【最新】英語のスラング80選&すぐに使えるフレーズ表現をご紹介
ネイティブのように、ナチュラルでカジュアルな印象の英語を話したい…。
そんな人におすすめなのが、英会話にスラングを取り入れることです。
スラングを上手に取り入れることで、相手にこなれた印象を与えることができますよ。
一方でスラングは使い方を間違うと、トラブルの元にもなります。
今回は
- スラングとは何か
- スラングを使うときの注意点
- シーン別のスラング
をご紹介します。
TPOに合ったスラングを使いこなし、ネイティブのような英語が話せるようになりましょう!
スラングとは?
スラングは特定の年代や集団、地域のみで使われる、非公式な言葉や表現を言います。
基本的にカジュアルな状況の中で使われることが多いです。
スラングは時間とともに変化し、新しい言葉やフレーズが登場することがあります。
スラングは使い方によっては軋轢を生む場合もありますが、上手に使うことでリラックスした雰囲気にすることが可能です。
ぜひ適切にスラングを取り入れて、親しみを感じてもらえるコミュニケーションが取れるようになっていきましょう。
スラングを使うときの注意点
スラングと一言で言っても、ポジティブなものもあれば攻撃的なものもあります。
そのためポイントを抑えて使わないと、トラブルの元になってしまうこともあります。
まずはスラングを使うときの注意点を確認していきましょう。
意味やニュアンスを理解して使う
スラングを使うときは意味を理解するだけではなく、ニュアンスもきっちりと把握してから使いましょう。
自分としてはポジティブな意味でスラング使ったつもりなのに、違った捉え方をされ相手を不愉快にさせてしまった…というのはよくある話しです。
そのスラングが使われている映画のシーンなどをしっかりとチェックし、どのような状況でどんな風に用いられているのか理解していきましょう。
意味はわかってもニュアンスまでは自信がない…。
そんなときはスラングは使わないほうが無難です。
あるいは親しいネイティブの友達に限定してスラングを使ってみて、失礼になっていないか聞いてみるなどもおすすめです。
また同じスラングであっても、国によっては受け取り方が変わる場合もあります。
まずはそのスラングの使い方をしっかりと把握してからスラングを使うようにしていきましょう。
汚いスラングは基本的に使わない
スラングの中には汚い言葉も多いです。
カジュアルな会話では汚いスラングもよく使われているのを目にしますが、よほどの信頼関係がない限り汚いスラングは使わない方が無難です。
その場では何も言われなかったとしても、心の中では無礼な人、近寄りたくない人と思われているかもしれません。
汚いスラングを使って得られるものはありません。
汚いスラングは基本的に使わないようにしましょう。
挨拶の英語スラング
まずは挨拶で使える英語スラングをご紹介します。
1.Howdy!
意味:やあ、よう
使い方:Howdy!mate(よう、元気?)
HowdyはHow do you do?の短縮系です。
多くの英語圏の国でかなり一般的な挨拶であり、若い人だけではなく中年男性など幅広い層で使われています。
2.What’s up?
意味:最近どう?
使い方:Hey, what’s up?(やあ、最近どう?)
.What’s up?はHow are you?の代わりに使えます。
これもかなり一般的なスラングで、Hiと同じような感覚で使われることも多いです。
これに対する返答には以下のようなものがあります。
会話①
A:Hey, what’s up?(やあ、最近どう?)
B:what’s up?(やあ)
会話②
A:Hey, what’s up?(やあ、最近どう?)
B:Nothing much.(普通だよ)
①の会話のようにwhat’s up?にwhat’s up?で返すことも多く、本来の「最近どう?」という意味が薄れ、単なる「やあ」と同じレベルで使われていることがわかりますね。
3.Hey guys
意味:やあ、みんな
使い方:Hey guys.What’s new?(やあ、みんな。最近どうよ?)
複数人に呼びかけるときにつかうスラングです。
パーティーに顔をだしたときや、友達との集まりなど、様々な場面で使えます。
Youtubeチャンネルなどを見ていても、始まりの挨拶にHey guys.を使う人は非常に多いですね。
カジュアルな場面で幅広く使える表現です。
4.Hey ya’ll
意味:やあ、みんな
使い方:Hey ya’ll!How’s it going?(やあ、みんな。調子はどう?)
