英会話上達にはコツがある!初心者でもできるトレーニング法もご紹介!
英語と言うとみなさんの1番の課題はスピーキングとリスニングではないでしょうか?
また、とくにスピーキングは
「英語を話そうとすると全く言葉が出てこない」
「英語の発音が苦手で話せない」
「英会話スクールに通っているけどあまり上達を感じられない」
このように英語を話すことへの苦手意識を感じていたり、どうすればスムーズに英会話できるのだろう?と感じているのではないでしょうか?
だからこそ今回は、スピーキング初心者の方々でも自信を持って英会話ができるようになるための実用的なアドバイスをご紹介します。英会話の基本や持つべきマインド、また初級者向け・上級者向けの効果的な練習法など、幅広い視点から英会話のコツをお伝えします。この記事を読み終わったあとには英会話上達のために何をすればいいのかが明確になるので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
日本語と英語のコミュニケーションは違う?
いきなり英会話のコツについてお伝えする前に、質問です。みなさんは日本語と英語の違いを理解していますか?日本語と英語の違いとは、ズバリ「伝え方の違い」です。日本は察する文化の国なので、あえてはっきり言葉にせず曖昧な表現でも意図が通じます。たとえば、日本語の場合「しんどい」という表現は、「助けて」というニュアンスも含んでいます。一方で、英語で「しんどい」といっても、その感情のみが伝わるだけです。助けを求める場合は「助けて欲しい」とはっきりと相手に伝える必要があります。これは、日本が単一民族であるのに対し、英語は世界中で異なる民族が使用する国際言語であるためです。
英語のコミュニケーション力をUPするためには?
英語のコミュニケーション力をUPするためには、まず次のことを頭にいれておいてください。それは「完璧な英語は存在しない」ということです。もちろん正しい文法、言い回しは存在します。ですが、完璧な英語で話さなければいけないというルールはありません。私たちは常に完璧な文法の日本語を話しているでしょうか?ときには間違えた文法を使ったり、読めない漢字があったり、違うイントネーションで話すこともありますよね。英語も同じです。ましてや、第二言語としてで学び始めている私たちは間違えて当然です。英会話の目的は意思疎通です。英語でのコミュニケーションでは間違えることを恐れず、どんどん使っていきましょう!では、ここから英会話力アップのために必要な4つの基本ステップをご紹介します!
①英語の基礎を固める
英語の基礎とは単語と文法のことです。まずは英語の土台となる単語と文法を学習しましょう。最低でも英検3級、中学卒業レベルの単語・文法力は身に着けてください。
ちなみに私のおすすめの教材は
- 単語帳:ターゲット1900
- 文法書:大岩のいちばんはじめの英文法(超基礎編)
です。
単語が覚えられない、文法が理解できないと言っていては何も始まりません。まずは自分に合う教材を単語と文法それぞれ1冊購入してあきらめずに何度も反復学習をして定着させていきましょう!
②定番のフレーズを暗記する
単語や文法の基礎がある程度ついてきたら、次は単語単体ではなく定番フレーズを暗記していきましょう!挨拶や感謝の表現など、日常的なやり取りに必要なフレーズのストックを用意しておくことで、英会話に必要な瞬発力をもって受け答えができるようになります。いちから文章を作るのは難易度が高いのですが、頑張り屋の日本人は自力で文章を作ろうとして言葉に詰まってしまいます。ここでも完璧な文章を自分でつくろう!という考えは捨てて、フレーズの型を覚えて単語を入れ替えて使えばOK!という風に考えましょう!
③英語特有のリズム感を習得する
英語はとにかくリズム感が大事です。日本語はすべて同じ音の長さと一定のリズムで話されますが、英語は違います。英語は単語ごとにアクセントがあり、文章になると音がつながったり、リズムも変わる歌のような言語です。日本語特有の単調な発音のまま英語を話そうとすると、ネイティブにはなかなか通じません。だからこそ単語学習の際は発音をしながら、英文を読むときも音声をきいて抑揚を意識しながら練習することが非常に大切です。
④とにかく英語のアウトプットを増やす
いくら英語の知識をつけて、定番フレーズを暗記しても、実際に声に出して使うアウトプットトレーニングをしなければ、当然英会話はこなせるようになりません。英語を話せるようになりたいならとにかく話す練習が必要です。アウトプットトレーニングをすることで、英会話への自信もついて文章作成もスムーズになります。詳しいアウトプットトレーニング法はこのあと紹介しますが、まずは「基礎を固めてアウトプット重視で学習を進める」という点をしっかり頭にいれてくださいね!
