ホテル英会話をマスター!接客フレーズもご紹介

みなさんは旅行や海外出張のとき、ホテルでの英会話に戸惑ったことはありませんか?
海外のホテルは日本のホテルとは勝手が違ったり、トラブルが起こりがちだったりします。

そんなときコミュニケーションがうまくとれれば、問題解決もスムーズになりかなりストレスが減るもの。
今回はホテルで使える英会話フレーズをしっかりとおさえて、気持ちよく海外のホテルを利用しましょう。

ホテル到着時の英会話

ホテル到着時にまずしたいことはなんでしょうか?

それはチェックイン、ではなく「挨拶」です。

挨拶をすることで良い印象を与えられますし、良い印象を与えることでその後適切で気持ちの良いサービスが受けられる可能性も高くなります。

【挨拶】
◆Good morning/evening/afternoon
(おはようございます/こんにちは/こんばんは)

カジュアルなホテルやリゾートホテルなら、「Hello!」でも大丈夫です。
相手の目を見ながら明るい表情で挨拶しましょう。

チェックイン時の英会話

挨拶のあとはチェックインです。

すでに予約をしてある場合は「自己紹介→チェックインのお願い」の順に会話を行います。
予約が無い場合は、自己紹介のあとに宿泊可能か聞きましょう。

【自己紹介】
◆My name is [名前]
◆I’m[名前]
(私の名前は[名前]です。)

【チェックインのお願い】
◆I would like to check in, please.
(チェックインをお願いします。)
◆I have a reservation under the name [予約した人の名前]
([予約した人の名前] で予約しています。)

【宿泊可能か尋ねる】
◆Could I get a room for tonight?
(今夜の部屋を取ることはできますか?)
◆I’m looking for a room for the night. Do you have any vacancies?
(今夜のために部屋を探しています。空きがありますか?)

お部屋確認の英会話

通常予約時にお願いした部屋タイプでチェックインできるはずですが、なにかの手違いで間違った部屋を手配されてしまうこともあります。
また案内された部屋が気に入らない場合は、チェックイン時に変更が可能か聞いてみましょう。
お部屋確認時に使える英会話フレーズです。

【案内された部屋が間違っていた場合】
◆I believe there might be a mistake. I reserved a double room, but I was given a single room.
(間違いがあるかもしれませんが、私はダブルルームを予約したはずです。しかしシングルルームを案内されました。)

◆I’m sorry, but there seems to be a mistake with my room assignment. I reserved a room on a higher floor, but I’ve been given a room on the first floor.
(申し訳ありませんが、部屋の割り当てに誤りがあるようです。私は高層階の部屋を予約したのですが、1階の部屋を案内されました。)

間違いを指摘する前に、「すみません」など一言置くと柔らかい印象になりますよ。

【部屋の変更を依頼したい場合】
◆I had reserved a double room, but I’d like to switch to a twin room, if it’s not too much trouble
(ダブルルームを予約していましたが、お手間でなければツインルームに変更したいのですが。)

◆I originally booked a non-smoking room, but I was wondering if it’s possible to change it to a smoking room?
(元々禁煙ルームを予約しましたが、喫煙可能な部屋に変更できるかどうか聞いてみたいのですが。)

こちらも「if it’s possible(可能であれば)」や「 if it’s not too much trouble(お手間でなければ)」などを文章に含め、丁寧に表現したいものです。

その他のシーンで使える英会話

その他ホテルの様々なシーンで使える英会話フレーズをご紹介します。

【早く着いてしまい荷物を預けたい・チェックインを早めたい】
◆My check-in time isn’t until later, but I was wondering if I could store my luggage with the hotel until then.
(チェックインの時間はまだ先ですが、それまでホテルに荷物を預けることはできますか?)

◆I’ve arrived a bit early. Is it possible to check in or leave my luggage with you for now?
(少し早く到着しました。チェックインするか、荷物を一時的に預けることはできますか?)