Hey ya’llは上記Hey guysとほぼ同じです。
「ya’ll」は「you all」の省略形であり、アメリカ南部の多くの州で使われます。
それ以外の場所ではあまり一般的ではないため、Hey guysを使った方が無難でしょう。
5.Sup?
意味:最近どう?
使い方:Mike!Sup?(マイク!最近どうよ?)
Sup?はWhat’s up?の音の一部を簡略した表現で、What’s up?と同じ意味を持ちます。
若い人たちが使っていることが多いです。
攻撃的な表現ではまったくありませんがかなりカジュアルではあるため、年上やあまり知らない人との表現は使わないようにしましょう。
6.Later / Laters
意味:またね。
使い方:I’ve gotta go to work. Later! (仕事に行かなくちゃ。またね)
「see you later」のスラング的な言い回しで、10代の若者の間でよく使われています。
非常にカジュアルで、十分によく知っている人との間でのみ使用した方がよいでしょう。
会話例
A: Hey, I’m heading out.(ねえ、出かけるね。)
B:Cool, catch you later!(いいね。またね!)
A:Sure thing, laters!(わかった、じゃあね!)
7.I gotta jet
意味:行かなくちゃ。
使い方:I gotta jet a bit early though. Got an appointment at 5.(ちょっと速いけど行かなくちゃ。5時に約束があるんだ。)
「I gotta」は「I have to」の短縮形、「jet」は「急ぐ」や「立ち去る」の意味です。
つまり「I gotta jet」は、「私は急がないといけない」「私は立ち去らないといけない」といった意味になります。
友達や同僚とのカジュアルな会話や状況でよく使われます。
8.Peace out / Peace
意味:じゃあね
使い方:I’m heading to job. Peace! (仕事に向かっているよ。じゃあね)
peace/peace outは、単語そのものの意味は「平和で」といったものになります。
カジュアルな別れの言い回しとして1990年代に流行していました。
今でも一部の年配の人たちが使っています。
若干古臭く聞こえる点は留意しておきましょう。
9.I’m out / I’m out of here
意味:行ってくる
使い方:I’m heading to job. Peace! (仕事に向かっているよ。じゃあね)
これは友達の間でのみ使用すべきカジュアルな「行ってくる」の表現です。
“”Out of”” はしばしば “”outta”” と綴られ、発音されます。
会話例
A:Hey, it was great hanging out with you, but I gotta run.(ねえ、一緒にいるの楽しかったけど、もう行かなきゃ。)
B:No worries! Catch you later.(いいよ、またね)
A:Yeah, for sure. I’m out.See ya(うん、もちろん。行ってくる。またね)
B:See you! Take care!(またね。気を付けて)
10.It’s been real
意味:とても楽しかった
使い方:It’s been real…but it’s time to go!(とても楽しかった。もう行かなくちゃ…。)
It’s been realの文字通りの意味は「それは本物でした」といったところでしょうか。
カジュアルでフレンドリーな挨拶で、別れ際に使えます。
一緒に過ごした時間や経験に感謝や満足を表すことができます。
11.Catch ya on the flip side
意味:また後で会おう
使い方:Catch ya on the flip side,Josh!(また後で会おう、ジョシュ!)
“”Catch ya on the flip side”” は、別れ際の軽い挨拶で、「また後で会おう」といった意味合いがあります。
flip sideは通常アナログの音楽メディア(レコードなど)で裏面を指す言葉ですが、ここでは比喩的に「後で」という意味で使われています。
“”Ya”” は “”you”” の俗語表現です。
返事するときの英語スラング
適切なスラングを交えて返事をすることで、リラックスした雰囲気を作り出すことができます。
返事をするときの英語スラングをご紹介します。
12.Awesome
意味:すごい
使い方:Awesome!You did it!(すごい!やりきったね!)
話相手がなにか目標を達成した時などの返事にぴったりの表現です。
幅広いシーンに使えます。
13.Cool
意味:いいね
使い方:Cool! Let’s do it(いいね。やってみよう)
coolは「冷たい」という意味ですが、日常会話では「かっこいい」「いいね」といったポジティブな意味合いで使われます。
年代問わずよく使われる表現です。
14.Nope / Nah
意味:いいえ、ううん
使い方:Nope, not yet(ううん。まだだよ)
Noの口語的カジュアルな表現です。
友達間での会話などによく使われます。
日常生活でよく使う英語スラング
日常生活でよく使う英語スラングです。
15.My bad!