英会話上達のコツは「シンプル」「結論ファースト」「抑揚とリズム」!
英語を話すときにとくに意識してほしいのは、
・シンプルな表現
・結論を最初に
・抑揚とリズム
この3つです。
それぞれ詳しく説明していきますね!
英会話上達のコツ①「シンプル」に話すこと!
冒頭でもお伝えしましたが、英語は直接的な表現を好みます。
とにかく簡単な単語を使って文章をつくりましょう。
みなさんの英会話がなかなかうまくいかない理由は主に3つです。
たしかにそうだな、と思い当たる節がある人も多いのではないでしょうか?
そもそも日本語と英語は全く違う言語なので完璧に同じ意味にすることは不可能です。
何度も言いますが、英会話の目的は意思疎通です。とくに初心者のうちは、「1番伝えたいこと」に集中しましょう。
難しい単語を使う必要はないので、自分が知っている範囲の単語を使ってシンプルな短い文章で伝えましょう。
日本語を小学生でもわかる言い回しにかみ砕く
英語に変換できない人の多くが、日本語の時点でかなり難しい文章を作っています。
例えば「寝不足」と表現したいとき、みなさんは何と表現しますか?少し考えてみてください。
「寝不足」=「睡眠が足りていない」ということですよね。とはいえ、そのまま「足りていない」「不足している」と考えると、不足って英語で何て言うんだろう? と行き詰まってしまいますよね。もし「不足」という意味の単語を知らなければそこで会話は終わってしまいます。
ここで必要なのが、日本語をかみ砕く能力です。
つまり、この「寝不足」を小学生でもわかる簡単な日本語に直すとすれば
- まだ眠い
- もっと寝たい
- 昨日はよく眠れなかった
と言い換えることができます。なにも「寝不足だ」ということを1文で伝える必要はありません。たとえば「眠いな」とあなたが言えば、相手はおそらく「どうして?」と理由をききますよね。それに対して「昨日は〇時に寝たから」とか「遅くまで仕事をしていたから」と言えば自然と寝不足であることは伝わります。英会話は相手との言葉のキャッチボールなので、1人ですべて完璧な文章をつくって伝えようとしなくても大丈夫です。
「知ってる英語」と「使いこなせる英語」は違う!
これは意外と理解していない人が多いですが、「知っている単語」と「使いこなせる単語」は違います。知っている単語とは、自分が見たことがあったりなんとなくきいたことがあるものを指します。一方で「使いこなせる単語」とは、実際に英会話の中で取り入れて使うことができる英語です。単語はわかるけど文章にできない、という場合はその単語をただ「知っている」だけの状態です。使いこなせる単語はみなさんが思っているよりもはるかに少ないです。そうなると自分の言いたいことをもっと詳細に言えるようになるためには、単語・文法知識とアウトプットで定着させることがどれだけ重要かということがわかりますよね?
中学英語で自分の言いたいことは表現できる!
実は基本的な英会話は中学レベルの英語知識で十分だと言われています。実際にネイティブの日常会話においても中学レベルの簡単な単語が使われていると言われています。
相手に伝わればいいので、まずは中学レベルの使える単語力をつけていきましょう!
シンプルな英語で話すためのセンテンスの作り方のコツとは!
シンプルな英語で話せばいい、とわれてもイマイチよくわからないですよね。
シンプルな英語で話すときの具体的なコツ、それは
・最初の2単語をとにかく話すこと
です。
英会話が苦手な人にありがちなのが、言いたいことを英語で表現しようと頭の中をぐるぐると巡らせて沈黙することです。これは相手を困惑させる原因になります。これを打破するコツこそが、「最初の2単語を発音する」ことです。例えば、「I think…」や「You are…」など主語+動詞をまずは声に出します。この最初の2語を発してからゆっくり考えて話すと、相手が何を言いたいのか察して質問してくれたりするので、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
英会話上達のコツ②「結論」ファースト!
英会話上達のコツ2つ目は、結論ファーストです。日本語では「私はケーキを食べた」というように動詞が最後にくるので、最後まで文章を聞かないとケーキを作ったのか、買ったのか、食べたのか結論がわかりません。
一方で英語はI ate cake.というように「食べた」という結論が先にきますよね。これは文章を構成するときも同じです。次で詳しく説明しますね。
英会話は「結論」が先で「説明」が後
英語のコミュニケーションにおいては「結論」を先に述べて、詳細は後にもってきます。文を作る際や会話をする際、最初に肝心なポイントを伝えることで、相手は内容を素早く把握できます。
たとえば、
How was your day?
