簡単に理解できるのに、リスニングになると上手く聞き取れない」という方は、こちらのタイプに該当します。
英語は日本語と正反対と言ってもいいほどかけ離れた言語であり、単語・文法だけでなく発音の仕方も全く異なります。そのため、英語のリスニングを聞き取れるようになるためには英語の正しい音を知ることが必要不可欠です。しかし、従来の日本の英語教育では発音の勉強はあまり重視されてきませんでした。そのため、

  • 英語特有の母音や子音
  • アクセント
  • リエゾンなどの音声変化
  • リズムの強弱
  • 抑揚(イントネーション)

といった英語の発音をする上でかかせない基礎知識を知らないままリスニングの学習を進める方が多いのです。それでは、いくらリスニングの学習を進めてもいつまで経っても英語の音を聞き取れるようにはなりません。

単語や文法などの知識が不足している

2つ目の原因は、

  • 単語や文法の知識が圧倒的に不足していること

です。英語初心者の多くがこのタイプに該当します。
まず、単語・文法は英語力の土台となるものです。そのため、リスニングに限らずどの分野の英語力を伸ばす上でも欠かせません。
なかでも、英語のリスニングでは次々と流れてくる音声を聴き取り、瞬時にその意味を理解しなければなりません。つまり、リスニング力を付けるためには高度な英語力が必要になるということです。つまり英語の語彙や文法といった英語力の土台となる基礎知識が不足している状態でリスニングを勉強したとしても、一向に英語が聞き取れるようにはならないのです。

英語に触れる時間が足りていない

3つ目の原因は、

  • 英語に触れる時間が足りていない

ことです。
発音・単語・文法といった英語の基礎はしっかりできているにも関わらずリスニングが上手く出来ないという方は、このタイプに該当します。
英語の音を正確に聞き取り、聞こえてきたフレーズの意味を瞬時に処理することができる「英語耳」を養うためには、とにかく継続して英語の音に触れる必要があります。こちらのタイプの方は、隙間時間を活用しながら英語に触れる時間を作ることを常に意識していきましょう。

間違った発音で覚えている

4つ目の原因は、

  • 単語やフレーズを間違った発音のまま覚えてしまっている

ことです。

日単語やフレーズを覚える際に、スペルと意味ばかりに目を向けて発音の確認を怠っている方は非常に多いです。こちらのタイプに該当する方は、ついカタカナ英語の発音に惑わされたり、文字から連想される単語の読み方を勝手に日本語に当てはめて自己流で発音しがちです。間違えて覚えてしまったこれらの発音は、実際にミスをするまで自分では気づきにくいのが厄介な点です。

日本語に訳して理解しようとしている

5つ目の原因は、

  • リスニング音声をいちいち日本語に訳してから理解している

ことです。
英語の基礎知識や音声を聞き取る力が十分にあるにも関わらず、聞き取った文章の処理が追い付かない方はこちらのタイプに該当するでしょう。
このタイプの方に関わらず、日本人の多くは英語をそのまま理解するのではなく母国語の日本語に一度頭で変換してから理解する癖が付いています。
しかし、前述した通り日本語と英語は全く異なる言語であり、話す語順も違います。英語は文章の中で結論を先に話すのに対して、日本語は結論を最後に持ってくることがほとんどです。それほどかけはなれた言語であるのに、英語を聞くたびにいちいち頭の中で日本語の語順に並び替えて訳して理解していては、意味を理解するまでにかなりの時間がかかってしまいます。この癖をどうにかしないことには、リスニング自体のスキルが上がったとしてもネイティブの速いスピードに付いていく実践的な英語力を身に付けることはできません。