意味:ごめん
使い方:Ran out of time… My bad.(時間がなかったんだ…。ごめん。)
“”My bad!”” は、間違いを認めたり謝罪したりする際に使われる口語表現です。
くつろいだ雰囲気でのやりとりや友達とのコミュニケーションでよく使われます。
会話例
A:Hey, you were supposed to pick up milk on your way home.(ねえ、家へ変えるときミルクを買う予定じゃなかった?)
B:Oops, my bad! I totally forgot. I’ll grab it on my way back from work, okay?(アッ!ごめん。完全に忘れていたよ。仕事からの帰りに買ってくるよ。)
16.I can’t even
意味:信じられない・我慢できない
使い方:Cindy’s dating Brad?! I can’t even. (シンディーがブラッドとデートしてるって⁉信じられない。)
I can’t evenは特定の状況に対して驚き、怒り、喜び、失望などで言葉にならないほど感情が高まっていることを表す表現です。
文の前後関係により、ポジティブにもネガティブにもなります。
17.Hyped
意味:ハイ
使い方:I was hyped up because it was such a nice game.(すごくいいゲームで、超興奮したよ。)
Hypedは興奮しすぎて、休むことや落ち着くことができない状態を指します。
日本語のハイに近いです。
状況により、良い意味にも悪い意味にもなります。
18.Dude
意味:おい
使い方:Dude! So, like, what’s up?(おい!何してんの?)
“”Dude””はアメリカでよく使われるスラングです。
「Dude」は決して軽蔑的や無礼な表現ではありませんが、公式な場での使用には適していません。
もともとは男性を指す言葉だったこともあり、現在も一般的には男性同士の間での挨拶に使われています。
女性に対しても軽い口調で使われることがありますが、トラブルにならないように関係性や状況をしっかりと判断して使いましょう。
19.Nuts
意味:気が狂っている・馬鹿
使い方:Your friend is going nuts.(あなたの友達は狂ってるよ。)
Nutsは気が狂っている・馬鹿といった意味を持ちます。
日本語で使われる「クレイジー」に近いと考えて大丈夫です。
ネガティブな意味で使われる場合も、ポジティブに使われる場合もあります。
例えば以下の例文では、nutsはポジティブな意味合いです。
Man, that concert was nuts! The energy, the crowd – everything was just crazy.
(ねえ、あのコンサートは最高だったね!エネルギーも、観客も、すべてがすごかったよ。)
また「とても」という意味合いで、crazyを使うことがあります。
Maya is a crazy good musician(マヤは超すごい音楽家だ。)
20.No worries
意味:心配しないで・大丈夫
使い方:No worries.It can happen.(大丈夫。起こり得ることだよ)
No worriesは特にオーストラリアやニュージーランドでよく使われる表現です。
文字通り「心配しないで」という意味にもなりますし、大丈夫や問題ないという意味で使われることもあります。
また下記の会話例のように「どういたしまして」になることもあります。
A:Thanks mate!(ありがとう!)
B:No worries mate.(どういたしまして。)
21.Catch some Z’s
意味:眠る
使い方:I’m going to head home and catch some Z’s before the evening plans.(仕事が長かったので、家に帰ってから少し寝てから夕方の予定に備えるつもりだ。)
Zはいびきなど寝ているときの音を意味します。
漫画などでも寝ているときの効果音としてzzzというものがありますが、それと同じです。
Zを捉えるという表現で、寝るや昼寝をするという意味になります。
特にアメリカでよく使われる表現です。
22.Piece of cake
意味:簡単
使い方:This test is going to be a piece of cake for you.(このテストはあなたにとって簡単だよ)
“”Piece of cake””は、何かが非常に簡単であることを指す表現です。
特に課題や仕事が容易である場合に使用されます。
23.hit the hay / sack
意味:寝る
使い方:I’m tired, I’m going to hit the hay.(疲れているから、寝るよ。)
「Hit the hay」と「hit the sack」は、どちらも寝るという意味で使われる表現であり、ほぼ同じです。
これらのスラングはアメリカでよく使われており、日常的な言い回しです。
どちらも非常にカジュアルな表現で、友達や家族との会話でよく使われます。
会話例
A:Hey, how was your day at work?(ねえ、仕事はどうだった?)
