ネイティブが英会話でよく使う英語フレーズとは?

英語を勉強していると、「本当にネイティブはこんな言い回しを使うの?」という疑問に思うことはありませんか?
ネイティブが英会話でよく使う英語フレーズを知ることは、自然なコミュニケーションを築く上で非常に大切です。

実際、ネイティブは教科書通りの表現をしているとは限りません。
教科書通りの表現を使っていることで、かえって会話が不自然となるケースも。

状況に応じて、スラングも含めた単語やフレーズを上手に使いこなすことで、英語ネイティブとのコミュニケーションがよりスムーズになるでしょう。
今回は、ネイティブがよく使う英単語や英語フレーズを中心に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

「ネイティブ英語」とは?

「ネイティブ英語」とはよく耳にしますが、具体的にはどういう意味なのでしょう?
「ネイティブ英語」とは、英語が母国語として話されている国や地域で生まれ育った人たちの自然な英語のことを指します

ネイティブスピーカーたちは、幼いころからずっと英語に囲まれて生活しているため、文法や語彙はもちろん、独特の発音やイントネーション、さらには文化に根差したフレーズやスラングも無意識のうちに身につけています。スラングは、公式な場ではあまり使われませんが、日常会話でよく出てくるカジュアルな言葉やフレーズのことです。ネイティブの間ではこれが普通に飛び交っていて、時と場合によってはこれらを使いこなすことがとても大切になってくるのです。

つまり、「ネイティブ英語」を理解し、使いこなせるようになると、もっと自然体でネイティブスピーカーとコミュニケーションが取れるようになります。

英語ネイティブ人口と定義

英語ネイティブスピーカーとは、生まれたときから英語を第一言語として使用してきた人々のことを指します。

この定義に基づくと、英語ネイティブ人口は、英語を公用語とする国々、例えばアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなど、数多くの国や地域に分布しています。
最新の統計によると、約13億人以上が英語を話すと言われています。そのうちの約4億人がネイティブスピーカーであると推定されています。

英語のネイティブスピーカーは、言語の深層構造や文化的背景を自然に理解しており、その特徴的な発音や語彙の選び方、そして表現方法は、非ネイティブスピーカーから見ると非常に魅力的で独特であると言えます。

ネイティブレベル=CEFR基準でC2

ここで、「ネイティブレベル」というものを定義しておきましょう。
言語習得の「レベル」というのは多くの人々にとって曖昧で、判定が難しいものです。

ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)は、この評価を具体化し、国際的な基準を提供しています。
CEFR自体は資格ではありませんが、一つのフレームワークとして機能し、TOEICやTOEFLなど様々な言語試験の国際的な基準を示しています。

CEFRでは言語スキルを以下の6つのレベルに分類しています:

A1(入門): 基本的なフレーズと日常的な表現を理解し、使用することができる。
A2(初級): 単純なコミュニケーションと日常的なタスクの実行が可能。
B1(中級): 主要なポイントを理解し、単純な文脈で自己表現ができる。
B2(中上級): 抽象的な内容を含む具体的なテキストを理解し、専門的な議論に参加することが可能。
C1(上級): 広範なテキストを理解し、複雑な主題について流暢に話すことができる
C2(熟達): ほぼすべての言語スキルを理解し、使いこなすことができる。

CEFRの中で、最も高い「レベル」はC2とされており、これは「ネイティブレベル」として認識されることが多いです。
複雑な内容や専門的な議論でも、問題なくコミュニケーションを取ることができます。
これは「ネイティブレベル」のスピーカーが持つ能力に非常に近いと言えるでしょう。

C2を取得したからといって、文化的背景やネイティブが使用する日常的なスラングなどの全てを理解しているわけではありません。
それでも、C2レベル取得者は、その言語の非常に高い運用能力を持つと評価されます。

ネイティブがよく使う単語

ネイティブスピーカーが日常会話の中でよく使う単語を紹介します。
英語ネイティブなら欠かさずに使っている言葉から、最近の流行り言葉までをいくつかピックアップしました。