聞き取れなかった部分に固執している

6つ目の原因は、

  • リスニングで聞き取れなかった部分に固執しすぎている

ことです。
確かに、リスニング学習を行う際に集中して英語の音を聞き取るよう努力することは大切です。しかし、聞き取れなかった音だけに気を取られてしまうと、その後に流れてきた音声が頭に入らなくなってしまいます。そうなると、リスニング学習が効率的に進められないだけではなく、実際の会話やリスニングテストなどの場でも影響が出てしまいます。
そのため、例え聞き取れない部分がどこかにあったとしても、文章全体を把握できるように気持ちを切り替えて前に進むことも大切です。
また、音声によってはネイティブであってもリスニング音声を1度で全て聞き取れるわけではありません。そして、その聞き取れなかった音はあまり重要でないからこそ弱く発音されているということも考えられます。つまり、英文の中でいくらか聞き取れない部分があっても、それ以外の部分を聞き取ることができれば全体の意味は問題なく理解できることが多いのです。
だからこそ実際のリスニングの場では完璧を追い求めすぎるのはやめましょう。

自分に合わないレベルのリスニング教材を使っている

7つ目の原因は、

  • 自分に合わないレベルのリスニング教材を使っている

ということです。

リスニング教材は

  • 教材の難易度
  • 音声スピード
  • 扱うトピック

この3つが自分に合ったものを選ぶことが大事です。そうでなければ、思うように英語を上達させることができません。
しかし、多くの英語学習者は「早く英語が聞き取れるようになりたい」という気持ちが先走るあまり、内容やスピードの難易度が高いリスニング教材を選びがちです。それでは、聞き取れる音が少なすぎてモチベーション維持も難しく挫折につながります。また、教材で扱うトピックが普段学習している分野とかけ離れたものである場合も、存分に学習効果を発揮することができません。例えば、日常英会話の学習をしている方がビジネス英語のリスニング教材を扱うことはおすすめしません。なぜなら教材で使われている単語やフレーズが日頃学習しているものと異なるので、気乗りもせず頭に入りずらいからです。興味がない話をきいたり、興味がないことを調べるのは苦痛なのと同じです。英語学習で大事なことは継続することなので、教材を選ぶ際は扱うトピックに関しても注意するようにしましょう

リスニングが上達しないNG学習法

リスニングが伸びない原因が分かったところで、次はリスニングが上達しない3つのNG学習法についてご紹介していきます。「良かれと思ってやっていたことが、実は間違った勉強法だった」というのはよくあることなので、下記のNG学習法に当てはまるものがないかをぜひ確認してみてくださいね。

音声ひたすら聞き流し

1つ目のNG学習法は、冒頭でもお伝えしたように英語音声をひたすら聞き流すことです。皆さんの中にも、「英語に触れる時間を増やすために、隙間時間があればとにかく英語の聞き流しを行っている」という方はいると思います。しかし、本質的な英語力を身に付けるためには「ただなんとなく」英語を聞くだけではほとんど意味がありません。だらだらと長時間BGMのように英語を聞き流したところで、実際に頭にインプットされる英語の量はごくわずかだからです。大事なことは、英語を聞き流す時間の量ではなく、どれだけ集中して英語の音を聞くことができたかどうかです。
特に、英語の基礎が固まっていない英語初心者は、そもそも聞き取れる英語がほとんどないのでそのインプットすらできません。
音源をじっくり聞かずとも内容の8割以上を理解できるような英語上級者であれば上手く活用できるかもしれませんが、それ以外の方にこの学習法はおすすめできません。

いきなりシャドーイング

2つ目のNG学習法は、いきなりシャドーイングをすることです。シャドーイングとは、流れてきた音声を止めることなく、台本なしで少し遅れて発音する学習法です。シャドーイングは正しいやり方で実践すれば、リスニング力だけではなくスピーキング力、発音力など全体的な英語力アップを実現できる素晴らしい学習法です。
しかし、シャドーイングはリスニングとスピーキングを同時に行う必要があるので、本来は英語上級者向けの難易度の高い学習法なのです。そのため、誰もがいきなりシャドーイングから取り掛かるのはおすすめできません

シャドーイングを用いた学習法を取り入れる場合は、

①リスニング音源を音読する
②その音源を使ってリプロダクションする
③最後にシャドーイングを行う

という流れのように、ステップを踏んで段階的に行うのがよいでしょう。
ちなみに、②で行うリプロダクションとは、リスニング音声を流して1文程度で一度止めてから聞こえてきた文章をそのまま英語で繰り返す勉強法です。シャドーイングと違って、その都度音源を止めてから発音するので、誰でも実践しやすいことが特徴です。リプロダクションも、シャドーイング同様全体的な英語力をアップさせるためには有効な学習法なので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