B:Oh, it was so busy. I’m exhausted. I think I’m going to hit the hay early tonight.(ああ、忙しかったよ。くたくただ。今夜は早く寝ようと思うんだ。)
A:Yeah, it sounds like you need some rest. Take it easy and get a good night’s sleep.(そうだね、休息が必要そうだね。リラックスして、良い夜の睡眠をとってね。)
24.It’s giving
意味:いいね(~みたい)
使い方:It’s giving K-pop star vibes.(K-popスターみたい)
“”It’s giving””は、「いいね」や「雰囲気があるね」のようなポジティブな意味合いをもっています。
主に特定の雰囲気や感じ、スタイルを強調する際に使います。
またIt’s giving ~vibesで、~みたいとカジュアルに言い換えることも可能です。
25.Salty
意味:過剰反応する
使い方:My father got so salty after I didn’t text back.(私の父は、私が返信しなかった後とても不機嫌になりました。
日本でも「塩対応」なんていう言葉がありますが、英語のsaltyもそれに少し近いです。
誰かが怨みっぽい、苦い、またはイライラした態度や表現をしている様子を指すのに使われます。
会話例
A:Hey, I gave some honest feedback on his project, and now he’s all salty about it.(ねえ、彼のプロジェクトについて率直なフィードバックをしたら、今彼、すごく腹を立ててるんだ。)
B:Really? People need to learn how to handle constructive criticism without getting all salty.(本当に?建設的な批評を受け入れる方法を学ぶべきだよね、そんなに腹を立てる必要ないのに。)
26.That’s rad
意味:とても良い
使い方:Your new skateboard tricks are absolutely rad!(君の新しいスケートボードのトリック、めちゃくちゃカッコいい!)
“”Rad””は””radical””(ラディカル)の略です。
素晴らしい、すごい、カッコいいなどの意味で使われます。
特に80年代から90年代のスケーターやサーファーのサブカルチャーで広く使われ、その後も一般的なスラングとして使用されています。
特にアメリカで使用されることが多いです。
SNSやチャットでよく使うスラング
SNSやチャットといったネット空間で使われるスラングは、日常会話で使われるスラングよりもはるかに流行り廃りが速いです。
最近のネット空間でよく使われる表現をご紹介します。
27.slay
意味:最高
使い方:Adel slays in her performances!(アデルのパフォーマンスは最高!)
slay本来の意味は、「切り殺す」という動詞です。
ネット掲示板などでは、誰かが何かを非常に上手にやっていることに感銘を受けているという意味で非常によく使われます。
会話例
A:Wow, the talent show was amazing last night!(ねえ、昨夜のタレントショーすごかったね!)
B:Right? Did you see Sarah? She slayed that performance!(そうだよね?サラ見た?あのパフォーマンス凄かったよね!)
A: Absolutely! Her singing was on point. I was blown away.(もちろん!彼女の歌唱力が素晴らしかった。感動したよ。)
28.GOAT
意味:史上最高
使い方:EMINEM is GOAT!(エミネムは史上最高!)
GOATは「Greatest of All Time」(史上最高)の略です。
特にスポーツやエンターテインメントの分野で、ある人や物事が史上最高であるという称賛の意味が込められています。
ヤギのgoatと同じ発音なので注意しましょう。
29.Down to Earth
意味:付き合いやすい
使い方:James is probably the most down-to-earth person.(ジェイムスは多分もっとも明るく付き合いやすい人物だ。)
“”Down to Earth”” は元々、地球に近い、地球に接しているといった意味です。
ネットを中心に、転じて謙虚で現実的である、身の丈に合った、高飛車でないといった意味で使われることが多くあります。
この表現は人物や性格の特徴を形容する際に使われ、地に足の着いた、堅実なといったニュアンスを含んでいます。
30.Tea
意味:ゴシップ・噂話
使い方:What’s the tea?(なにかゴシップある?)
この場合のteaはゴシップや最新情報を指します。
「spill the tea!」というように使われることが多いです。
SNSやチャットでよく使われる表現です。
会話例
A:Hey, have you heard about the party this weekend?(ねえ、今週末のパーティーのこと聞いた?)
B:No, spill the tea! What’s happening?(ううん。さっさと教えて!何が起こるの?)