これらの単語は、非ネイティブが学ぶ初級の英語教材には必ずしも含まれていないかもしれませんが、覚えておくことでより日常生活でのコミュニケーションがうまく取れるようになるでしょう。

literally

「literally」は元々「文字通り」や「実際に」という意味で使われる言葉です。
ですが、近年では日常会話で、話の内容を強調するために使われることもあります。

元々は、例えば””I was literally just there two minutes ago.””(私は文字通り2分前にそこにいたんだ。)という文のように、
「きっちり2分」であることを強調したい時に使われていました。

最近は若者の間でもっと気軽な使われ方をしており、””I’m literally starving.””(本当にお腹が空いて死にそうだよ)のように「文字通り」ではないものの、感情を強調したい時に使われることが多いようです。

日本語でも若い人は「ガチで」「マジで」「普通に」など言って強調することが多いですよね?それと同じ感覚です。

もちろん、本来の意味である「文字通り」という意味で使われていることもあるので、誰がどんな背景で言っているのかの見極めが大切です。

chill

「冷たい」「よく冷えている」という意味の””chill””、冷蔵庫の「チルド室」も”chilled”を語源としています。
最近は若者の間で「リラックスしている」「落ち着いている」という意味も生まれました。
日本語だと、「ほっこり=暖かい」のイメージなので、冷えている状態のchillがこのような使い方をされるのは意外かもしれません。
忙しなくほてった心身を「クールダウンする」と言ったイメージだと考えてもらえると良いでしょう。

例えば、以下のような使われ方をします。

リラックスする、くつろぐ: “”Do you want to come over and chill?””
「うちに来てまったりしない?」
落ち着く、冷静になる: “”Chill out, it’s not a big deal.””
「落ち着いて、それほど大したことじゃないよ。」
問題ない、大丈夫: “”Is it okay if I come late? — Yeah, chill.””
「遅れて行ってもいい? — うん、全然大丈夫。」

フォーマルな場で使うべき単語ではないですが、友達とのカジュアルな場面で使えそうな単語です。
SNSなどでも””chill””や””chill””と””relax””を合わせた造語”chillax””という言葉がハッシュタグで使われていたりします。

FOMO

「FOMO」は「Fear Of Missing Out」の略で、一言で訳すと、「乗り遅れたくない」という意味です。
「何か重要なことや楽しいイベントを逃してしまうかもしれない」という不安や心配を表現する際に使用されます。
今時の若い人は常にSNSをチェックしており、他の人が楽しんでいる様子をオンラインで見ることができるため、より不安に感じるのでしょう。

例えば、友達がパーティーで楽しんでいる様子をInstagramで見た時にこんな風に使われます。
“”I can’t believe I missed the concert, I have serious FOMO right now.””(そのコンサートを逃したなんて信じられない、今マジでFOMOだわ。)

また、FOMOを恐れるあまり過剰に行動してしまったりすることもあります。
“”I have work early tomorrow, but I’m going out anyway because I have FOMO.””(明日は早くから仕事だけど、FOMOがあるからそれでも遊びに行くよ。)

最近では、FOMOの反動から”JOMO(=Joy Of Missing Out)””という言葉も生まれています。
あふれるソーシャルメディアの情報に振り回されずに、目の前の現実を楽しむ、という意味です。デジタルデトックスという言葉もありますが、ソーシャルメディアから自分を切り離し、自分自身の人生を生きるという動きが英語圏でも広がっているようです。

ghost

元々、””ghost””という単語は従来の「幽霊」や「霊」という意味です。
ですが、最近になって日常会話の中で動詞として使われることもあります。
一方的に連絡を断たれてしまうこと、突然音信不通になってしまうことを動詞でghostと言います。

1.人間関係での「Ghosting」
「Ghosting」は、デートや友人関係などで、ある人が突然、何の前触れもなく連絡を絶つ行為を指します。この現象は、特にオンラインデートが普及したことによって頻繁に起こるようになりました。
“”I thought our date went well, but then she ghosted me.””
「デートは上手くいったと思ったけど、彼女にゴーストされた。」