【Wi-Fiのパスワードを聞きたい】
◆May I request the Wi-Fi password, please?
(Wi-Fiのパスワードをお願いできますか?)

【落とし物をしてしまった・物を無くしてしまった】
◆I can’t seem to locate my [アイテム]. Is there a lost and found department I can contact?
([アイテム]が見当たりません。紛失物の取り扱い部門に連絡できますか?)

◆I’ve lost [アイテム] in my room. If it’s found during cleaning, please let me know.
(部屋で[アイテム]を紛失したようです。清掃時に見つかったときは知らせてください)

【タクシーを呼んでもらう】
◆Could you please arrange a taxi for me?
(タクシーを手配していただけますか?)

◆I’d like to request a taxi for [時間]
([時間]にタクシーをお願いしたいのですが。)

◆I need a taxi to [目的地]. Can you assist with that?
([目的地]へのタクシーが必要です。お手伝いいただけますか?)

【朝食をつけたい】
◆Could I include breakfast in my room rate?
(部屋代に朝食を含めることはできますか?)

◆How much does it cost to add breakfast to my stay?
(滞在に朝食を追加する費用はいくらですか?)

【ルームサービス(食事)を頼みたい】
◆I’d like to order [料理] from the room service menu.
’(ルームサービスのメニューから[料理]を注文したいのですが。)

◆I’d like to request room service for [料理] at [時間].
([食事]のルームサービスを[時間]にお願いします。)

【清掃を頼みたい】
◆I’d like to request room cleaning, please.
(部屋の清掃をお願いしたいのですが。)

◆Please send housekeeping with some fresh towels to my room.
(ハウスキーピング時にきれいなタオルを持ってきていただけるようお願いします。)

チェックアウト時の英会話

チェックアウトのために部屋を離れる際は、まずは忘れ物がないか確認してください。
そのうえでルームサービスでいくら追加料金を払うべきか、領収書の発行はできるかなど必要事項も必ず確認しましょう。

【チェックアウトのお願い】
◆I’d like to check out, please.
(チェックアウトしたいのですが。)

◆I’d like to check out, and I’d also like to settle the additional breakfast charges, please.
(チェックアウトしたいのですが、追加でお願いした朝食代も払いたいです。)

【チェックアウト時のトラブル対応】
◆I believe breakfast was already included in the hotel rate. Could you please check the reservation terms?
※朝食が含まれていたはずのホテルで朝食代を別途請求されたケース
(朝食はすでにホテル代に含まれていたと思います。予約条件を確認していただけますか?)

◆I haven’t consumed the minibar beer, so I believe there is a mistake in the charges. Please verify.
(ミニバーのビールは飲んでいないので、請求に誤りがあると思います。確認してください。)

お礼の気持ちを伝える表現

楽しいホテルステイができたなら、スタッフにも感謝の気持ちを伝えましょう。

【お礼の気持ちを伝える表現】
◆It was a pleasure staying here, thank you.
(こちらに滞在できてうれしかったです、ありがとうございました。)

◆I had a fantastic time at your hotel, thanks to your staff
(スタッフのおかげで素晴らしい時間を過ごしました、ありがとうございます)

意外と知らない!ホテル用語を紹介

ここからは意外と知らないホテル用語をいくつかご紹介します。

◆Fresh towel
ホテルで言うfresh towelはもちろん新鮮なタオルという意味ではなく、使用済みではない綺麗なタオルのことを指します。

◆Full board
宿泊料金に朝食、昼食、夕食が含まれているプランのこと

◆Half board
宿泊料金に朝食と夕食が含まれているプランのこと

◆Resort Fee
リゾート地域・観光地のホテルや宿泊施設で見られる、「ホテル独自の」追加の料金。
国や州などが設定した税金ではないので、同じ地域のホテルでもResort Feeの料金が違ったり、Resort Feeを払う必要があったりなかったりする。

◆Deposit
ホテル宿泊の際、バウチャーなどに含まれていない食事代やサービス料の支払いを保証するための「預り金」のこと。
一般的にはクレジットカードの提示を求められる。