文字情報に頼ったリスニング

3つ目のNG学習法は、文字情報に頼ったリスニングをすることです。
海外ドラマや洋画・ポッドキャストなどで、文字起こしされた英文(スクリプト)を目で追いながら英語音声を聞くことがこちらに該当します。
私たちが思っている以上に、脳は視覚からの情報に左右されます。そのため、スクリプトを読みながら英語音声を聞いていても、文字からの情報ばかりに意識がいくため音声はほとんど耳に入っていないのです。
また、これらの英語音声を使って音読をしている場合にも同様のことが言えます。せっかく実際の音声を一緒に聴いているにも関わらず、スクリプトを見ながら発音をしていては音声を聞かずに文字を自己流で読み上げているのと同じです。それでは、効果的にアウトプットを行うことができているとは言えません。
そのため、ある程度英文を理解したら文字は見ずにできるだけ英語の音だけに集中してきくようにしてください。

リスニングが上達しない人がやるべきおすすめ学習法

次は、リスニングが上達しないと悩んでいる方がやるべきおすすめの学習方法をご紹介していきます。今からお伝えする4つの学習法を取り入れることで、効果的にリスニング力を伸ばしていくことができるようになります。ぜひ試してみてくださいね。

フォニックスを知る

みなさんは「フォニックス」という言葉をきいたことがありますか?
フォニックスとは、1言でいうと

  • アルファベット本来の発音のこと

です。アルファベットというとA=エー、B=ビー、C=シーですよね。
ではBagをみなさんは「ビーエージー」と発音しますか?しないですよね。
「バック」と発音するのはアルファベットをフォニックスで発音するからです。具体的にはそれぞれ「ブ(B)ア(A)グ(G)」という発音になります。そしてこのフォニックスの読み(ブアグ)を素早く発音することで、”BAG”と正しく英語で発音することができます。フォニックスは日本ではあまり馴染みがありませんが、ネイティブの子供たちにとっては英語の読み書きを身に付ける上でまず最初に学ぶものです。

フォニックスを知ることで初見で見た単語も発音できるようになり、英語の正しい発音を習得することができるようになります
正しい発音であるフォニックスを知ることで、当然リスニング力の向上に繋がり、英語を日本語のカタカナに当てはめて発音することがなくなるので発音もよくなります。

英文法知識・語彙力を増やす

次に行ってほしいのは、英文法の知識や語彙力を増やすことです。
まず、英文法がわかれば文章をフレーズの固まりで捉えることができるで、流れてきた英文を理解し、処理するスピードが上がります。
また、知っている単語が多ければ多いほど、当然聞き取れる範囲が広がり文章の理解がしやすくなります
英語力の土台となる単語・文法学習はつまらないかもしれないですが、ここを強化することでその先の伸びしろがかなり変わってくるので地道に頑張りましょう。
少なくとも、中学レベルの単語・文法はしっかりと頭に入れておいてくださいね。

音声をきいて音読する

私のYoutubeを見てくれている方はすでに知っていると思いますが、私は効果的なアウトプットトレーニングとしてリプロダクションをおすすめしています。ちなみにリプロダクションとは聞こえた音声を1文程度で止めて音声に忠実にリピートするトレーニングのことです。このトレーニングは初心者の方でも実践可能ですが、超初心者でそれすら実践することが難しい!という場合もありますよね。この場合は、音声を聞いてスクリプトを見ながら音読することから始めましょう。ただこのときも文字に縛られるのではなく、とにかく聞こえてきた音に集中できるよう意識を向けましょう。また、発音だけではなくリズムやイントネーションなど忠実に真似することを忘れないでください。

聞き流すのではなく精聴する

精聴とは、1つのリスニング音源を繰り返し集中して聞く学習法です。精聴では、文章の内容を理解することはもちろん、流れてきた音が全て分かるようになるくらいまで徹底的に音源を聞きこみます。
前述したとおり、英語音源をBGMのように聞き流すことは意味がありませんが、精聴するのであれば使い方次第で効率的に英語力を高めることができます。こちらは隙間時間でも取り入れやすい学習法ですが、