2.職場での「Ghosting」
1から派生して、職場でも使われるようになりました。面接の予定を無断でキャンセルする応募者や、何の連絡もなく突然仕事を辞める従業員を指します。
“”He accepted the job offer but then ghosted us before his first day.””
「彼はジョブオファーを受けたけど、初日になる前にゴーストされちゃった。」

日本でも残念ながら少なくないシチュエーションを、””ghost””は”幽霊というユーモラスなイメージを用いて表現しています。

overwhelm

overwhelm:圧倒する、打ちのめす
ネイティブが頻繁に使う単語で、受け身の”overwhelmed””の形でよく使われます。
「うわ〜すごい!」というイメージで、強い感情に押しつぶされそうな時から、ポジティブに称賛したい時までいろいろです。
例文をいくつか紹介します。

I was overwhelmed with work last week.
先週、仕事で圧倒されました。(=仕事が大変でした。)
この文では、「overwhelmed」は、仕事の量や責任が非常に多くて処理しきれない状態を表しています。多くの人が経験する一般的な状況で使われる表現です。

She was so overwhelmed by the support she received that she started crying.
彼女は受けたサポートに圧倒されて、泣き始めました。
ここでは、「overwhelmed」は肯定的な文脈で使われており、人からの支援や愛情が予想以上に大きくて、感情が爆発してしまった状況を表しています。

I’m feeling overwhelmed with all the choices available.
選択肢が多すぎて、何を選べばいいか圧倒されています。
「overwhelmed」は選択肢が多すぎて決定するのが難しいときに使われます。この感覚は特に現代の消費社会でよく見られます。

I am completely overwhelmed by your generosity.
あなたの寛大さに本当に圧倒されています。

この例文では、「overwhelmed」は感謝の気持ちや驚きを表現しています。誰かが期待以上に親切であったときに使う表現です。

使える便利な英語フレーズをご紹介!

次に、実際にネイティブとの会話で使うことができる便利な英語フレーズを紹介します。
実際に使われている生きた英語表現なので、そのまま覚えておきましょう!

同意を表す便利な英語フレーズ

同意を表す便利な英語フレーズです。英会話でも講師が話した時に共感を表すなど、すぐに使える場面が多いかと思います。

Absolutely!
まったくそのとおり!
Exactly!
まさに!
You’re spot on.
まさにそのとおり。

That’s what I was thinking!
それって私が言おうと思ってたことじゃん!
You took the words right out of my mouth.
まさに私が言いたかったことですよ。
(直訳すると、あなたが私の口から言葉を奪いましたね!という意味です。)
I was just going to say that.
ちょうどそれを言おうと思っていました。

You have a point there.
確かにそうだね、核心ついてるよ。
For sure!
確かに!

反意を表す便利な英語フレーズ

反意を表すフレーズを紹介します。
英語ネイティブは同意しない時ははっきりと意思を表すイメージがあるかもしれませんが、実際には相手の意見を尊重しながらやんわり断るフレーズも多いです。

Not really
そうでもないよ。
解説:やんわりと否定できるフレーズ。褒められた時にも謙遜しながら使えます。

I beg to differ.
異なる意見です/同意しかねます。

I’m not so sure about that.
それはちょっとどうかな?
解説:はっきりと否定しているわけではなく、やわらかく同意しかねることを表しています。

I disagree.
同意できません。
I’m on the fence.
ちょっと迷ってます。

That’s not how I see it./I don’t see it that way.
私は違う見方をしているよ。
That’s one way to look at it, but…
そういう見方もあるけど…
I see where you’re coming from, but…
あなたの考えは理解できますが、私は…
I can’t go along with that.
それには賛成できません。

Let’s agree to disagree.
まあ意見が合わないってことでよしとしよう。

解説:相手といつまでも折り合いがつかない状態ですが、その状態のまま場をおさめたいときに使われる表現です。

感情を表現するときの英語フレーズ

感情を表現するときの英語フレーズは非常に多いです。
ここでは、喜怒哀楽を中心としたフレーズを紹介していますが、人の感情はさまざまです。
海外の映画やSNSをよくチェックして、色々な感情を表すフレーズをたくさん覚えると表現の幅が広がるでしょう。

嬉しいときの便利フレーズ

嬉しいときの便利フレーズを紹介します。
日本の文化では感情を抑えることが美徳とされることがありますが、英語圏では感情を直接表現することが大事になってきます。。
そのため、喜びを感じたときにはその感情を素直に表現すると、より良いコミュニケーションがとれるでしょう。
ぜひ嬉しい時のフレーズをたくさん覚えてください!