◆Pre-Authorization
ホテル宿泊の際、クレジットカードが有効かどうかチェックするために行われる「仮チャージ」のこと。
一般的には一泊分の宿泊料金のクレジットカードでの支払いを求められる。
チェックアウト時に返金(refund)処理は行われるものの、クレジットカードの〆日によっては一度引き落とし(charge)が行われ翌月返金(refund)となることもある。

◆Valet parking
ホテルが提供する駐車サービスで、ゲストの車をホテルのスタッフが駐車場に駐車し必要なときに返却するサービス

◆American Breakfast
アメリカの一般的な朝食スタイルで、下記の構成である場合が多い

  • スクランブルエッグまたは目玉焼き
  • ベーコンやソーセージ
  • ハッシュブラウン(じゃがいもの炒め物)
  • トーストまたはベーグル
  • ジャムやバター、クリームチーズ
  • オレンジジュースやコーヒー、紅茶

◆English Breakfast
イギリスの伝統的な朝食スタイルで、American Breakfastと似ているが豆やマッシュルームなどが加わりさらにボリューミーである場合が多い

  • スクランブルエッグまたは目玉焼き
  • ベーコンやソーセージ
  • ブラックプディング(血のソーセージ)
  • トマト(ハーフカットまたは丸ごと)
  • マッシュルーム
  • ビーンズ(トマトソースで煮た豆)
  • トーストまたはフライドブレッド
  • ジャムやバター、マーマレード
  • ティーやコーヒー

◆Continental Breakfast
ヨーロッパ発祥のスタイルで、軽めのものが多い

  • クロワッサンやペストリー
  • バター、ジャム、蜂蜜
  • ヨーグルト
  • チーズ
  • コーヒーや紅茶、ジュース

ホテルにメールするときの注意点&テンプレをご紹介!

ここからはホテルにメールをする時のテンプレをご紹介します。

【ホテルへメールするときの書き方・テンプレ】
1.件名 (Subject Line):
簡潔で明確な件名を付けます。
予約の確認、特別なリクエスト、質問、苦情など、内容を要約します。

2.挨拶 (Greeting):
メールの冒頭は丁寧な挨拶です。
相手の名前がわかる場合は、””Dear [名前]”” と始めます。
相手の名前がわからない場合は、””To whom it may concern”” など一般的な挨拶を使います。

3.自己紹介 (Introduction):
自分の名前と連絡先情報(電話番号、メールアドレス)を記載します。

4.要件の説明 (Body of the Email):
メールの本文で、要件や質問、予約詳細などを説明します。簡潔かつ明確に伝えることが大切です。

5.特別なリクエスト (Special Requests):
特別なリクエストがある場合、それを詳細に説明します。例えば、部屋のタイプ、ベッドの配置、到着時刻、アレルギー対応の食事などです。

6.日程と予約詳細 (Dates and Reservation Details):
予約に関する情報を提供します。到着日、出発日、予約番号などを明記します。

7.お礼:
メールの最後に感謝の意を表します。予約の確認や対応に感謝の言葉を添えます。

8.締めくくり (Closing):
“”Sincerely,””、””Best regards,””、””Yours faithfully,”” などの締めくくりを使います。

9.署名 (Signature)
自分の名前と連絡先情報(再度)を署名として記載します。

10.添付ファイル (Attachments):

必要な場合、予約確認書や関連する文書を添付することがあります。

以下は一例です:

件名: Reservation Confirmation and Special Request
(予約確認と特別リクエスト)

本文: To whom it may concern,
(ご担当者様)

I hope this email finds you well. My name is Taro Yamada, and I have a reservation at your hotel for the dates 25/Nov/2023 – 29/Nov/2023. My reservation number is 085465.
(お世話になっております。私の名前は山田太郎で、2023年11月25日から11月29日までの期間、貴ホテルを予約をしております。予約番号は085465です。)

I would like to kindly request a non-smoking room with a king-sized bed, if available. Additionally, I have an early morning flight and would appreciate an early check-in, if possible.
(可能であれば禁煙の部屋とキングサイズのベッドをお願いしたいと思います。さらに早朝のフライトのため、できれば早めのチェックインをお願いいたします。)

Could you please confirm these details and let me know if my requests can be accommodated?
(これらの詳細を確認し、私のリクエストが受け入れ可能かどうか教えていただけますか?)