という質問には、結論を最初に述べましょう。楽しかったか、そうでなかったかを先に伝え、その後に理由を説明します。
この順番を常に意識すると、英語でのコミュニケーションが円滑になり、ネイティブスピーカーとの会話もスムーズに行えます。
英会話上達のコツ③「抑揚」や「リズム」を練習!
英会話上達のコツ3つ目は「抑揚やリズム」を身に着けることです。ネイティブスピーカーのような自然なイントネーションやリズムを身につけることで、会話がより自然に流れます。
音のつながりやリズムを意識する
ネイティブの英語が聞き取れないのは
- 単語同士の音がつながるリンキング
- 本来発音されるべき音が抜け落ちるリダクション
などが原因の1つです。また、英語特有のリズムがつかめず英語の発音も単調になってしまうとネイティブにも伝わらない英語になってしまいます。だからこそ発音をするときは、英語の内容だけでなく音声変化やリズムにも意識を向けましょう。
イントネーションを意識する
英語はイントネーションによって日本語よりも細かな意味の違いやニュアンスを表現できます。たとえば「Excuse me(すみません)」はイントネーション次第で
- 失礼します
- もう一度言ってもらえますか?
- 何を言っているんですか!(怒り気味)
などそれぞれ異なる意味あいになります。誤ったイントネーションや平坦な発音は意図せず誤解を生むこともあります。イントネーションには文の種類(疑問文や否定文など)と話者の意図(伝えたい感情)の2種類があり、文法に基づくものは語尾を上げる、強調するなどルールがあって学びやすいですが、意図に基づくものは実践で磨く必要があります。
堂々とした態度で話すことも大切
自分の英語に自信がなくても、オドオドとしてはいけません。実はネイティブスピーカーは、世界の全人口5%ほどしかおらず、世界の95%の人にとって、英語は母国語ではありません。世界中でブロークンイングリッシュと呼ばれる非ネイティブ英語が話されています。発音が間違っていても、単語を間違えていても彼らは自信満々です。堂々と自信を持って発話することで、相手もあなたに注目しやすくなり、相手に信頼感を与えてより良いコミュニケーションを築けます。
英語のコミュニケーションをスムーズにするコツ
続いては英会話において相手とのやりとりをよりスムーズにおこなうために、どうすればいいのかについて紹介します。これにはいくつかのコツがあるので、会話が続かないという人はぜひ参考にしてくださいね!
相槌のレパートリーをもっておく
まずは、相槌のレパートリーを持っておきましょう。相手の話に対して関心や共感を示すための言葉や表現を複数知っておくことで、自然な英会話ができるようになります。また、相槌を打っている間に自分自身で内容を整理したり、次の発言を考えることができるというメリットもあります。
使える相槌を紹介!
使える英語の相槌を一部ご紹介するのでぜひ覚えて取り入れてみてくださいね!
I see. → なるほど。
Right. → そうですね。
That’s true. → たしかに。
Really? → そうなんですか?(語尾が下がると、「知らなかったけど驚いてはいない」という印象を与えます。)
Exactly. → その通りです。
I think so too. → 私もそう思います。
Me too. → 私もです。
No way. → うそでしょ?
相槌をするだけでも、相手への興味を示すことができるので自分がちゃんと聞いているよ、という意思表示ができます。
ボディランゲージを習得する
ボディランゲージも非常に重要です。表情やジェスチャーは言葉だけでは伝えきれない情報を補完し、相手の意図や感情を理解しやすくします。表情や態度で気持ちを表現するだけではなく、自分の英語をよりわかりやすく相手に伝えるためにもジェスチャーは必要です。形などは単語を知らなくても手の動きで説明することができますね。ただし、日本で定番のジェスチャーはときに海外で失礼になることがあるので気をつけましょう。
共通点を見つける
これは日本語での会話でも同じですが、相手との共通点を見つけることで精神的な繋がりを深めることができます。心理学的には「類似性の法則」と呼ばれ、共通点のある人には好意や信頼を抱きやすいとされています。相手の話をよく聞いて興味を理解し、適切な質問を通じて共通点を見つけましょう。ビジネスにおいてはカジュアルな会話でクライアントの趣味や特技を探り、共通点を見つけて関係性を強化しましょう。
質問を増やす
自分は英語でペラペラと話せない!というのであれば、どんどん相手に質問をしましょう!人は基本的に自分の話をきいてもらいたいので、相手にとってもプラスです。質問をして、話している最中には忘れずに相槌も打ちましょう。相手だ答え終わったら、またシンプルな文章で質問すればOK!これにより、会話を途切れさせることなく英会話を楽しむことができます。
文化や習慣の違いを理解する
英会話において忘れてはいけないのは、相手の国の文化や習慣の違いを理解するということです。自分が当たり前だと思っていることは他の国では当たり前ではありません。自分のものさしで相手を見るのではなく、相手の国の文化や習慣を理解する姿勢を持ちましょう。ちなみに文化と習慣というトピックは他の国の人が1番興味を持つトピックでもあり、「あなたの国はどうなの?」というように質問される頻度も高いです。自分の国の文化についてある程度英語で説明できるようになると、かなり英会話で使えますよ。
初心者が英語を上達させるためのマインド
続いては初心者が英語を上達させるためのマインドについてご紹介します。やみくもに英語学習を始める前に、今から紹介することを必ずおこなってくださいね!