A:Well, rumor has it that there will be some surprise guests and a live band.(まあ、うわさではサプライズゲストとライブバンドが出るって言われてるよ)
31.Bail
意味:キャンセル
使い方:I gotta bail on you guys(君たちとのことはキャンセルしなきゃ)
bailは「保釈」という意味です。
転じてどこかへ行く、キャンセルするといった意味で使われます。
ネットでは配信を中止にするときや、ゲームでの共同プレイをキャンセルするときに使われることも多いです。
32.Wack
意味:退屈
使い方:The game was wack.(あのゲームは退屈だったよ。)
“”Whack””(または “”wack””)の元々の意味は、「強打する」や「叩く」といった動詞です。
ネットでは期待を下回るものやつまらないものを指します。
ネット空間はもちろん、日常的な会話にも時々登場するスラングです。
33.Stan
意味:極めて熱狂的で献身的なファン
使い方:Taylor Swift has a powerful stan following.(テイラースウィフトは熱狂的なファンがいる。)
この言葉は、アメリカのラッパー・エミネム(Eminem)の2000年のアルバムに収められた曲「Stan」で初めて使われました
今では「極めて熱狂的で献身的なファン」を指す言葉になっています。
音楽だけではなくゲームやスポーツなどにも使われ、ネット上のセレブのファンコミュニティーなどの間で頻出の単語です。
34.Balling / Ballin’
意味:贅沢な生活・豪華で派手
使い方:After signing the lucrative contract, he started balling.(高額な契約にサインした後、彼は贅沢な生活を始めた。)
Post Maloneの「White Iverson」などのアメリカのポップソングで耳にしたことがあるかもしれませんね。
曲中では「When I started ballin’ I was young」と歌われています。
カジュアルな会話やネット上では、豪華で派手、あるいは贅沢な生活を送り、特にパーティー中に自由にお金を使うことを意味しています。
会話例
A:Hey, have you seen Jake lately?(ねえ、最近のジェイクのこと聞いた?)
B:Yeah, he’s been balling since he landed that new job.(うん。新しい仕事をゲットしてから贅沢してるよ)
A:Really? What’s he been up to?(本当?どんな感じなの?)
35.Chill / chill out
意味:落ち着き
使い方:Hey guys, chill out.(みんな落ち着こうよ。)
“”Chill out”” の文字通りの意味は、「冷える」や「冷たくなる」などです。
しかし主にスラングとして用いられ、ネット的にはくつろぐ・リラックスするといった意味合いで広く使われています。
36.Dead
意味:うそだ。信じられない
使い方:You must be joking. Dead!(冗談でしょう。信じられない)
deadは「死」を意味する単語です。
しかしSNSや日常会話では、死ぬほど驚いた、死ぬほどびっくりして信じられない…といった、非常に大きな驚きや疑いを表現するものとして使われています
前後の文章が無く、ただびっくりしたと同じ意味で「Dead!」と叫ぶときもあります。
37.BAE
意味:最愛の人
使い方:Hi bae, thinking about you.(最愛の人、あなたのことを考えているよ)
BAEはbefore anyone elseの略です。
直訳すると「誰よりも前に」となり、転じてもっとも大切な人を指す言葉になりました。
SNSでの恋人同士などの写真説明に使われることも多いです。
会話例①
Spending Sunday cuddled up with BAE.(日曜日は最愛の人と一緒にくつろいで過ごす)
会話例②
Just had the best date with BAE.(最愛の人と最高のデートをしたばかり。)
よく見かける名詞の英語スラング
日常会話では、物の名前などにもスラングがよく用いられています。
よく見かける名詞の英語スラングをご紹介します。
38.Bucks
意味:お金・ドル
使い方:I don’t have enough bucks to buy that fancy gadget.(あの高級なガジェットを買うにはお金が足りないんだ。)
bucksはドルをさす表現です。
北米はもちろん、オーストラリアなどでも広く使われています。
39.Crib
意味:自宅・住居
使い方:I’ll meet you at my crib after the game.(ゲームの後、僕の家で会おうね。)
cribはもともと寝床やベビーベッドを指す言葉でしたが、現在は日常会話中で自宅や住居といった意味で使われることも多いです。
40.Gig
意味:仕事・イベント
使い方:I have a gig at the club tonight, playing with my band.(今夜クラブでイベントがあって、バンドと一緒に演奏するんだ。)
gigは仕事やイベントといった意味合いで使われます。
エンターテイメント関係のものに用いられることが多いです。
41.Ride