  • 何かをしながら聞き流すのではなく、集中して聞く
  • 1つの音源に絞る
  • 8割程度が理解できる難易度の音源を選ぶ

というルールを守って行うことが大切です。これらを意識しながら静聴を行うことで、リスニング力だけでなく、発音や単語・文法も自然と身に付いていきます。

リスニング力を効果的にUPさせるポイント

次に、リスニング力を効果的にアップさせるための4つのポイントをご紹介します。スムーズに英語力を伸ばしていくためのコツを知ることは、学習時間の短縮だけでなく学習のモチベーションにも繋がります。英語学習の挫折を防ぐためにも、ぜひ下記のポイントを踏まえて学習を進めていってくださいね。

初見で7割~8割くらい理解できる教材を使う

1つ目のポイントは、初見で7~8割程度理解できる教材を使うことです。
ただ、「それくらいの難易度だと少し物足りないのでは?」と感じる方も中にはいるかもしれません。しかし、効率的に学習を進めたり学習のモチベーションを保ったりするためには、難しすぎない問題を選ぶほうがよいのです。
なぜなら、問題が難しすぎるとリスニングを一度や二度繰り返しただけでは理解できない部分が多くなるからです。その結果、そこからなかなか前に進めず次第にやる気もなくしてしまうのです。
その点、初見で7~8割を理解できる教材を選べば、一度で問題の大まかな内容を理解することができます。その後、同じ音源を繰り返し聞いて聞き取れるフレーズを増やしていくことで、スムーズに学習を進めていくことができます。

必ず音声を使ってアウトプットする

2つ目のポイントは、必ず音声を使ってアウトプットすることです。
一般的に、「自分が発音できない音は聞き取ることもできない」と言われています。つまり、リスニング力を身に着けたいのであれば、まず自分が正しい英語の発音をできるようになる必要があるのです。

また、リスニングをする際には文字ではなく音に集中して聞くようにしましょう。つまり音源のスクリプトを読み上げてアウトプットするのではなく、実際のネイティブスピーカーが話す音源の音を聞こえたままアウトプットします。
「聞こえたまま」とはたとえば
”get out”
これは実際には「ゲットアウト」ではなく「ゲラウt」のように発音されますよね。しかし、文字を見みながら発音すると文字から連想される発音に引っ張られ、ついつい「ゲットアウト」と発音してしまいがちです。これではネイティブ発音との乖離が大きいため、いつまで経ってもネイティブ音声がきこえません。自分の発音が文字に縛られているかどうかわからない、という場合は元の音源と録音した自分の声を比較してみてください。全く違うことに気づく思います。

英語は英語の語順で理解する

3つ目のポイントは、英語を英語の語順のまま理解することです
先ほどお伝えしたように、英語は日本語と違って文章の中で結論を先に述べます。そのため、リスニングの処理能力を高めるためには流れてきた英語を日本語の語順に置き換えるのではなく、英語の語順通りに前から理解していくことが大切です。
そうはいっても、日本語の語順が頭にしみついた大人にとっては、このような「英語脳」で英語を理解することは難しいように感じますよね。しかし、下記のトレーニングを正しい方法で実践することで、今からでも英語脳を身に付けることは充分可能です。具体的には、

  • チャンクリーディング(英文を固まりごとに区切り、前から訳していくトレーニング)
  • 英単語を「意味」ではなくイメージやニュアンスで覚える
  • 音声変化を知る
  • 音読、リプロダクション、シャドーイングなどを用いてアウトプットする

これらが有効です。
ちなみに英単語を「意味」ではなくイメージで覚えるとは、英単語帳の「意味」をそのまま丸暗記するのではなくその単語の持つニュアンスをなんとなく覚えるということです。
たとえばpraise=称賛する、ではなく誰かを褒めるという状況や意味合いだけを理解できればOK。英単語の意味を一次一句正確に覚えることに意味はありません。