自分の英語レベルを知る
まずは自分の英語力を把握することが重要です。現状レベルもわからない、目標もないままの学習は効果が出にくく、挫折につながります。
TOEICや英検などの試験を通してレベルチェックをおこない、客観的に英語レベルを測りましょう。現状を把握することで、課題が明確になり効率よく英語力を伸ばすことができます。
明確な目標を設定する
明確な目標設定も非常に大事です。資格は興味ないという人も多いと思いますが、目標を設定することで、モチベーションも維持しやすくなります。具体的な目標に向かって努力することで英語力は確実にUPし、さらに合格判定がでれば自分への自信とモチベーションアップにもつながります。
日々の英語学習時間をつくる
英語学習において最も難しいこと、それは「学習時間の確保」ではないでしょうか?日々の忙しい生活の中で時間を捻出するのは本当に大変ですよね。
ですが時間ができたらやろう、ではいつまでたってもその日はきません。ではどうすればいいのか?ズバリ解決策は「先に英語学習時間を確保すること」です。たとえば朝早く起きて15分、仕事から帰宅して寝る前の30分は単語復習や文法学習をするなど先に予定として組み込んでしまいましょう。もちろん予定通りにいかずできない日もあるかもしれませんが、それでもいいので先に1日のどこでやるのかを決めてしまえばだんだんとルーティン化するのでおすすめです。
まずは3日!コツコツ継続する
語学は毎日の継続が超重要です。1日15分でもいいので、英語に触れる時間を作りましょう。21日間続けることができれば習慣となるとも言われているので、「今日だけは頑張ろう!」を毎日続けて1週間、そして3週間クリアできるように頑張ってみましょう!
英会話初心者が英語を上達させるための具体的なTo Doリスト
マインドセットが整ったところで、続いては英会話初心者が英語学習をおこなう際の具体的なTo Doリストをご紹介します。英語学習って何からやればいいかわからない、どうやればいいのかわからない!という人は必ずチェックしてくださいね。
単語量を増やす
英語を話す上で必要な単語量を増やしましょう。日本語でも知っている単語が多い大人の方が、知識量の少ない子供よりも多く複雑なことを言えますよね?それと同じです。単語を書く必要はないので、必ず声に出して発音とセットで覚えましょう。
基本動詞を暗記する
英文で必ず登場する「動詞」、そして日常的に使われる頻度の高い基本動詞を優先的に暗記するようにしましょう。よく使われる基本動詞の一部としては
- Have→持つ/食事をとる
- Go→行く/進む
- Put→何かを置く/身に着ける
- Get→手に入れる/~の状態になる
- Take→連れていく/手に取る
- Keep→~し続ける/守る
- Make→つくる/変える
- Come→来る/~になる
- Run→走る/経営する
このように基本動詞は1単語で多様なアクションや状況を表現できるので効率がいいです。
自分の趣味や好きなことについての単語を覚える
自分の好きなことに関する単語から覚えましょう。人は興味があることから記憶に残っていくので、馴染みのない専門的な英単語はどんなに頑張っても頭に入りません。興味のある分野の単語から学べば、そこからさらに関連する分野に興味が広がりより多くの単語に苦痛なく触れることができます。
まずは自分のレベルより低い簡単な英語の本を読む
自分のレベルより簡単な英語の本を読み、「自分は英語が読める」という自信をつけていきましょう。難しい本だと、途中で辞書を引いて単語をいちいち調べる行為が嫌になってしまい完読できない可能性があります。焦らず背伸びせず英語力をアップさせていきましょう。
紙の辞書を使うと定着率がアップ
意外と効果的なのは電子辞書よりも紙の辞書を使用することです。紙の辞書を使うことで、単語を探し、意味を確認するというプロセスが目に見える形で行われます。このアクションは記憶の定着を促進し、簡単に意味を調べられる電子辞書よりも記憶に強い印象を残します。
スピーキングはスラスラ言えるまで繰り返し練習