意味:車
使い方:I’ll pick you up in my ride.(君を俺の車で迎えに行くよ。)
rideは動詞で「乗る」ですが、「車」という意味のスラングにもなります。
上記の使い方のように、carのかわりにrideが使われます。
42.Grub
意味:食事・食べ物
使い方:Let’s grab some grub before the movie.(映画の前にちょっと食べ物をつまもうよ。)
grubは食べ物を意味するスラングです。
料理の種類に関係なく、カジュアルに表現するときに使われます。
43.Crew
意味:仲間・グループ
使い方:I’m hanging out with my crew this weekend.(今週末は仲間と遊ぶつもりだよ。)
crewは「乗組員・乗務員」を意味します。
しかし日常英会話においては、スラング的に仲間・グループといった広い意味合いで使われることが多々あります。
44.Kicks
意味:スニーカー
使い方:I got a fresh pair of kicks for the party.(パーティー用に新しいスニーカーを手に入れたんだ。)
kicks=Sneakersですが、若い人たちはSneakersにかわり響きの良さからkicksを用いることが多いです。
常に複数形で用いられます。
45.Swipe
意味:クレジットカード・デビットカードなど
使い方:I’ll pay with my swipe; don’t worry about it.(カードで払うから心配しないで。)
swipeの元々の意味には「読み取り機に通す」「(スマホなどを)指でさっと動かす」といったものがあります。
このうち前者の意味が、クレジットカードなどの読み取り機を通すもの全般に変わり、スラングとして日常会話で使われるようになりました。
46.Clout
意味:人気者・影響力
使い方:Her social media presence gives her a lot of clout in the fashion industry.(彼女のソーシャルメディアの存在感は、ファッション業界で多くの影響力を持っています。)
cloutは「強く叩く」といった意味を持つ動詞です。
何かを叩く→スラング的に何かに影響を与えるという意味になり、影響力を持つ人や影響力そのものを指すようになりました。
47.Cap
意味:嘘・冗談
使い方:Don’t listen to him; he’s capping.(彼の言っていることは信じないで。彼はうそをついているよ。)
cap自体は嘘や冗談といういみになりますが、否定形を付け「no cap!」とすることで「マジで!」といったような意味でも使えます。
よく見かける形容詞の英語スラング
形容詞も名詞と同様、日常会話でスラングとして用いられるものがあります。
よく見かける形容詞の英語スラングをご紹介します。
48.Lit
意味:エキサイティングで楽しい
使い方:The concert was so lit last night!(昨夜のコンサートは最高に盛り上がっていた!)
litはlight(=火がつく・火を灯す)の過去形です。
コンサートやライブといったものの楽しさを表すときによく使われるスラングです。
またShe is litのように人に対して使うと「彼女は最高」といった意味になったりもします。
49.Sick
意味:素晴らしい・クール
使い方:That new skateboard trick you did was sick!(君がやった新しいスケートボードのトリック、すごかったね!)
sickといえば病気といった意味合いがありますが、一般の会話の中でsickというと最高!やすごいといったポジティブなスラングになります。
50.Dope
意味:素晴らしい・最高
使い方:Those sneakers are dope; where did you get them?(そのスニーカー、すごくかっこいいね。どこで手に入れたの?)
dopeはdoping(ドーピング)に由来する、麻薬などを意味する言葉です。
しかし日常英会話の中では、スラング的にポジティブな意味として使われます。
51.Fly
意味:おしゃれ・イケてる
使い方:You’re looking fly in that new outfit.(その新しい服、着こなしも素敵だね。)
flyはハエや飛ぶを意味する言葉ですが、カジュアルな会話中ではイケているという意味にもなります。
52.Lame
意味: つまらない・面白くない
使い方:The movie we watched was kind of lame.(今日観た映画、ちょっとつまらなかったかな。)
lameはイケてない、ダサいを表すのに非常によく使われるスラングです。
ファッションはもちろん、行動など様々な状況に使うことができます。
53.Meh
意味: 普通・どうでもいい
使い方:The movie was just meh; I expected more.(その映画、普通だったよ。もっと期待してたんだけどね)
Mehは幅広い層に使われるスラングです。
Meh,whatever.と使えば、心底どうでも良いことを表現することができます。
54.Boring AF
意味: 退屈極まりない
使い方:The lecture was boring AF; I almost fell asleep.(その講義、超つまらなかった。寝そうになるぐらいだったよ。)