Thank you for your assistance, and I look forward to my stay at your hotel.
(ご協力いただきありがとうございます。貴ホテルでの滞在を楽しみにしております。)

Sincerely,
Taro Yamada
+81-3-1234-5678
taroyamada123456@xxmail.com

【ホテルへメールする際の注意点】
ホテルへメールする際、もっとも気を付けたいことは「明確で簡潔な表現」で書くということです。
礼儀正しく書こうとするあまり冗長的な表現になってしまい、内容が伝わらなくなってしまったら元も子もありません。

またメールを送付する前に情報の正確性も今一度確認してください。
チェックイン日時やメールアドレスなど誤ったものを送ってしまうとトラブルの元になるほか、最悪チェックインできなかったといったことも起こり得るからです。

接客で使える!ホテル英会話

ここからは「ホテルで接客する側」として役に立つ英会話フレーズをご紹介します。
よく使われるフレーズをしっかりと覚えておくことで、自信を持って対応できるようになりますよ。

電話予約の対応時

まずは予約リクエストがあった際の英語での電話対応で使えるフレーズです。

英語での電話対応は難しいと思われがちですが、ホテル予約への対応は定型文でほとんどが対処可能なもの。

しっかり覚えて電話予約のプロセスを円滑に進めていきましょう。

1.挨拶
◆Thank you for calling [ホテル名]. How may I help you today?
([ホテル名]にお電話いただきありがとうございます。本日のご用事はなんですか?)

2.到着日と出発日の確認
◆Could you please provide me with the arrival date and departure date for your stay?
(ご滞在の到着日と出発日を教えていただけますか?)

3.部屋タイプの確認
◆May I know the type of room you would like to reserve?
(ご希望の部屋タイプをお知らせいただけますか?)

4.人数の確認
◆How many adults and children will be staying in the room?
(お部屋に滞在される大人と子供の人数を教えていただけますか?)

5.特別なリクエストの確認
◆Do you have any special requests or preferences, such as a non-smoking room or a room with a view?
(禁煙のお部屋や眺望のあるお部屋など、特別なご要望はありますか?)

6.連絡先情報の収集
◆May I have your name and contact information for the reservation?
(予約のためにお名前とご連絡先情報をお伺いしてもよろしいでしょうか?)

7.料金とキャンセルポリシーの説明
◆I’d like to inform you about the room rates and our cancellation policy.
(お部屋の料金とキャンセルポリシーについてご説明させていただきます。)

8.予約の確認
◆Thank you for providing the information. Let me confirm your reservation.
(情報を提供していただき、予約を確認いたします。)

9.最終的な確認
◆Is there anything else I can assist you with regarding your reservation?
(ご予約に関してなにか他にお手伝いできることがありますでしょうか?)

挨拶・声掛け

適度な挨拶や声掛けをすることで、ゲストのホテルへの印象はかなり良くなるもの。
挨拶・声掛けに使えるフレーズには以下のようなものがあります。

◆Good morning/evening/afternoon
(おはようございます/こんにちは/こんばんは)

◆How are you today, Sir/Ma’am?
(お元気ですか。お客様)

◆Is there anything I can assist you with?
(何かお手伝いできることはありますか?)

チェックイン時の対応

電話での予約対応と同じく、チェックイン時の対応もほぼ定型文で対処可能です。

チェックイン時のながれ、および使えるフレーズは以下のようなものがあります。

1.挨拶
◆Good morning/evening/afternoon. Welcome to [ホテル名].
(おはようございます/こんにちは/こんばんは。[ホテル名]へようこそ。)

2.ゲストの名前の確認:
◆May I have your name, please?
(お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?)