I’m so happy!
とても嬉しい!
I’m ecstatic!
歓喜している!
I’m on cloud nine.
天に昇る気持ちだ。
I’m overjoyed.
とても喜んでいる。
This is fantastic!
これは素晴らしい!
I couldn’t be happier.
この上ない幸福です。
It’s such a delight!
これはとても喜ばしい!

You’ve made my day!
あなたが私の1日を特別なものにしてくれました
解説:相手がしてくれたことへの感謝を表します。

It’s like a dream come true.
夢が現実になったようだ。
I’m jumping for joy!
喜びのあまり飛び跳ねている。
I can’t stop smiling!
思わず笑顔になっちゃうよ。
(解説:can’t stop~ingで、「〜するのを止められない」という意味から「〜せずにはいられない」「思わず〜してしまう」に派生)

楽しいときの便利フレーズ

人とコミュニケーションをとる際、楽しい気持ちを表現することでその雰囲気を共有し、相手にもポジティブな影響を与えることができます。
友人との会話で楽しい瞬間を共有したり、仕事で成功体験を分かち合ったりする際に、これらのフレーズが役立ちます。

I’m having a blast!
とても楽しい!
It’s so much fun!
とっても楽しいよ!
I’m loving every minute of it.
終始楽しんでます(=有意義な時間を過ごしています。)

This is the time of my life!
最高に楽しい時を過ごしてます。
It’s such a good time!
とても楽しい時間を過ごしています。

怒っているときの便利フレーズ

怒りと言っても、ちょっとモヤモヤ、イライラするときから激しく怒っているときまでさまざまです。
ネイティブの友人との関係が深まると、怒っていることを伝える・伝えられることも時には必要になってくるかと思います。
そのような場合に、冷静に伝えられるよう、怒りの表現もいくつか覚えておきましょう。

ちょっとイライラしている:
I’m a bit frustrated. (少しイライラしています)
This is kind of annoying. (これはちょっとうっとうしいな)
I’m not happy about this. (これには満足していません)

より具体的な状況でイライラしている:
Can you please not do that? It’s really bothering me. (それやめてもらえる?本当に気になるんだ)
I wish you would take this more seriously. (もう少し真剣に取り組んでほしいな)

第三者に対する怒り:
I’m really upset about how they handled the situation. (その状況の対応の仕方には、本当に腹が立っている)

相手に直接怒りを表現する:
I’m really angry at you right now. (今、本当にあなたに怒ってる)
This is unacceptable. (これは許せない)

悲しいときの便利フレーズ

人生楽しいことばかりではありません。悲しみを表現して、お互い共感し合うのもコミュニケーションの一つです。
少し悲しい時から人生どん底な時までさまざまな英語フレーズを用意しましたので、参考にしてください。

ちょっと悲しい時:
I’m feeling a bit down. (ちょっと憂鬱だ)
I’m not in the best mood right now. (今、気分が最高じゃない)
I’m a little disappointed. (少し失望してる、期待外れだった。)
It’s just been a rough day. (今日はちょっと辛い日だった)
他者の状況で悲しい時:
I feel so bad for them. (彼らのことを思うと本当に気の毒に思う)
It breaks my heart to see this. (これを見ると心が痛い)
相手に対する悲しみ:
I’m hurt by what you said. (あなたの言葉で傷ついた)
I never thought you would do something like this. (あなたがこんなことをするとは思わなかった)
すごく悲しい時:
I feel like my world has fallen apart. (私の世界が崩れ落ちたような気がする)

話をつなぎたいときに便利な英語フレーズ

英会話やネイティブの友人との会話で、なかなか言葉が出ないこともあるでしょう。
日本語で「えーと…」と言いたくなるところですが、せっかくなので英語で次のようなフレーズで表現してみるのはいかがでしょうか?