AFはalmost fell asleepの略です
boringにつなげることで、とてもつまらなかったことを表現します。
55.Cheesy
意味:安っぽい・陳腐な
使い方:The movie’s plot was so cheesy; I couldn’t take it seriously.(その映画のプロット、すごく安っぽかった。真剣に受け取れなかったよ。)
cheesyはイギリスで特によく使われるスラングです。
洋服や行動など、様々な状況に使うことができます。
56.Legit
意味:ガチな・本物の
使い方:His excuse didn’t sound legit at all.(彼の言い訳、全然ガチっぽくなかったよ。)
Legitはlegitimate(=本物の・質が高い)の略です。
若者によく使われるスラングで、日本語で言うなら「ガチの」といった意味になります。
57.boujee
意味:豪華で高級な
使い方:She always stays at boujee hotels when she travels.(彼女は旅行するときいつも高級なホテルに泊まる)
“”Boujee””は、一般的に「ブージー」と発音され、洗練された、高級な、贅沢なといった意味を持つスラングです。
ハイクラスな印象を持たせる人を意味するときもあります。
短縮形の英語スラング
テキストメッセージなどでは、アルファベット3文字あるいは4文字で表される短縮形・略語形の英語スラングもよく使われます。
知らないままだと、文章を理解できないことも多いもの。
上手に使うことで素早く返信ができるようになりますし、ぜひ覚えてしまいましょう。
58.LOL:Laugh Out Loud(大笑い)
59.BRB:Be Right Back(すぐ戻る)
60.OMG:Oh My God(まさか、信じられない)
61.TTYL:Talk To You Later(後で話そう)
62.FYI:For Your Information(参考までに)
63.BTW:By The Way(ところで、ちなみに)
64.GTG:Got To Go(行かなきゃ)
65.IDK:I Don’t Know(知らない)
66.IMO/IMHO:In My Opinion/In My Humble Opinion(私の意見として/私の謙虚な意見として)
67.SMH:Shaking My Head(首を振っている)
68.YOLO:You Only Live Once(人生は一度きり)
69.FOMO:Fear Of Missing Out(何かを見逃すことへの恐れ)
70.ROFL:Rolling On the Floor Laughing(床を転がって笑っている)
71.JK:Just Kidding(冗談)
72.NSFW:Not Safe For Work(仕事中には不適切)
73.DIY:Do It Yourself(自分でやってみる)
74.TMI:Too Much Information(情報過多)
75.AMA:Ask Me Anything(何でも聞いて)
汚い英語スラング
暴力シーンなどが含まれる映画などを見ていると、かなり汚い英語スラングがたくさんでてきます。
実際に使うことはおすすめできませんが、知識としてよく使われる汚い英語スラングも覚えておきましょう。
76.Fuck
意味:糞
使い方:Fuck off!(糞が!)
映画などでもよく聞く「fuck」
基本的に相手を侮辱したりするときに使われます。
しかし前後関係によっては「超すごい」といった良い意味で使われたり、副詞的に「とても」の意味で「fuckin cool(めちゃくちゃカッコいい)」のように使われたりすることも多いです。
人によっては日常的に使う語句ではありますが、相手に不愉快な気分にさせたくないのであれば使わない方が良いでしょう。
77.Piss off
意味:ムカつく
使い方:Daniel, you’re a jerk! Piss off!(ダニエル、お前は嫌な奴だ。ムカつく!)
上記fuck offよりもマイルドな言い方がpiss offです。
ただしpiss offも相手を怒らせたり不快にさせる侮辱的な表現であるため、使う際には注意が必要です。
78.cunt
意味:めちゃくちゃ嫌な奴
使い方:Fuckin cunt!(糞ったれの嫌なやつ)
cuntは女性器のことです。
特に女性を侮辱する罵倒表現で、非常に攻撃的な印象を与えます。
絶対に使うのはやめましょう。
79.shit
意味:糞
使い方:Oh, shit!(しまった)
fuckと同じくドラマや映画で非常によく聞くスラングです。
日常会話でも若者の間などではよく使われますが、やはり下品であることに変わりはないので避けた方が良いでしょう。
80.Asshole
意味:最悪なやつ
使い方:You are fuckin asshole!(お前は糞ったれの最悪なやつだ)
assholeは肛門のことです。
横柄な人間などをさすスラングとして使われます。
まとめ
スラングは上手に使うことで、リラックスした雰囲気を作り出すことができ、円滑なコミュニケーションに役立ちます。
またこなれた印象を与えることもできるのもポイントです。
今回ご紹介したスラングを使うときに気を付けるポイントや、シーン別のスラング表現などを参考に、スラングを上手に英会話に取り入れていきましょう。
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