スピーキングは繰り返し練習することが重要です。1フレーズを10回くらい音読したくらいでは足りません。Hello, how are you?くらいスラスラと何も考えなくても口から英語が出てくるくらいまで練習しましょう。
実践的な場を活用してレベルアップすることも大切
スムーズに発音ができるようになったら実践的な場に出向いてみましょう。実際に使うことで、自分の英語力を再確認できたり、英語学習のモチベーションにもつながります。
英会話スクール・オンライン英会話で練習
英会話の実践練習の場としては、英会話スクールやオンライン英会話を活用するのもおすすめです。ただし基礎学習なしではあまり効果がないので、基礎学習が完了している前提です。レッスンを受けることで英会話をすることへの抵抗感も減っていくので、英語を話すことに対する苦手意識が強い人は英会話スクールを活用して徐々に慣れていきましょう。
外国人が集まる場所に行って話しかける
もし可能であれば、外国人が集まる場所に行って話しかけてみましょう。英会話教室とは違う、実際の外国人同士の会話を聞いたり、もっとディープな話をしたり、スラングなどの学校で習わない使い回しを知ることができます。
1文には1情報!簡潔に伝えよう
会話をするときに意識して欲しいのは、「1文には1つの情報だけいれる」ということです。あれもこれも言いたい!とたくさんの情報をいきなり入れようとすると、混乱してしまい会話の途中で沈黙になってしまうなど、うまくコミュニケーションが取れない場合があります。冒頭でもお伝えしましたが、シンプルに簡潔な文章で相手に伝えるようにしましょう。
完璧に聞き取る必要はない
真面目な人ほどすべて完璧に聞き取ろうとしてしまいがちですが、実は完璧に聞き取る必要はありません。英語は主語と動詞以降は主語と動詞の補足説明です。まずは誰が何をするのかを最低限押さえておき、話の内容を把握しておきましょう。もしあまりにも内容がわからなかった場合は、相手にもう一度聞きましょう。わからないのに適当にうなずくほうが相手には失礼なので、恥ずかしからず聞きなおしてくださいね!
初心者がやりがちなNG勉強法
ここからは初心者がやりがちなNG勉強法について解説します。これさえ気をつければ今よりも最短ルートで英語力をアップさせることができます!
いろいろな教材に手を出す
みなさんはいろいろな教材に手を出していませんか?また、結局どれも最後まで使っていないなんてことはありませんか?
複数の教材に手を出すことで、
- すべてが中途半端
- やることだけ増えて辛くなる
など英語学習の挫折につながる可能性も高くなります。
初心者こそ必ず単語・文法それぞれ1冊の教材を何度も繰り返し学習するようにしましょう。
1冊を何周も学習することで、記憶にも定着しやすくなります。
いきなりネイティブスピーカーが使う英語表現を覚える
ネイティブスピーカーが頻繁に使用する英語表現だけを学ぼうとするのもNGです。会話は相手とのやり取りや多様な状況で展開されるため、学んだ表現が必ずしも適用できるとは限りません。また、これらの表現には流行りのフレーズや一部の層にしか通じない単語が含まれていることもあります。特にスラングは、フォーマルな場や、あまり親しくない間柄で使うと失礼に当たるので気をつけましょう。
基礎が超大事!レベルにあった最適な学習法で英会話力を磨く
しつこいようですが、英会話において一番大事なのは基礎をしっかり固めることです。初心者から始める場合はとくに自分のレベルに合った最適な方法を選びましょう。基本的な文法や単語を理解し、日常会話ができるようになれば、徐々に高レベルな話もできるようになっていきます。
英会話上達に効果的なトレーニング法を紹介!
英会話のトレーニングといっても具体的に何をすればいいのかわからないですよね。ここでは私がおすすめしている効果的な練習法を紹介しますね。
初心者に最適!リプロダクショントレーニング
動画でも毎回お伝えしていますが、リプロダクショントレーニングはリスニング&スピーキングに効果的な練習法です。これは通訳士の育成に実際に用いられているトレーニング法で、初心者でも実践できます。では詳しいやり方をお伝えしますね!