3.予約の確認
◆Could you please provide your reservation details or confirmation number?
(予約の詳細または予約確認番号をお知らせいただけますか?)

4.身分証明書の提出
◆I’ll need to see a form of identification, such as your passport or driver’s license, please.
(身分証明書(パスポートや運転免許証など)をご提示いただけますか?)

5.滞在期間の確認
◆Could you please confirm your check-in and check-out dates?
(チェックイン日とチェックアウト日をご確認いただけますか?)

6.部屋の説明
◆Here’s a brief overview of your room and its amenities.
(こちらがお部屋とその設備の簡単な説明です。)

7.キーまたはカードの手渡し
◆I’ll provide you with your room key/card.
(お部屋のキー/カードをお渡しします。)

8.料金の確認:
◆Let me review the charges and payment method for your stay.
(ご滞在の料金とお支払い方法を確認させてください。)

9.お客様へのお願い
◆Please don’t hesitate to reach out to us if you need any assistance during your stay.
(ご滞在中にお手伝いが必要な場合は、お気軽にご連絡ください。)

これらの表現を使用すれば、ゲストのチェックインプロセスを円滑に進めることができますよ。

モーニングコールの対応

ゲストに爽やかに1日を過ごしてもらうために、モーニングコールは明るい声で行いましょう。
モーニングコールに使える表現には以下のようなものがあります。

◆Good morning, this is [名前] from the front desk. I hope you had a restful night.
(おはようございます、フロントデスクの[名前]です。ゆっくりお休みいただけましたでしょうか?)

◆I’d like to remind you that it’s [time] now, and I hope you have a great start to your day.
[時刻]になりました。素晴らしい一日のスタートを切れることを願っています。

ホテル施設の説明

ホテル施設を説明する際に使える英語フレーズをご紹介します。

【全般的な説明】
Our hotel offers a wide range of facilities and amenities to make your stay enjoyable.
(当ホテルは快適な滞在をお楽しみいただける、さまざまな施設とアメニティを提供しております。)

【レストラン/食事施設】
We have an on-site restaurant that serves [料理の種類], open for breakfast, lunch, and dinner
(当ホテルには、[料理の種類]を提供するレストランがあり、朝食、昼食、夕食にご利用いただけます。)

【ジム/フィットネスセンター】
Our fitness center is equipped with state-of-the-art exercise equipment and is open 24 hours a day.
(フィットネスセンターは最新の運動器具で設備されており、24時間営業しております。)

【プール】
You can relax by our outdoor pool, which is open from [プールの営業時間].
([プールの営業時間]に営業している屋外プールでリラックスできます。)

【スパ】
Our spa offers a range of treatments and massages to help you unwind and rejuvenate.
(スパではリラックスし活力を取り戻すためのさまざまなトリートメントとマッサージを提供しています。)

【会議室/イベントスペース】
We have well-equipped meeting rooms and event spaces for your conferences and special occasions.
(会議や特別なイベントにご利用いただける設備の整った会議室とイベントスペースをご用意しております。)

【Wi-F】
Complimentary Wi-Fi is available throughout the hotel.
(ホテル全体で無料のWi-Fiをご利用いただけます。)

【駐車場】
We offer complimentary parking for our guests, and valet parking is also available.
(ゲストには無料の駐車場を提供しており、バレットパーキングもご利用いただけます。)

【エグゼクティブフロア】
For our executive guests, we have an exclusive executive floor with added amenities and services.
(エグゼクティブのお客様向けに、特別なアメニティとサービスを提供するエグゼクティブフロアがございます。)

【子供向け施設】
Families with children can take advantage of our kid’s club and playground.
(お子様連れのご家族には、キッズクラブとプレイグラウンドをご利用いただけます。)