1日数分でも毎日英語を聞く&アウトプットを継続する

4つ目のポイントは、1日1分でもいいので毎日英語に触れること、そしてアウトプットを継続することです。
なぜなら、英語学習で一番大切なことは継続してアウトプットすることだからです。例えどんなに効果的な学習法を実践していたとしても、途中で挫折してしまっては何の意味もありません。コツコツと継続して学習を積み重ねることで、本質的な英語力が次第に身に付いていくのです。
そのため、楽しんで学習を続けるためにご自身の好きな海外ドラマや洋画などを学習に取り入れてみるのも1つの手です。その際は、ただ音を聞き流すのではなく聞こえてきた音を声に出してアウトプットすることも忘れないでくださいね。
また、現在では隙間時間を有効に活用できる英語の学習アプリや、学習の継続をサポートするコーチングなどのサービスなどもあります。これらを上手に活用しながら英語に触れる時間を作っていきましょう。

英語リスニング上達に使えるアプリ

最後に、英語のリスニング上達におすすめのアプリを4つご紹介します。学習アプリは、スマホさえあればどこでも学習が行えるため隙間時間を有効に使って学習を進めることができます。また、用途に応じて様々なジャンルから選ぶことができ、提供しているサービスもそれぞれ違います。ぜひ自分に合ったものを見つけて活用してみてください。

①英語初心者だけでなく、幅広いレベルの方が活用できる【NHKゴガク語学講座アプリ】

NHKゴガク語学講座アプリは、NHKで放送された語学講座の内容をストリーミング再生することができるアプリです。こちらのラジオ音源をリスニング音声として活用するのはもちろん、音源に沿った腕試しクイズやテスト、発音チェック機能など学習の継続をサポートする機能もたくさん備わっています。
また、選べる講座は「小学生の基礎英語」から社会人向けの「ラジオビジネス英語」まで、多岐に渡ります。そのため、幅広い世代・幅広い英語レベルの方におすすめのアプリです。

②ネイティブのリアルな英語を学ぶなら【BBC Learning English】

BBC Learning Englishは、イギリスの国営放送が提供する英語の学習アプリです。このアプリを使う一番のメリットは、何といってもネイティブの生きた英語を学ぶことができることです。実際のニュースを視聴しながらリスニングを学ぶことはもちろん、リアルな英語フレーズや文化的背景も知ることができるのもメリットと言えるでしょう。
コンテンツは、「日常英会話」「ビジネス英会話」「ニュース」などのカテゴリー分けがされています。それだけでなく、英語初級~上級者向けまでの幅広いレベルのコンテンツが用意されているのも特徴です。

③英語特有の音声変化が学べる【Listening Hacker】

Listening Hackerは、リスニング力の基礎である音声知覚を鍛えるために作られたアプリです。こちらのアプリでは、英語特有の音声ルールを6つにまとめており、それらを一から丁寧に学ぶことができます。
ドリル形式で音声変化を学ぶことができるベーシックモードと、穴埋め形式の復習モードの2つに分かれており、この2つを活用することでさらに英語の音への理解を深めていくことができます。こちらのアプリを使って音声変化を学ぶことで、英語の音が各段に聞き取りやすくなるのを実感することができますよ。

④洋楽を聴きながら楽しくリスニング学習ができる【Lyrics Training】

Lyrics Trainingは、最新の洋楽を使ってゲーム感覚でリスニング学習ができるアプリです。ゲームの内容は、流れてきた洋楽の歌詞をタイピングしたり、正しい歌詞を選択肢の中から選び出したりするというシンプルなものです。
レベルは4段階に分けられており、難易度が上がるにつれて歌詞の穴抜き部分が増えていくといった仕様になっています。
曲数も豊富なので、ご自身の好きな曲を聴きながら楽しくリスニング力を鍛えることができますよ。

まとめ

ここまで、リスニングが上達しない方に向けた効果的な学習方法について詳しく解説してきましたが、いかがでしたか?
リスニング力を伸ばすためには、まず自分のリスニング力が伸び悩む原因を知ること、その上で正しい学習法を継続して実践することが大切です。
例えリスニングに苦手意識を持っていても、これらを継続することで誰でも必ず成果が出るので、ぜひ今後の英語学習に取り入れてみてくださいね!

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