①音声をきく
まずは音声と英文を用意して、英文は見ずに音声だけ聴きましょう。何度かリピートして聞いてもOKです。まずは自分の聞き取り能力を確認します。
②スクリプト確認&単語・文法理解
次に英文を確認します。ここではわからない単語の意味を確認し、理解できなかった文法を理解しましょう。ただ日本語の訳文を見て意味を理解した気になるのはNGです。そして、自分が理解した内容と比較してどのくらい合っていたかも確認しましょう。
③もう一度音声を流す
英文の内容を理解したら、ここでもう一度音声を流します。この段階では最初に聞き取れなかった単語が、英文確認をしたことでより理解できていると思います。
④音声を止める&発音する
音声を止め、発音をします。この音声を止めるタイミングは英文1文終わったくらいでOKです。1文が長い場合は途中で音声を止めてフレーズを区切って発音しましょう。発音をするときは単に英文を頭に浮かべて読むのではなく、発音、イントネーション、リズム、強弱などを意識して真似しましょう。単なる「音読」ではなく「モノマネ」に近いです。歌を真似するように音を再現しましょう。ちなみにこのリプロダクションは1文がスラスラと音源と同じように発音できるまでおこなってください。ある程度スムーズにできるようになったら次の1文へ進みましょう。
上級者向け!応用トレーニング
リプロダクションがスムーズにできるレベルの上級者には、応用トレーニングも紹介しますね。
オーバーラッピング
まずはオーバーラッピングです。オーバーラッピングとは「重ね合わせる」を意味する「Overlap」に由来し、教材のスクリプトを読みながら、流れる英語音声と同時に発音するトレーニング法です。リプロダクションと違い、スピードも合わせて音源についていかなくてはいけないので難易度が上がります。
シャドーイング
シャドーイングはオーバーラッピングよりもさらに難しく、英文は見ずに聞こえてくる音声のすぐあとを追って発音する英語学習法です。英語学習にはシャドーイングが効果的だと注目された時期がありましたが、実はかなり上級者向けのトレーニングです。実際にやってみるとかなり難しいので初心者の方はリプロダクションからスタートしてくださいね。
さらに応用!英文作成能力UPトレーニング
英文を発音するのはできるけど、自分で文章を作るのが苦手という方もいますよね?最後はさらに英会話力を磨くための英文作成能力UPトレーニングを紹介します!この練習法を実践すれば会話のスピードが格段に上がります。
リハーサル
英文を早く作る練習としては、リハーサルがおすすめです。リハーサルとは、言いたいことをあらかじめ頭で考えておくことを指します。日頃の生活でも、これを英語でなんというのか、この場合はどのように説明するのか、など頭でシュミレーションしてみましょう!
ディクトグロス
ディクトグロスとは、聞き取れなかった部分を想像しながら文章をつくり、単語や文法の知識を自分で実践するトレーニング法です。やり方としてはまず、英語の音声を聞き取って聞こえた単語をメモします。それを元に聞き取れなかった部分を想像して埋めてみます。このトレーニングをおこなうことで
- 穴埋めで英文作成能力が鍛えられる
- 話の流れから内容を推測する力がつく
というメリットがあります。
パラフレーズ
パラフレーズとは、英文が同じ意味になるように別の言い回しに変えることです。たとえば「朝ごはん」のことを日本語では「朝食」とか「朝メシ」とか言ったりしますよね?そんな感じで同じ意味だけど別の単語や表現で言い換えたりするトレーニングです。英文を同じ意味になるように言い換えることで、語彙力が上がり英会話の幅も広がります。
サマライズ
サマライズとは、長い英文を聴いて自分の言葉で要点を簡潔にまとめて話すトレーニングです。要約能力がつくと、英語の処理スピードも上がりコミュニケーションスキルもアップします。ちなみに英語のスピーキング能力を測るテストVERSANT(https://www.versant.jp/)ではこの要約問題があるので練習の成果として受けてみるのもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?英会話力をあげるためにはインプットとアウトプット両方のトレーニングがマストです。まずインプットで基礎を固めたら、アウトプットを多めに取り入れながら英会話スキルをどんどん上げていきましょう。英語でコミュニケーションが取れるようになると世界は一気に広がります。この記事が少しでもみなさんの英会話力アップにつながれば嬉しいです♪
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