これらのフレーズを使ってホテルの施設やサービスをわかりやすく紹介し、ゲストに快適な滞在を提供しましょう。

周辺を案内するときの表現

ゲストに周辺エリアを案内する際に使える英語フレーズをご紹介します。

【レストランやカフェの提案】
◆If you’re looking for a great place to dine, I recommend [レストラン名] for [料理の種類].
(食事を楽しむ素晴らしい場所をお探しの場合、[料理の種類]の[レストラン名]がおすすめです。)

【ショッピングエリアの案内】
◆The nearby [ショッピングエリアの名前] is perfect for some retail therapy, offering a wide range of shops and boutiques.
(近くの[ショッピングエリアの名前]は多くのショップとブティックがあり、ショッピングを楽しむのに最適です。)

【交通手段の説明】
◆By using the [公共交通機関の名前] located just a short distance from the hotel, you can easily reach [行きたい場所].
(ホテルからすぐの場所にある[公共交通機関の名前]を利用すると、簡単に[行きたい場所]へ移動できます。)

【安全に関する注意事項】
◆While you explore the area, please be mindful of your belongings and stay safe.
(エリアを探索する際には貴重品に気をつけ、安全にお過ごしください。)

【地図やパンフレットの提供】
◆Here’s a map of the area, and I also have some brochures with information about local attractions.
(こちらがエリアの地図です。また地元の観光スポットに関する情報を提供するパンフレットもあります。)

【主要な観光名所の紹介】
◆One of the must-see attractions in the area is [観光名所の名前], which is known for [特徴や歴史的な背景].
(このエリアで見逃せない観光名所の一つは[観光名所の名前]で、[特徴や歴史的な背景]で知られています。)

トラブルやクレーム対応

ゲストからのトラブルやクレームに対応する際に使える英語フレーズをご紹介します。
適切な表現を使い迅速に対応することで、ゲストの不満を最小限に抑えることができますよ。

【問題の確認】
◆I apologize for any inconvenience. Can you please explain the issue in detail?””
(ご不便をおかけし、申し訳ありません。問題を詳しく説明していただけますか?)

【謝罪】
◆I’m truly sorry that you’ve encountered this issue.
(このような問題が発生してしまい、心からお詫び申し上げます。)

【状況の説明】
◆I’ll investigate the matter and get back to you with a solution.
(この件について調査し、解決策をご案内させていただきます。)

【管理者への連絡】
◆I’ll need to consult with my manager to address this concern.
(この懸念について、上司にご相談させていただく必要があります。)

【タイムフレームの提示】
◆I’ll work on this immediately and aim to have it resolved within [時間枠].
(すぐに取り組み、[時間枠]内に解決できるように努力いたします。)

【補償の提案】
◆As a gesture of goodwill, we would like to offer you [補償の内容] to make up for the inconvenience.
(ご不便をおかけしたお詫びとして、[補償の内容]をご提供したいと思います。)

【感謝の表明】
◆Thank you for bringing this matter to our attention, and for your patience as we work to resolve it.
(この問題をお知らせいただきありがとうございます。また解決に向けてご協力いただき感謝しています。)

これらの表現を使用してトラブルやクレームに対してプロフェッショナルな対応を行い、ゲストの満足度を向上させていきましょう。

会計時の対応

ゲストとの会計時に使える英語フレーズをご紹介します。

【請求の提示】
◆Here is your bill for your stay, which includes [明細項目].””
(滞在費用の請求書をお渡しいたします。この中には[明細項目]が含まれています。)

【支払い方法の確認】
◆Could you please confirm your preferred method of payment?
(お支払い方法をご確認いただけますか?)

【クレジットカードの受付】
◆We accept major credit cards, including Visa, MasterCard, and American Express.
(Visa、MasterCard、American Expressなど、主要なクレジットカードをご利用いただけます。)

【お釣りの確認】
◆Your total comes to [金額]. Could you please confirm the amount of change.
(合計金額は[金額]です。お釣りの金額をご確認ください)

【領収書の提供】
◆Would you like a printed receipt for your records?
(記録用に領収書を印刷いたしますか?)