Let’s see 〜. Let me see 〜.
えーと、ちょっと待ってね….
例:Let’s see, do you want to go to the beach or the mountains this weekend?(えーと、週末は山と海どっちに行きたい?)

Well 〜.
えーと….
例:Well, I think it’s a good idea because….(えーと、いい考えだと思うよ、それはね…)

How can I explain this?
どう説明すればいいんだろう?

I mean…
つまり何が言いたいかっていうとね…
It’s not that I don’t like him. I mean, he’s nice, but I just don’t feel a connection.(彼のこと嫌いなわけじゃないんだよ、つまり、合わないんだよ)

また、話の途中に””like””と言って「…みたいな」「なんか」と言って話を繋げるということもあります。
例: So, I was like, really surprised when she called.
(だから、彼女から電話が来たとき、”なんていうか”本当に驚いたんだよね。)

つなぎ言葉が癖になってしまうと、相手にとって聞きづらくなってしまうデメリットがあります。
そのため、スピーチの場面などではつなぎ言葉を言わない訓練も必要ですが、
日常的には、多少つなぎの言葉が断定を避けた柔らかい言い回しにしてくれる効果もあります。

ネイティブ講師から英語を学ぶメリット&デメリット

英会話教室を検討する際、ネイティブ講師を選ぶ人は多いのではないでしょうか?
確かにネイティブ講師から英語を学ぶのは、メリットが多いです。ただ、ネイティブだからこそ注意しなければならない点もあります。
この章では、ネイティブ講師から英語を学ぶことのメリットとデメリットをお伝えいたします。
英会話の講師選びの参考にしてください。

【メリット】ネイティブがよく使う表現を学べる

ネイティブ講師からの指導は、日常生活で実際に使われる自然な表現やフレーズを学ぶ絶好のチャンスです。
教科書からは得られない、ネイティブ特有のニュアンスや言い回しを直接学べるのは大きなメリットでしょう。

また、自分の表現がネイティブから見ると違和感がある場合、指摘をしてもらえるのも良いところです。
これにより、実際の会話の中で自然に英語を使用する能力が向上します。

【デメリット】発音の指導を受けることが難しい

一方で、ネイティブ講師は、発音やアクセントを正確に教えることが難しい場合があります
日本人の皆さんも、海外の人から日本語について聞かれた時にうまく答えられないことが多いのではないでしょうか?
それと同様に、ネイティブにとっては、母音カットや喉発音は「当たり前」なので、説明するのが難しいです。

皆さんが正確な発音のコツや技術を求めても、具体的なアドバイスを提供することが期待できません。
そのため、オンライン英会話の全ての授業をネイティブ講師から受けたとしても向上できるとは限らないのです。

発音の基本を学びたい時は、ネイティブ講師とノンネイティブ講師の授業を組み合わせて受講すると効果的でしょう。

英語を教わってもOKな人は?

では、どのような人から英語を教わるのが最適なのでしょう?
それは、「すでに英語ペラペラの人」で、「生徒を英語ペラペラに指導した経験のある人」です。
以下で詳しく解説いたします。

①すでに英語ペラペラな人

英語をペラペラに話せることは教える上での基本的な条件です。
そんなのは当たり前だと思うかもしれません。実際には英語教師が必ずしも英語がペラペラとは限らないのが現状です。
特に日本の英語教育は、読み書きと文法に特化しているのでスピーキング能力が疎かにされがちなのが一因です。

ただ、中には英語ネイティブと流暢にコミュニケーションを取れる先生もいるので、皆さんはそういった方から英語を教わるようにしましょう。
言語の細かいニュアンスや文化的背景、実際の使用例など、教科書には載っていないようなリアルな情報を教えてくれる可能性が高いです。
ペラペラに話す能力は、生徒が抱える疑問にもすぐに対応し、的確な指導を行ってもらうために大切な要素です。

②生徒を英語ペラペラに指導した経験がある人

教師自身が英語をペラペラに話すだけでなく、生徒への教育の経験が豊富な人から学ぶことは非常に重要です。
生徒を英語ペラペラにした経験があるということは、指導法が確立されており生徒自身がが実践しやすいノウハウを持っているということです。

そのような教師は、色々な生徒の現状から目標達成までをサポートしているため、カスタマイズされた指導も可能です。
例えば、初心者から上級者まで、または特定の分野で英語スキルを伸ばしたい生徒へのアプローチ方法を変えることができます。
そのような先生に自分の現状や目標、困っていることについて質問することは間違いなくあなたの英語学習の役に立つはずです。

英会話をネイティブのように話せるようになるためには?