【質問への対応】
◆If you have any questions or concerns about the bill, please don’t hesitate to ask.
(請求書に関するご質問やご不明点がございましたら、どうぞお気軽にお尋ねください。)

【サービス料や税金の説明】
◆Please note that the bill includes a [サービス料/税金の種類] of [金額] as required by local regulations.
(請求書には地域の規制に従い、[サービス料/税金の種類]が[金額]含まれています。)

チェックアウト

ゲストとの最後のコミュニケーションになるチェックアウト。
最後に良い印象を与えることができれば、ホテルステイそのものが良い印象にかわることも多いものです。
次回また利用していただけるよう、適切な態度・表現でチェックアウト業務を行いましょう。

【チェックアウトの確認】
◆Are you ready to check out?
(チェックアウトのご準備はお済みでしょうか?)

【挨拶・感謝】
◆I hope you had a pleasant stay with us.
(お客様が快適にお過ごしいただけましたことを願っております。)
◆Thank you for choosing to stay with us. We appreciate your business.
(当ホテルをお選びいただき、ありがとうございます。ご利用いただき誠にありがとうございます。)
◆We hope you had a pleasant stay with us, and we look forward to welcoming you back in the future.
(お忙しい中、当ホテルにご滞在いただき、誠にありがとうございました。将来のご利用を心よりお待ちしております。)

知っておくべき海外ホテルの常識

ここからは知っておくべき海外ホテルの常識をいくつかご紹介します。

知っておくことでトラブルが防げる可能性が高まりますよ。

◆子供も宿泊時の身分証明書が必須
ホテル宿泊の際、子供でも身分証明書の提示が必須となっている国は多いです。
日本の場合子供と大人で宿泊料金が変わるため、「年齢確認」という意味合いで身分証明書の提示を求められるケースはあります。
しかし一般的に「一部屋」単位で宿泊料金が決まる海外ホテルの場合、子供の身分証明書の提示目的は年齢確認ではありません。
海外ホテルの子供の身分証明書提示は、主に「子供の連れ去り」や「誘拐」を防ぐ目的で行われます。
この理由により国によっては片親のみ同伴して子供と宿泊しようとすると、もう片方の親の同意書が必要になるケースも存在します。

◆子供を短時間でもホテルに置いて外出するのは違法
ちょっと軽食を買いに5分だけ子供をホテルに1人にしてコンビニへ行く…日本だと珍しい話ではありませんよね。
海外の場合、たとえ短時間であったとしても子供を置いて外出するのは違法となる国が多いです。
最悪警察沙汰になる可能性もありますし、気を付けたいところです。

◆ホテルのトイレでトイレットペーパーを流してはいけない
東南アジアや南米諸国を中心に、トイレでトイレットペーパーを流してはいけない国が結構あります。
これはそれなりの高級ホテルでも同じで、日本でしているのと同じようにトイレットペーパーを流してしまうと詰まってしまうことも…。
知らずにトイレットペーパーを流して詰まらせて修理をお願いする羽目にならないようにしたいものです。

◆チップのある国ではチップを払おう
アメリカをはじめとするチップ文化のある国では、サービスを利用した際はちゃんとチップを払いましょう。

チップの目安は以下の通りです。
レストラン・・・食事代の約20%
ポーター(荷物を運んでもらったとき)・・・1~2ドル
ルームサービス・・・料金とは別に1~2ドル
ルームクリーニング・・・1~2ドル

特に長期滞在する場合などにチップをケチってしまうと、受け取れるサービスの質が低下していっても不思議ではありません。

まとめ

ホテルで使う英会話フレーズは、かなり定型的なものが多いです。
そのためしっかりと事前に学習し準備すれば、だいたいのことは対応できるようになります。

今回ご紹介したホテルで使える英会話フレーズを参考に、ぜひ海外でのホテルステイを快適なものにしていきましょう。

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