では、英会話をネイティブのように話せるようになるためにはどのようにすれば良いのでしょう?
効果的なアプローチの一部を以下に紹介します。

文法・単語の基礎を固める

英語を学ぶ際、最初のステップは基本的な文法と単語の習得です。
文法と単語の土台があってこそ、ネイティブが使う単語やフレーズもよく頭に入ってくるのです。

自信のない方は、中学レベルの文法や単語だけでもおさらいしておきましょう。
特に、英語の動詞の時制や前置詞の使い方、語順など、日常会話で頻繁に使う部分を重点的に学ぶことが大切です。

発音練習は音学習をする

英語学習で単語と文法の他に重要な要素は英語の発音です。
特にスピーキングを中心に行いたい場合、発音をマスターしていないとコミュニケーションが難しくなってしまいます。

各音の発音方法や強弱、リズムを学ぶ「音学習」は、ネイティブと変わらない発音を目指す上で欠かせない要素です。
日本語には存在しない英語の母音や子音、喉の奥から発音すること等、学ぶべきことはいくつかあります。
練習方法としては、ネイティブの英語をそのままリピートするリプロダクションの方法が有効です。

発音の音学習については、詳しく解説している記事がありますのでそちらをご覧ください。

アウトプット重視でトレーニングする

英語の学習において、覚えた単語や表現アウトプットすることはとても大切です。
実際に話すことで、記憶が強化されるだけではなく、間違っていた時にすぐに改善することができます。

独学をしている方も、独り言でも良いので実際に声に出してみることもアウトプットの一つです。
オンライン英会話を利用されている方は、レッスンで覚えた表現を忘れないうちに使うことを心がけることが重要です。

英語に限らず言語は使って価値を発揮するものなので、たくさんのアウトプットを積み重ねましょう!

英語を英語のまま理解できるレベルにする

次のステップとして、英語を耳にした瞬間に、頭の中で日本語に翻訳してから理解するのではなく、最初から英語のまま理解するということがとても大切です。
翻訳することなく直感的に英語を理解する能力は、会話の中で素早い反応を求められる場面で非常に役立ちます。

このスキルは、「英語フレーズをどれだけ多く暗記しているか」にかかっています。
例えば、”Nice to meet you””というフレーズが聞こえてきたとして、「え〜と、あなたに会えて嬉しい…だから…初めましての挨拶?」と考える人は少ないかと思います。
そのまま英語として理解している人がほとんどではないでしょうか?
その理由は、””Nice to meet you””という表現を既に何度も習っているので、反復練習が自然にできている状態となっているのです。

多くの英語フレーズが”Nice to meet you””と同じレベルまで即座に理解できるようになったら、それは大きな武器になるでしょう!

海外の文化やセンスも知る

どの語学にも言えることですが、言語だけをマスターしたからと言って、ペラペラになれるわけではありません。
言語はその国の文化や歴史と深く結びついています。そのため、英語を真にマスターしたと言えるためには、その国の文化や歴史、宗教などを知っておく必要があります

海外のSNSを見たり、海外ドラマを字幕で見たりすること、海外の料理を作ったりすることで、その国の文化やセンスに触れることができます。
言葉だけでなく文化や価値観も学ぶことで、よりネイティブとの深いコミュニケーションが可能になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、ネイティブがよく使う単語やフレーズをお伝えしました。
実際にネイティブが使う単語を覚えることで、より会話が弾むのでぜひ使ってみてくださいね。
また、ここで紹介した以外にも様々な表現があるので、是非楽しんで覚えてください!

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